「ごめんなさい」としか言えない……
ティップス
告白されたけど断りたい。
相手を傷つけない断り方は?
相手の気持ちには答えられないけれど、告白を上手に断りたい。
今後の関係や、勇気を振り絞ってくれたことを考えれば考えるほど、最適な断り方が分からなくなってきますよね。
はっきり伝えて傷つけるのも嫌だし、とはいっても曖昧にして期待はさせたくない……。
そんな気持ちを抱えた方に向けて、告白を断るときのポイントをいくつかご紹介します。
告白されてしまった!
どうしよう……

せっかく告白してくれたけど、気持ちには答えられない……。
うまく断れずに相手を傷つけてしまったり、反感を買ってしまったりしたらどうしようと悩んでしまうと思います。
告白を断っている以上、どんなにやさしく伝えようとしても相手を全く傷つけないようにするのはむずかしいこと。
しかし今後の関係性なども考えると、やはりできるだけ角は立たないように伝えたいですよね。
相手との関係性がポイント。
断るときに気をつけたいことは?
告白を断るとき、その断り方は相手と自分の関係性によって大きく変わってくると思います。
断るときのポイントや注意点をシチュエーションに合わせて3パターンご紹介します。
付き合いの長い友人
今まで友達としてしか見てこなかった相手からの告白。
断るハードルはかなり高いです。断る際には「今まで通りの友人関係でいたい」といったように「恋愛対象としては見られないけれど、友達としては好き」ということをやんわり伝えるのがポイント。
しかし、今後も同じ関係でいられるかは相手次第。残酷ではありますが、これからも友人関係でいてくれるのかは相手にゆだねましょう。
同じ職場のひと
仕事で関わらざるを得ない職場の人からの告白。
こんなとき、職場の同僚に相談するのは注意が必要です。自分のことも相手のことも知っているので相談はしやすいですが、社内に噂が広まってしまう可能性もあります。
断る際は相手との関係はもちろん、これから先の自分の仕事にも目を向けて、誠実な対応を心がけましょう。
マッチングアプリで出会ったひと
マッチングアプリで告白を断る際には「早く、はっきりと」がポイント。相手も次の恋に気持ちを切り替えたいと思いますし、自分もよりよい相手を探したいもの。
曖昧にしてだらだらと関係を続けるのは、自分にとっても相手にとってもメリットは少ないと思います。
相手を傷つけずにちゃんと断るには?

告白を断る以上、相手のことはどうしても傷つけてしまいます。
できるだけ傷つけないためにおさえておきたいポイントを2つお伝えします。
曖昧な返事は避ける
相手の気持ちを考えすぎるあまり、はっきりと言葉にできずに「ちょっと考えたい……」と曖昧に返事をしてしまったり、返信を先送りにしてしまったりするのは避けましょう。
付き合いたいという気持ちが無いのであれば、期待はさせずにはっきりと断ることも大切です。心苦しいかもしれませんが、曖昧にして時間を置いたぶんだけ断ったときの相手のショックも大きくなります。
また、真剣な場面での未読・既読スルーは相手からの信頼を失う原因に。誠実な心をもって、早く、明確に伝えることが重要です。
感謝の気持ちを加える
「付き合えない」という気持ちを伝えつつも、自分を好きになってくれたことや勇気を出して告白してくれたことへの感謝の気持ちは忘れずに伝えましょう。
「付き合えない」だけ伝えてしまうと少し冷たい印象になりかねません。
「ありがとう。気持ちはうれしいけれど……」と好意への感謝の気持ちも伝えることで、少しやわらかく伝えることができます。
丁寧な断り方をすることで相手とのこれからの関係性も良好に保てることが多いです。
まずは相手の立場に立って「こう言われたらどう思うだろう?」を想像してみてくださいね。
STAFF
text:omiso
illustration:久保沙絵子