なにを話したらいいんだろう......
ティップス
美容院での会話が苦手。
なにか対処法はあるかな?
「今日はいいお天気ですね」
「このあとはどこか行かれるんですか?」
美容師さんは話題を変えてたくさん話しかけてくれるけど、なかなか会話が弾まず、すぐにターンが終わってしまう気が。うまく会話を続けないと……と、施術中に気を張ってしまい、終わるころには気疲れしてしまった経験はありませんか?
ヘアスタイルの変化はもちろん、会話も楽しめるようになるにはどうしたらいいかな?
この記事ではこちらのテーマについて考えてみます。
美容院はいつも少し緊張する……
はじめてのサロンで、緊張しない人はいないのでは……?
人見知り&場所見知りな性格、美容師さんとの距離の近さ、長時間にわたる施術……と、緊張につながりそうな要素がたくさんあります。
最初に掲げた目標と反対のお話になりますが、美容院では会話をしなくても大丈夫です。会話をしないという選択もあることを知り、緊張がほどけたらもっと有意義な時間が過ごせると思います。
なぜ緊張するんだろう?
そこで、もう少し掘り下げて、緊張してしまう理由を挙げてみます。
鏡越しで目が合い続ける
施術を受けている間、鏡越しに目が合い続けるのってほかにはないシチュエーションですよね。美容師さんは慣れているけれど、おそらくお客さんの立場だと気恥ずかしさを覚えるのかも。
おしゃれすぎて気後れする
美容室のおしゃれな雰囲気も、緊張する理由のひとつかもしれません。洗練された空間に、おしゃれなスタッフさんや、ほかのお客さんを見ていると、「わたしが来ていいのかな……」と気後れしてしまいそう。
イメージを伝えるのが苦手
なりたいイメージを言葉にするのってむずかしいですよね……これまで、なんだかイメージと違う仕上がりになってしまった経験はありませんか?意思疎通がとれなかったことが、美容院での会話が苦手だと感じるきっかけになっているのかも。
緊張しないための対処法は?
肩の力を抜いて過ごすために、ちょっとしたコツをご紹介します。緊張してしまうシーンのアンサーになるように考えてみました。
自分の性格、希望を伝える
近年“どのくらいお話をしたいか”“雑誌を読みたいか”などを、初回アンケートの質問項目に用意している美容院が増えています。アンケートのほか、予約時に人見知りであることをあらかじめ伝えておいたら、美容師さんもそれを踏まえた対応をしてくれるはずです。
スタッフさんの指定をする
いつもおまかせにしている場合は、スタッフさんを指定するのはいかがでしょうか? 何度か会話を重ねることで、自分の趣味やヘアスタイルの好みなどもわかってもらえて、深まった会話ができることも。
サロンを紹介してもらう
知り合いに紹介してもらったサロンなら、事前にお店の雰囲気を知っておけたりと、なにかと安心感があると思います。紹介してくれた人との関係性は? など、そこから会話が生まれることもありそうですね。
イメージの写真を用意する
言葉だけで伝えるのがむずかしい場合は、なりたいイメージの写真を見せて、ヘアスタイルを伝えてみてください。たとえば「髪色を明るくしたいけれどこの写真だとやりすぎで……」など、異なるイメージも一緒に見てもらうのもおすすめです。
あまり会話をしたくないな〜と思うときは、「雑誌を読んでもいいですか?」「携帯を見ていてもいいですか?」など、会話以外のことをしたい意志を伝えてもOKです。これなら“会話をしたくない”よりもやわらかい表現になるので、美容師さんをいやな気持ちにさせる心配もないと思います。
わたしは、いつも美容院で雑誌を読むことをひそかな楽しみにしています。
ページをめくっていたら、ここのケーキおいしかったですよ〜など、自然と話題につながることも多いので、雑誌はいいツールかも知れない! と思っています。
STAFF
text:くるみちゃん
illustration:lilyco