自分がいやになっちゃう
ティップス
やめたいのにやめられない……
20代社会人がやめたい習慣は?
社会人になってから、いろいろと変えていきたと思うものはありますが、あわせて「この習慣をやめようかな……」と考えていることはありませんか?
この記事では「20代社会人がやめたい習慣」について、よくありそうな習慣や、習慣を手放すためにできることをご紹介します。
この習慣、やめたいのにな……

「やめたい」って思っているのになかなやめられない……。
頭では分かっているのに、気づけばまた同じことを繰り返してしまう。からだに染み付いていてなかなか抜け出せない。これまで続けていた習慣を断ち切ることは、本当にむずかしいとつくづく思いますよね。
「今日こそやめよう!」そう決意しても、いつの間にか元通り……。自分の意志が弱いのでは?とすら感じてしまう。
でも、やめられないのは自分だけではないのでご安心を。
習慣は「無意識で行っていること」で、日常の食事や歯磨きと同じように自分の中に組み込まれているものです。
では、20代社会人はどのような習慣を「やめたい」と感じているのでしょうか。
たとえば、こんな習慣をやめたいな
夜更かしをしてしまう
休日の前の晩は、ついつい夜更かしをしてしまう。スマホや動画を見続けて、気づけば深夜0時をまわっている….…。翌日は、案の定遅くまで寝てしまい「早く寝ておけばよかった……」と後悔してしまう。そんな繰り返しをやめたいと思っている20代の社会人は多いかもしれません。翌日が休みだと、すぐに眠るのがなんだかもったいない気持ちも分かります……。
スマホをダラダラと見てしまう
就寝前や仕事の休憩中、電車の移動時間など何気ない時間にすぐ見てしまうスマホ。特に用事もないのに、とりあえずSNSを開いて友人が何をしているのか気にしたり、ショート動画を立て続けに視聴していたら、いつの間にか1時間経っていた……なんて経験をした方も多いのではないでしょうか。
コンビニで無駄遣いをしてしまう
必要なものだけでなく、つい余計なものまで買ってしまう……。お菓子やジュース、買わなくていいものを買い続けた結果、出費がかさみ「なんでこんなに使ってしまったんだろう……」と後悔してしまう。気になる商品がたくさん並んでいるので、ついつい手が伸びてしまいますよね。
休日にだらだらと過ごしてしまう
「充実した休日を過ごそう!」と思っていたのに、YouTubeやNetflixを観ていたらいつの間にか一日が終わっていた……。日曜日の夜になって「もっと充実した休日を過ごしたらよかった」と悔やんでしまう。だらだらと過ごしてしまうのも、変えていきたい習慣のひとつですよね。
運動や資格の勉強をはじめても続かない
「運動不足解消のために」「スキルアップのために」と、運動や資格の勉強をはじめてみるはいいものの、なかなか続かずにいつの間にかやめていた。せっかくはじめたいい習慣なのに、三日坊主で終わってしまう。そんな習慣もやめたいことかもしれません
外食やデリバリーに頼る習慣
外食やデリバリーはお金がかかり、かつ栄養面でも偏ってしまうから「自炊をがんばろう!」と思っていても、外食やデリバリーの手軽さやおいしさに抜け出せず、ずるずる利用してしまう。自炊をすればお金も浮いて健康面でもいいと分かっているのに……。
ご紹介した「やめたい習慣」のなかに、心当たりのある習慣はありましたか?
やめたい気持ちはあるのに、すぐにやめるのはなかなかむずかしい習慣。どのようにすれば、やめたい習慣を手放すことができるのでしょうか。
習慣を手放すために、
ためしたいこと

別のものに置き換える
(代わりの行動を決める)
やめたいと思っている習慣を「別のものに置き換える」ことを試してみましょう。
例えば、通勤電車でだらだらとスマホを見てしまうのをやめて、読書の時間に充ててみるなど。「これからやっていきたい習慣」に置き換える工夫を取り入れてみましょう。
小さく始める
いきなり大きく習慣を変えても負荷が大きく、結局続かないという人がほとんどだと思います。まずは「小さく始める」ことを意識しましょう。
先ほどお伝えしたように、電車の移動時間の過ごし方を変えてみることや、夜更かしをしてしまうなら、まずは30分だけ早く寝るなど「無理のない範囲から」取り組んでみましょう。
環境を変える
習慣は環境に大きく影響されます。やめたいと感じている習慣を行わないように、やめたい行動をしづらい環境を作ることもひとつの手段として効果的かもしれません。
スマホをダラダラとさわってしまう人は、スクリーンタイムを設定して制限時間を設けることや、寝る前のスマホをやめたい人は、寝る1時間前にスマホを目のつかない場所に配置するなどをためしてみましょう。
周りに宣言する
やめたい習慣を決めていざ取り組んでみても、なかなか続かないという方におすすめなのが「周りの人に宣言する」ことです。周りに宣言することで、後に引けない状況をつくって継続できるようにしてみましょう。禁煙や禁酒などに取り組んでいる人が実践しているイメージがありますよね。
完璧を求めすぎない
どの習慣においても、完璧を求めすぎると「できない自分」を感じて、諦めてしまうかもしれません。運動や資格の勉強、自炊なども完璧を求めすぎると続かないことがほとんどです。完璧を求めすぎず、まずは「取り組むこと」に注力しましょう。意識を変えて取り入れているだけで、充分すごいことだと思います。
やめたいのにやめられない習慣は、だれでもあるのではないでしょうか?
「この習慣をやめたい!」と思った時が変わり時です。
無理のない範囲で、明日から意識して取り組んでみましょう。
STAFF
text:Yudai Mino
illustration:トモマツユキ