誰かと約束をしていて、せっかく予定を空けておいたのに、ドタキャンされてむかついた……そんな経験はありませんか？

とはいえ、本人には言えないし、この気持ちはどうしたらいいんだろう……と悩んでしまうかもしれません。

この記事では、どんな人がドタキャンしやすいのか一緒に考えたあと、ドタキャンされてむかつく気持ちへの対処方法をご提案します。

遊ぶ予定をドタキャンされた……

ある週末、Aさんは駅前で待ち合わせをしていました。相手は会社の先輩Dさん。プロジェクトで仕事をするうちに、趣味が似ているとわかって親しくなり、ときおり一緒に出かけるようになったのです。

今日はDさんが観たいと話していた映画に行く予定。しかし、集合の30分前に突然ドタキャンされてしまいました。

帰り道に考えるのは今日のドタキャンのこと。楽しみだった気持ちがしぼんでいき、とても虚しくなってしまったAさん。次第に「せっかく予定をあけていたのに……」と腹が立ってきました。「でも、Dさんとの関係を悪くしたくない」と、ムカムカをどう発散すればいいのか悩んでいるようです。

さてここからは、Aさんの心を軽くするために、ドタキャンが多い人の特徴と、むかつく気持ちとの付き合い方をご紹介していきます。みなさんの経験も照らし合わせながら読んでみてくださいね。

ドタキャンが多い人の特徴は？

一口にドタキャンと言っても、体調不良などのやむを得ない理由であれば、多くの人は納得することでしょう。一番いやなのはドタキャン常習犯。繰り返しドタキャンされると、人間関係に悪影響が出てしまいますよね。ここでは、その特徴を3つ取り上げます。

気まぐれ

このタイプの人は、約束をした瞬間は楽しみだったはずなのに、当日になると急にめんどくさくなるという傾向があります。自分視点でしか物事を見ていないため、「めんどくさいけど相手が楽しみにしているから行こう」という考えには至りません。そのときの気分で動きたい性格が裏目に出て、予定が決まっていること自体をストレスを感じるようです。

スケジュール管理が苦手

スケジュール管理が苦手な人は、アプリや手帳に予定を書き忘れ、あとから予定が重なっていると気づくことがあります。そうすると、直前になってミスが判明して約束を断ることに。本人は気をつけているつもりでも、まわりからはドタキャン常習犯と思われてしまいます。

相手を大切にしていない

相手を大切にしていない、つまり軽んじている人は、悲しいことですが一定数います。「仕事相手を大切にしないと会社や自分に不利益があるけれど、プライベートならドタキャンしたって大丈夫」そう思っているのかもしれません。でも、本人は悪気なく振る舞っているため、相手に嫌われると「自分は悪くないのにどうして？」と判断してしまう場合も多いです。

むかつく気持ちとの付き合い方

ドタキャンが多い人のキーワードは「気まぐれ」「スケジュール管理が苦手」「相手を大切にしていない」だとお伝えしました。次は、ドタキャンされてむかつく気持ちへの対処方法を3つご提案します。

別のプランを考えておく

誰かと出かけるとき、特に相手がドタキャン常習犯の場合、事前に別のプランを考えておくのがおすすめです。例えば、Bという場所に行くなら、近隣で気になる場所をピックアップします。カフェや映画館など、ドタキャンされても気持ちを切り替えて楽しめるような予定を考えてみましょう。

ぜいたくなお惣菜を買って帰る

ドタキャンされると、相手に大切にされていないように感じ、ムカムカと悲しさが同時に襲ってきます。そこでおすすめなのが、ぜいたくなお惣菜を買うことです。

予定がなくなったら「お出かけの出費が減った分、いつもよりぜいたくなお惣菜を買える！」と捉えてみましょう。今食べたいものを食べることは「自分の機嫌は自分でとる」につながります。また、美味しいものを食べると、しあわせホルモンと呼ばれるセロトニンが分泌されるといわれていますよ。

相手との付き合い方を見直す

まず、相手がスケジュール管理の苦手な人なら、リマインダーアプリをおすすめしてみるのも一案です。時間を設定するとスマートフォンやメールにリマインドを送信してくれるもので、スケジュール管理に向いていますよ。

また、あまりにもドタキャンが続くようであれば、その人との予定は入れないほうがよいかもしれません。人間関係におけるストレスは、心身の健康に悪影響を及ぼす可能性すらあります。相手との適切な距離感が分かれば、気持ちがらくになるのではないでしょうか。