ゆとりをもって働きたい
ティップス
できる人ほどサボってる?
仕事でほどよく手を抜く方法がしりたい
仕事に一生懸命取り組んでいると、常に緊張の糸が張っていて、疲れが溜まりますよね。
でもなかには、仕事をこなしているのにゆとりもあって落ち着いている人もいます。そんな人は、もしかしたらサボり上手の人かもしれません。
この記事では、仕事でほどよく手を抜く方法をご紹介します。
こっそり仕事をサボりたい
私は新社会人のころ、仕事は全力でこなさないと!という気持ちがありました。前に進むエンジンとなればよかったのですが、逆に自分に対して緊張感や責任感を与えてしまい、仕事中ずっとピリピリした状態に。
頭では力が入りすぎているとわかるのですが、どう手を抜いたらよいかわからず、悩む毎日。ゆとりを持ちながら仕事をこなしている先輩に、あこがれを感じていました。
きっと、私と同じ経験をしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
サボることにもメリットがある?

サボるのは一見悪い印象がありますが、実はメリットもたくさんあります。いつもゆとりがあって落ち着いているあの先輩も、意外とこっそりサボっているかもしれません。どんなメリットがあるのか、ご紹介します。
ストレスが軽減される
仕事に全力を注いでいると、気持ちも追い込まれてストレスが溜まりますよね。仕事から一旦離れる=サボることで、リフレッシュできます。常に仕事に追われる状態から開放されるのでストレスが軽減されるでしょう。
生産性が上がる
ずっと仕事をがんばっていると、疲れからミスが増えたり、集中力が途切れてしまいます。早く仕事を終わらせたいという気持ちをぐっと堪えて、一度サボってから仕事を再開すると、集中力が戻って逆に早く仕事が終わったりします。
新しいアイデアが浮かびやすくなる
仕事で何かアイデアを出す必要があるとき、一旦仕事スイッチをオフにすると思いもよらぬアイデアがでてくることも。仕事に夢中で頭が凝り固まっていると、自由な発想はしづらいでしょう。
仕事でほどよく手を抜くヒント
サボるメリットをご紹介しましたが、いざやってみよう!と思うと勇気がいりますよね。ほどよく手を抜くヒントをいくつかご紹介するので、できそうなことから試してみてください。
雑談をする

1番手軽な方法として、雑談するのがおすすめです。近くの席の人や、お手洗いに行った際にでくわした人など、だれかと話すことで仕事スイッチを一旦オフにできます。仕事で行き詰まっているときに、仕事以外の話を少しするだけでも力んでいる気持ちがほぐれるでしょう。
◯分だけと決めてサボる
仕事の合間に長時間サボるのは罪悪感を感じてしまいますよね。そんなときは「◯分だけ」と決めるのがおすすめです。5分だけ自分のデスクから離れる、10分だけデスク周りの整理をしてみる、といった感じで手を抜いてみてください。
必要な仕事だけする
物理的に仕事から距離を取る方法に慣れてきたら、次は自分がやるべき仕事を減らしてみましょう。一つひとつの業務に対して「これは自分がやるべき仕事か?」を考えてみてください。きっと、自分よりも効率よくできる人がいたり、今やらなくてもよい仕事があるはずです。
私は新社会人のころ、目の前のことに必死で上司から「真面目すぎ!」と言われ空回りしている自分に落ち込みました。
そんなとき、先輩から「もともとがんばれる性格なんだから、ちょっとくらい手を抜いても大丈夫だよ」そう言われて、気持ちがらくになりました。
がんばる自分を褒めつつ、手を抜いた自分も許してあげてくださいね。そしたらきっと、少しゆとりができるはずです。
STAFF
text:kokoro
illustration:ざざ(@zaza.hibi)