正直、ちょっと飽きてきたかも。

ティップス

慣れてはきたけれど……
仕事を楽しむにはどうすればいい?

最初は大変に感じていた仕事も、徐々に自分ひとりでこなせるようになってきた。
今の仕事に不満はないけれど、もっと楽しめたらいいのに……。
そう感じたことはありませんか?

仕事をしている人なら、誰でも1度は通るであろう、「仕事に慣れてきたけど楽しさが見出せない」状況。今回は、そんなときにも、仕事を前向きに捉えるためのヒントを考えてみました。

仕事に慣れて、飽きてきたかも

すべてが新鮮で、何をするにもおっかなびっくり。そんな状態から、だんだんできることも増えてきた。仕事には慣れてきたけど、なんだか飽きてきたかも。
そんな変化に戸惑ったことのある方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

私も、最初は新鮮に感じていた仕事が、日々同じ業務の繰り返しのように思えてしまい、仕事へのモチベ―ションを保つのがむずかしかったことがあります。

「仕事に慣れてきたけど楽しさが見出せない」と感じるのは実は自然なこと。
そんなときは、少し視点や考え方を変えることで、仕事に対する関心や楽しさを見つけなおすことができるかもしれません。

仕事を楽しむための考え方のヒント

視点や考え方を少し変えてみる。そうすると、また仕事に対する楽しさを見つけられるかも。ここでは、仕事を楽しむための考え方やヒントをご紹介します。

自分が仕事に求めるものを再確認する

キャリアを築きたい、社会貢献度の高い仕事がしたい、安定した収入を得たい、心地よい人間関係の中で働きたい……。
仕事に求めるものは人それぞれ。自分が仕事に何を求めているのか、もう一度考え直し明確にすることで、仕事に対するモチベーションが高まるかもしれません。

また、仕事に求めるものが複数あったり、その時々によって変化していくこともあります。
今の自分は、今の仕事に何を求めているのか。ぜひ、そんなことを定期的に考えてみてください。仕事を楽しむ手助けになるはずです。

「仕事が楽しい」は「仕事が楽」ではない

「仕事が楽しい」という状態は、必ずしも「仕事が楽」に直結するわけではありません。
やりがいや達成感を感じられたとき、自分の能力を十分に発揮できたとき、自分の成長を感じられたとき。
仕事が楽かどうかにかかわらず、そんなときに「仕事が楽しい」と感じることが多いのです。

業務内容は楽でも、やりがいや達成感を感じられないと、「仕事が楽しい」と感じられないことも。

仕事のオンオフの切り替えは大事

仕事をしていると、ストレスを抱え込んだり、困難に直面することも日常茶飯事。
そんなときは、オンオフをうまく切り替え、仕事とプライベートのバランスを取ることが大切です。

趣味の時間を思いっきり楽しんだり、友人に仕事の悩みを話したり、大きな仕事のあとに自分にご褒美をあげたり。
趣味や友人との時間を大切にすると、仕事に対する新たなエネルギーを得られ、日々の業務もより楽しめるようになりますよ。

仕事を楽しむためにやってみたいこと

日々の仕事の充実感を高めるための具体的なアクションをご紹介します。

目の前の仕事に打ち込む

仕事に対して「おもしろくない」と感じていても、目の前の仕事に全力で取り組んでみる。
実際にやってみたら、案外自分に向いていたり、自分の仕事への適性や新たな可能性が分かったり。前向きに取り組んでみることで、新たに見えてくるものもあります。

さらに、全力で取り組むことで、今の仕事のやりがいや良いところが見えやすくなり、モチベーションの源泉を見つけられるかもしれません。

主体的に仕事に取り組む

自分から提案をする、改善点を見つける、率先して役割を担う……。
指示を待つだけでなく、自ら考え行動を起こせると、充実感につながり、仕事を楽しいと感じられることも増えます。

また、自分の意見やアイデアが反映されることで、達成感や満足感を得やすくなり、仕事がより楽しいものになります。

仕事のスキルアップや資格取得を目指す

仕事を楽しむには、仕事のスキルアップや資格取得を目指すこともおすすめです。
新しい知識や技術を学ぶことで、仕事に対する興味が広がり、楽しさを感じやすくなります。

また、仕事を通して自分のスキルアップを実感する機会があれば、自信につながり、仕事のやりがいや楽しさも感じやすくなるはず。

編集部のまとめ

日々の仕事とともに、あなた自身も変化していくもの。
仕事に取り組む中で、変化していく自分や自身の感情を大切に見つめながら、日々の仕事に向き合ってけるように。

この記事が、少しでも楽しく仕事をするヒントになれば嬉しいです。

STAFF
text:彩
illustration:ニシモトタクミ