頭でぐるぐる考えちゃう

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私は悪くないのに……
クレームに落ち込んだ気持ちの切り替え方

対お客さまの仕事をしていると、どうしたって避けられないクレーム。

私が初めて理不尽なクレームを受けたとき、悲しい気持ちと少し悔しい気持ちがあいまって、とても落ち込んだのを今でも覚えています。

でも、落ち込んだからといって仕事を投げ出すわけにもいかないですよね。

そこで今回は、クレームで落ち込んだ気持ちの切り替え方をご紹介します。

お客さまから理不尽なクレームを言われた……

理不尽なクレームを受けると、もやもやしたり、受け入れられない自分に嫌気が差したり、感情が忙しいですよね。私も理不尽なクレームを受けたときは、「自分はどうするべきだったの……?」と頭の中でぐるぐる考えてしまい、しばらく心が休まりませんでした。

社会人五年目になった今でも、クレームを受けると心がきゅっとなります。クレームを受けて落ち込んだりもやもやするのはみんな同じなので、気持ちが落ちてしまう自分を決して責めないでくださいね。

その場ですぐ気持ちを切り替えるには?

クレームを受けたあと、ずっと落ち込んでいるのは避けたいところ。落ち込んだ状態を長引かせないためには、早めに気持ちを切り替えることが重要です。3つの切り替え方をご紹介するので、参考にしてみてください。

外の空気を吸いに行く

簡単な方法として、外の空気を吸いに行くのがおすすめです。近くのコンビニにコーヒーやお菓子を買いに行ったり、屋上に行ってみたり。落ち込んだ状態のまま仕事をしてもなかなか集中できないので、リフレッシュしてから仕事に戻りましょう。

誰かに話を聞いてもらう

同期や先輩など、信頼できる人に話を聞いてもらうのもよいでしょう。同じ仕事をしている人なら、似たようなクレームを受けた経験があるかもしれません。共感してもらうだけでも心が軽くなるので、ぜひ話してみてください。

自分へのご褒美を考える

理不尽なクレームを受けたら、仕事終わりに自分にあげるご褒美を考えてみましょう。おいしい食べ物やお酒を楽しんだり、好きな映画やドラマを見たり。がんばった自分を褒めてあげるために、心が満たされるご褒美を用意してくださいね。

長く引きずってしまうときの気持ちの切り替え方

クレームを受けたときすぐに切り替えられず、長く引きずる場合もあるかもしれません。そんなときは無理をせず、ご紹介する切り替え方をできそうなことから試してみましょう。

成長の機会と捉える

クレームを受けると、なぜこうなってしまったんだろうとネガティブになりがちですよね。ですが、成長の機会とも捉えられます。「仕事をしていればこんなことも起きる」と知るだけでも、大きな収穫です。再び理不尽なクレームを受けても、落ち着いて行動できたりするでしょう。

上司に相談する

上司に相談するのもひとつの手です。「どうやって気持ちの切り替えをしているか」や、「クレーム自体を未然に防ぐためにしていること」を聞いてみたり。相談するとアドバイスをもらえるだけでなく、クレームに対して悩みがあるのを把握してもらえ、何かあったときに助けを求めやすくなります

転職する

クレームに遭遇する環境でストレスがたまり、体調面に支障が出る場合は、転職をするのもありです。クレームは、人によって感じ方が異なるため、動じない人もいれば、とても苦手と感じる人もいます。職種によってはクレームを受けない環境もあるため、自分が健やかにいられる選択をしましょう。

編集部のまとめ

クレームに落ち込んだ気持ちの切り替え方をお伝えしましたが、一時的に切り替えられても、また思い出して落ち込むことがあるかもしれません。

でもそれは、仕事にしっかり向き合っている証拠でもあります。

少し考え方を変えるとらくになるので、試してみてくださいね。

STAFF
text:kokoro
illustration:ハヤカワオト