今年こそ……

ティップス

新年は目標設定のチャンス!
1年間の「バケットリスト」づくり

新しい年になると「今年こそ、なにか始めようかな」という気持ちが芽生えます。

これまでの自分よりも、ちょっと素敵な自分になれたらいいな……と思いつつ、具体的に何をしたらいいのか分からないのも本音。

そこで、少しずつでも“なりたい自分”に近づくためのステップについて考えてみました。

最近よく耳にする、やりたいことを書き出した「バケットリスト」づくりのヒントもご紹介します。

【step 1】
なりたい姿をイメージして目標を定めよう

年始は気分も一新、今年に成し遂げたい目標や長期スパンでやりたいことなどを整理する絶好のチャンスです。

この時期に目標設定をすると、たとえばこんなメリットもあるんです。

自分が本当に求めていることに気がつく

日ごろはぼんやりとしか考えていなかったことも、リスト化してみるとはっきり見えてきます。

やるべきことの年間スケジュールが明確になる

優先順位をつけて「やりたいことリスト」を作ることで、どの時期に何をやるかが明確になります。

毎日のモチベーションが上がる

やるべきことが分かっている状態だと、ひとつずつリストをクリアしていく達成感の相乗効果で生活や仕事へのモチベーションが上がります。

目標設定といっても、むずかしいルールはありません。
「新年の抱負」のように堅苦しく考えずに、 自分がやりたいこと、行きたいところをリストアップする「バケットリスト」づくり、と思えば気楽にできそうですよね。

【step 2】
まずは身の回りで片づけたいことからリストアップ。
やり残したことをリセットしてみよう

急ぎではないけれど「そのうち片づけたいなぁ」と思っていた日常のもろもろ、結構ありませんか?

そんな、実は小さなストレスになっていたことをリストアップしたら、手帳や携帯のメモ書きなどに「文字」として残しておいて、クリアしたらひとつずつ完了マークを。

例えばこんなこと、片づけたくありませんか?

気になっていた本棚や
引き出しの中の整理

読まない本、インクの出ないペン、書きかけのポストイットなど。使われないままずっと部屋の片隅にあるものを一掃してすっきりしましょう。

歯の検診

痛みが出ないうちは行く気にならない歯医者。「そろそろ検診に行かなきゃ……」と気になっているのであれば、重たい腰を上げて行ってしまいましょう。

不要なものの整理

お店でもらった紙袋類、着なくなった服、中途半端に残っている古い美容アイテムなど、今後使わないと思われるものは思い切って捨ててしまいましょう。

電化製品等の電池の入れ替え

いつ交換したか分からない、目覚まし時計や小さな家電類の電池の入れ替えを。防災グッズなどもこの機会に電池のチェックをして備えを万全にしておきましょう。

財布の中身をチェック

レシート、ポイントカード、クーポン類など不要なものを整理。スペースを空けてあげることで、また新たなお金が入って来るかも!?

これまで溜めてしまったもろもろをデトックスするなら、今がいいタイミング。
整理に迷ったときは「気持ちの上がらないものは不要!」と自分のルールを決めてしまうのもいいと思います。

【step 3】
もう少し視点を広げて、なりたい自分をつくるための
”ゆるバケットリスト”づくり

身の回りの片づけたいことをリスト化したら、次はやりたいことや行きたいところ、また心持ちや生活習慣の見直しなど、もう少し視点を広げたバケットリストづくりに取り掛かりましょう。

なりたい自分のイメージや行きたい先での楽しいことを想像して、ワクワクしながら作れるでしょう。
ぱっと思いつかない人は、下記の例を参考にしてみてくださいね。

読書量を増やしたい

なかなか忙しくて「積ん読」のままになっている書籍たち。今年は時間を見つけて、少しずつ読んでいきたい。

睡眠習慣を改善したい

ついつい夜更かしして寝不足続きの毎日。新しい年は睡眠ルーティンを整えたい。

感謝の気持ちを心掛けたい

忙しい毎日の中、ついつい忘れがちだった感謝の気持ち。来年は意識して、伝えるようにしたい。

SNSを見る時間を減らしたい

これも寝不足の原因のひとつ……。他人の生活や意見を見るのは興味深いけれど、時間を決めて付き合うようにしたい。

セルフケア(スポーツやメンテナンス)を始めたい

ヨガやピラティス、時間のないときは寝る前のストレッチなど、何か心身のメンテナンスにつながることをしたい。

旅行先とそこでしたいことを決める

休暇の有無や旅費など、現実的なことはいったん考えずに、自分が本当にしたい旅はどんなものか考えてみたい。

何かひとつスキルアップの勉強をはじめたい

仕事に関係することでも、趣味の領域でも何でもOK! 自分を成長させてくれる勉強を始めたい。

この1年間と限定せず、「いつかはやりたいこと100のこと」として考えるのも楽しそうですよね。
意外な自分が発見できたり、なんとなく将来のイメージが湧いてきたりすることもあるかもしれません。

そして、時には「できているかな?」と振り返りも忘れずに。
バケットリストをひとつずつ達成していったら、自分にご褒美をあげるのもおすすめです。

編集部のまとめ

昔から「新年の抱負」といいますが、そこまで堅苦しくないのが「新年のバケットリスト」づくり。

新たな年が始まったタイミングは、自分がどうなりたいか、何をやりたいかを向き合うのにぴったりの時間だと思います。

あまり気負わずに「達成できたらラッキー」くらいの感覚で、ぜひためしてみてくださいね。

STAFF
text:Saori
illustration:nana