なんかいい方法ないかな?
ティップス
お金をかけずに部屋をおしゃれにしたい。
20代ひとり暮らしのインテリア術
インスタグラムなどで見かける、おしゃれなインテリアを「いいな」と思うものの、どうやっておしゃれな部屋作りをしていけばいいのか分からない……。
そんなふうに感じている、20代社会人の方も多いのではないでしょうか。
せっかくひとり暮らしをしているのだから、おしゃれにしたい!
そう感じている人に向けて「20代ひとり暮らしのインテリア術」についてご紹介していきます。
ひとつでも「できそう!」というものがあれば、ぜひ実践してみてください。
部屋をおしゃれにしたいけど、
お金に余裕がない……
部屋をおしゃれにしたいのに、今の給料では値段の高い家具・家電は買えない……。
20代社会人の場合、お金をかけたくてもなかなか余裕がなく「使えれば大丈夫」「価格重視」という方もいると思います。
ひとり暮らしをする上でさまざまなコストがかかるので、つい「とりあえず、安くてよいもの」を基準に購入してしまいますよね。
でも、おしゃれな部屋作りは「価格」ではなく「素材」「色味」「雰囲気」などが重要です。
つまり高価な家具・家電を買わずとも、おしゃれな部屋を作ることは可能です。
ではまず「どこから手を付けていけばよいのか?」おしゃれな部屋への第一歩についてご紹介していきます。
おしゃれな部屋への第一歩。
まずやりたいことは?
不要な物を処分する
おしゃれな部屋に共通しているのは「無駄な物がない」ことです。
余白を楽しめる部屋こそ、おしゃれなインテリアへの一歩です。1年以上使っていない物、機能が重複している家具・家電などから、まずは手放してみましょう。
物が少ないと「掃除の手間が減る」「収納を増やしすぎることがない」など、すっきりした部屋を保ちやすいというメリットがあります。
「おしゃれな部屋を作りたい!」そう感じた人はまず自分の所有物と向き合ってみてください。
部屋のイメージを思い浮かべる
“なんとなく”で進めていくと、おしゃれな部屋作りとはほど遠くなってしまいます。
まずは「どんな雰囲気の部屋にしようかな?」「色味はどうしようかな?」など、部屋の全体像をイメージしてみましょう。
ひとつの基準(例:白を基本とする等)を決めると、必要な物・不要な物を見極めたり、今後の買いものの基準になったりします。自分の部屋のテーマをまずは考えてみましょう。
インテリアの配置を書き出してみる
物を減らし、部屋のイメージが決まったら家具の配置について考えましょう。
よく使う物・あまり使わない物など、用途や生活の動線を考えて「生活がしやすいかどうか」を忘れずに考えてみましょう。
おしゃれなレイアウトだけにこだわると、よく使う物を不便な場所に配置してしまい、数日経つと結局乱れてしまう……といったことがあります。あくまで「生活のしやすさ」を重視して、配置を考えましょう。
“なりたい部屋”のロールモデルを見つける
「自分の部屋のイメージが思いつかない……」「配置を考えるのがむすかしい……」そんな方におすすめなのが、SNSなどで暮らしについて発信しているアカウントをチェックして、ロールモデルを探すことです。
おすすめは「Instagram」「Pinterest」などの写真を中心としたSNSです。全部取り入れるのではなく、「ここの家具のレイアウト素敵だな!」など、取り入れることができそうなポイントを見極めてください。
おしゃれな部屋作りのために、まずやっていくべきことをご紹介していきました。
これらを踏まえつつ、コストをかけずに部屋を素敵にしていくテクニックについてご紹介していきます。
コストを抑えてお部屋を素敵に。
ためしたいテクニック
自分でペイントして家具の色を統一する
一度買ってしまった家具は、なかなか処分が大変ですよね。
もし、なりたい部屋のイメージとは違う色味の場合には、ペンキなどでペイントして家具の色を統一するのはいかがでしょうか。
家具を買い替える費用より、ペンキを購入する方が安く抑えることができます。趣味としてDIYに目覚めるきっかけにもなるかもしれませんね。
1点豪華主義で
「お気に入りに費用をかける」
家具全部に費用をかけるのがむずかしいのであれば、お気に入りの家具だけは妥協しないのがおすすめです。
「椅子に座る時間が多いから、チェアにはこだわろう!」「睡眠時間を大切にしたいから、ベッドやマットレスはいいものを選ぼう!」など、自分にとって使っていたら気分の上がるものを選びましょう。
間接照明・観葉植物を取り入れる
間接照明・観葉植物を取り入れるだけで、部屋が一気におしゃれな雰囲気になります。
「部屋にメリハリが生まれる」「緑を取り入れることで部屋のアクセントになる」など、今までの部屋とはひと味違う印象を与えることができます。
「おしゃれな部屋」=「お金をたくさんかける」ではありません。
大切なのは、「不要なものを見極める」「理想の部屋のイメージを明確にする」など、お金をかけずに工夫できる部分です。
今回ご紹介したポイントを取り入れて、理想のおしゃれな部屋づくりを楽しみましょう。
STAFF
text:Yudai Mino
illustration:トモマツユキ