こんな休日でいいのかな……
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予定がないのはさみしい?
20代が休日の過ごし方に悩んだら
待ちに待った、週末の休日。
ゆっくりと過ごそうと思っていたものの、SNSで友人が楽しんでいる投稿を見てしまった……。
こんなとき、予定がないことが別に悪いことではないのに、なんだかさみしさを感じたことはありませんか?
この記事では「予定がない休日」に関して、さみしく感じる理由と、予定がない休日だからこそできることについてご紹介していきます。
休日に何をして過ごそうか悩んでいる方はぜひチェックしてみてください。
休日なのに予定がない……

大前提として、「休日に予定がない=さみしい」わけではありません。
休みの日は友人と予定を入れてカフェに行ったり、ドライブやショッピングを楽しんだりするのが当たり前ではありません。
家でゆっくり過ごす、のんびりと買い物をする、趣味に時間を使う、今後についてぼんやりと考えてみるなど、休日の過ごし方はさまざまです。
誰かと比較するわけでもないのに、「なんだかさみしく感じるんだよな……」と思ってしまうのは何が原因なのでしょうか?
予定がない=さみしいと思ってしまうのはなぜ?
SNSで友人の休日の過ごし方が目に入る
SNSの投稿で友人がカフェに行っている様子を見たり、大自然を満喫している様子など「外に出て楽しんでいる様子」を見ると、何もしていないことに対してさみしさを感じてしまうかも。
ついつい見てしまうSNSで目に入り、気になるという方も多いのではないでしょうか。
人と話す機会が少ない or ない
ひとり暮らしをしている方は特に、一日中だれとも話さない日があり「人とのつながりを感じない」と思うことも少なくありません。人と話しているとさみしさを感じることはないですよね。人と会話することって大切なんだなと、改めて気づく瞬間ではないでしょうか。
充実していないと感じる
「学生時代は休みを合わせて友人とよく遊びに行っていた」「週末は仲のよい友人で飲みにいくことが恒例だった!」など、過去の自分と比べて充実していないと感じる場面で、さみしくなるケースもあります。
社会人になると、休みを合わせること自体がむずかしかったり、家庭を持ち始めてなかなか遊びに行けない環境になっていく方も増えていくので、「友人と遊んでいる=充実している」と考えていると、何も予定がないことにさみしさを感じやすいかもしれませんね。
ひとりの時間に慣れていない
「友人と遊ぶ=充実」と考えている人は、特にひとり時間になれていない方も多いのではないでしょうか。いざひとり時間になっても「なにをしたらいいのかな……」と考えて、ぼーっと過ごしていたらいつの間にか夕方。せっかくの休日なのに……とさみしさに加えて後悔を感じることも。
僕自身も学生時代、平日も休日もバイトを詰め込んでいたので、社会人になり休日ができてからは「なにをして過ごしたらいいのか分からない……」と悩む瞬間が多々ありました。
学生時代に、アルバイト漬けの日々を過ごしていた方には共感していただけるかもしれませんね。
ただ、予定がない休日はいいこともたくさんあります。
具体的にどんなことがあるのかご紹介していきます。
予定がない休日はいいことだってある

思いつきで出かけられる
友人と遊ぶ場合は、時間や場所を明確に決めて集合しますが、ひとりで過ごす場合は「思いつきで出かける」ことができます。
気になっていた銭湯に行ってみたり、公園でコーヒーを飲みながらまったりと過ごしたり。だれのことも気にせずに気楽に過ごせます。
自分磨きに時間を充てられる
休日はだらっと過ごしてしまいがちですが「せっかくだったらスキルアップに時間を使いたい」という方には、自分磨きをおすすめします。
副業を始めるために読書や勉強に取り組んでみたり、料理やお菓子作り、部屋の片付けをしておしゃれな部屋作りをしたり。気になること、やってみたかったことに挑戦する絶好のタイミングです。
自分が楽しいと思えることに取り組む
友人と会って過ごさなくても、充実した休日を過ごすことができます。好きなドラマを一気に観たり、映画鑑賞したり、学生時代に熱中していた趣味に取り組んだり「自分がやっていて楽しいと思えること」にトライしてみましょう。
お金を使わずに過ごしてみる(家計管理)
予定がないこと=メリットに思える理由のひとつに「お金を使わずに過ごせることができた!」と達成感のようなものを味わえることが挙げられます。
物価高の状況で個人のお金管理が特に重要になりつつある今、家計管理を見直す動きがあります。
なので、予定ない休日を「お金の使い方を見直す」きっかけにしてみてもいいかもしれません。
予定があるとついついお金を使ってしまうことが多いので、お金を使わないことをメリットと捉えてみてはいかがでしょうか。
予定がない=さみしいの根源は、「人との繋がり」にあると考えます。
人と会うときの充実感と同じように、ひとりで過ごす時間も充実させるきっかけになればうれしいです。
自分磨きや家計管理について取り組んでみるのもいいかも。
わたしたちみんなが、素敵な休日を過ごせますように……!
STAFF
text:Yudai Mino
illustration:トモマツユキ