話してるとモヤモヤ~
ティップス
マウントをとってくる人にこりごり……。
20代社会人の対処法
職場の同期と話しているときや、久々に学生時代の知人に会ったときに「あれ、今マウントとってきている……?」そんなふうに感じる場面はありませんか?
社会人になると、年収・持っている物・交友関係などで「あなたよりもすごい」といったニュアンスのマウントを取られた経験があるのではないでしょうか?
この記事では、マウントを取られてモヤモヤしている20代社会人に向けて、マウントをとる心理やあるある、対処についてご紹介していきます。
なんとなく感じるモヤモヤした心が少しでも晴れたらうれしいです。
またマウントとってきた……
モヤモヤする
たとえば長期休みに入り、久しぶりに地元に帰省したとき。
仲よかった友人に連絡を取り、数人でごはんにいくことに。
学生時代と違って、会話は会社での出来事やどんな仕事をしているかなど。
「自分たちも大人になったな〜」と懐かしい話をしているなか、「あれ、これってマウント取られている?」と感じる場面も……。
悪意はないとは思うけど、マウントを取られている気がして少しモヤモヤしてしまう。
そう感じる経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか?
マウントの本質は「みんなに認められたい承認欲求」と「他の人よりもすぐれている優越感」からきていると思います。
では、マウントにはどんな種類があるのでしょうか?
同世代から取られがちなマウントについてご紹介していきます。
同世代からとられがちな
“マウントあるある”
仕事ができることをアピールしてくる
「仕事が充実している」「プロジェクトメンバーに抜擢された」「自分で何か起業してがんばっている」など、仕事に対して前向きなのは素敵なことですが、たまに鼻につくことも……。
仕事に対してあまり前向きになれない人にとっては、苦痛に感じることも。
仕事に関する話題でひけらかされると、自分自身と比較しやすいこともあり「マウントを取られている」と感じる方は多いのではないでしょうか。
ブランド品を持っている
だれもが知っている高級ブランドを身につけている、持っていることを自慢げに話してくることに対して、マウントをとられていると感じる方も……。
社会人になると、ボーナスのタイミングなどにブランド品を買う方も増えてくるかと思います。
聞いてもいないのに購入したことを言われると、マウントを取られていると感じるかもしれませんね。
有名人と知り合いである
同じ学校、同じ地元に有名人がいて、知り合いだとうれしくてつい話してしまいたくなりますよね。「〇〇と知り合いなんだよ!」と言われることに対して、マウントを取られていると感じる方もいるかもしれません。
同世代よりも高収入
職種・業種、勤務時間等で収入に差が生まれてくる社会人。同世代と比較して収入が多いことで、マウントを取られることも……。自分だって一生懸命働いているのに収入面でマウントを取られると、なんだか悲しい気持ちになりますよね。
さまざまなマウントを取ってくる相手にこりごりしている人に向けて、「マウントを取られたらどうするべきか?」対策や心の持ちようについて考えてみました。
マウントをとられたと感じたら、どうする?
あまり受け止めずに聞き流す
マウントを取られた際に、しっかり受け止めずに聞き流すことも大切です。全てを受け止めると、その後もマウントをとってくる人は気分よく話し続けます。完全に無視するわけではないけど、ほどよく聞き流していきましょう。
「あまり聞いていない……」と空気を読んで、マウントを取るような話をやめてくれるかも。
他人と比較しない
マウントを取られて不快に感じたり、自己肯定感が下がるのは「自分と比較してしまう」からではないでしょうか。
「他人は他人、自分は自分」と割り切ることで、マウントを取られた場面でも冷静に受け流し、自分と比較せずに聞き流せるのでおすすめです。
他人と比較し続けると心身ともに疲れてしまうので、自己肯定感を保つ観点でも「他人と比較しないこと」を意識しましょう。
自分自身のメンタルを強くする
マウントを取られたとしても、なんとも感じない「強いメンタル」。
自分自身の価値観を明確にして「他人の言葉や考えに流されない」「人の価値観をうのみにしない」「比較せずに自分の軸をもつ」ことを大切にすると、マウントを取られてもなんとも思わなくなります。
マウントを取ってくる本質を捉えて、その言葉や行動に感情的にならないように意識してみましょう。
マウントを取ってくる人に対してこりごりしてしまう方は、一度、自分自身の捉え方を見直してみてください。
「他人と比較しない」「自分軸を大切にする」ことを念頭に置いて人と関わっていくと、マウントを取られていると感じなくなるかもしれません。
少しでも参考になればうれしいです。
STAFF
text:Yudai Mino
illustration:lilyco