モチベーションが下がります

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負のオーラがやばい。
ネガティブすぎる上司との接し方

職場の上司と話していて、「でもこうなったらどうするの?」「どうせ〇〇でしょ」といったネガティブ発言ばかりされて、もううんざり……という経験はありませんか?

こうした状態が続くとストレスがたまってしまいますよね……。

そこでこの記事では、上司がネガティブ発言ばかりしている理由を一緒に考え、すこしでも気持ちよく接するためのヒントをご紹介したいと思います。

ネガティブすぎる上司にうんざり

社会人2年目のAさんには、苦手な上司(Bさん)がいます。Bさんはいわゆる「ネガティブ上司」。出勤した瞬間から負のオーラを漂わせ、機嫌を損ねやすく、いつもマイナスな発言ばかりしている人物です。

もともとAさんとBさんは別の部署でしたが、人事異動にともない、Aさんの所属する企画部にBさんが上司としてやってきました。その結果、Aさんはネガティブ上司に悩まされています。

悩みのきっかけは、ある日の会議でした。新サービスの企画を提案したAさん。それに対してBさんは「でもうまくいかなかったらどうするの?」「新人の考えた企画なんてどうせうまくいかない」と発言したのです。

そうした反論も予測していたAさんが意見を出すものの、Bさんの反応は変わらず、そのまま会議は終了。その後も度々、AさんはBさんからネガティブ発言をされており、いまでは上司のことを考えるだけでストレスを感じるようになってしまいました。

上司のネガティブ発言にうんざりし、なんだかモチベーションも下がってしまっているAさん。どうすればこの悩みに対処できるのでしょうか?

なぜネガティブ発言ばかりなんだろう?

そもそも、なぜ上司はネガティブ発言ばかりしているのでしょうか?ここでは考えられる理由を2つ取り上げます。

部下とのコミュニケーションのとり方がわからないから

ご自身と上司のことを想像してみてください。年齢もキャリアも価値観も異なるせいか、コミュニケーションをとるのがむずかしいと感じたことはありませんか?それはきっと上司にとっても同じはず。実際にある調査では、部下を持ったことがある男女2,432人のうち、60.3%が部下とのコミュニケーションに課題を感じていることが明らかになっています。

悩みごとを抱えているから

組織内で上の立場になると、自分の仕事で結果を出すことに加え、部下の管理や指導も担うことになります。やることが増えれば、それに比例して悩みも増えるもの。もしかすると上司は、なにか悩みごとを抱えているのに吐き出せず、その代わりにネガティブ発言をしているのかもしれません。

ネガティブすぎる上司との接し方

ネガティブ発言の背景が少し見えてきたでしょうか?では、ネガティブ上司とも気分よく接するためのヒントを2つご紹介します。

上司と仲のよい人に相談してみる

いくら上司の気持ちが想像できたとしても、直接本人に尋ねるのはハードルが高いと思います。そこでおすすめなのが、上司と仲のよい人に相談することです。気を許している人が相手なら、上司も素直に気持ちを吐き出せるかもしれません。また、前向きな会話をすると副交感神経が刺激され、ストレスから回復しやすくなるともいわれています。

「上司と仲のよい人がわからない」という方もいると思います。その場合、ご自身の親しい先輩に頼ってみるのはどうでしょうか?在籍歴が長くなれば、自然と社内の交友関係も把握しやすくなるからです。この機会に、上司との関係性で悩んでいると相談してみるのもよいですね。

必要なことだけ受けとめる

周囲の人が尽力しても本人が変わらないことはあります。そんなときは、ネガティブ発言はスルーして、必要なことだけ受けとめましょう。いやなことばを取り込み続けると、心身のバランスを崩してしまうおそれがあるからです。

長く仕事を続けていくうえで、心の健康を保つことは不可欠。そこで、プライベートの時間はリフレッシュして、上司の悩みを忘れる時間をつくってみてください。ウォーキングやヨガといったリラックス効果のある運動、ストレス軽減効果が高いとされる読書などもおすすめですよ。

編集部のまとめ

上司がネガティブ発言をする理由と、ネガティブ上司との接し方をご紹介してきました。

せっかく仕事をするなら、気分よくいたいもの。

今回の記事がモヤモヤの解消に役立ったらうれしいです。

STAFF
text:Kamiya Sayoko
illustration:ハヤカワオト