今さらなんだけど……
ティップス
就職のことで後悔をしたときはどうする?
心を保つヒントが知りたい
いざ就職したのはいいけれども、実際に働いてみるとなんだか不満に思うことも多い……。
特に社会人1年目は、就職した自分に「これでよかったのかな……」と不安な気持ちになる瞬間もありますよね。
そんなネガティブな気持ちを整理して、前向きに進むためのヒントをお伝えします。
就職の選択、間違ったかも……
わたしも社会人1年目のころは、社内の風土や仕事内容に疑問を覚えることも多く、自分の就活や就職に後悔することが多々ありました。
初めての仕事、新しい環境にからだも慣れていない中で、今の状況への不安や焦りが合わさって心が折れそうになりますよね。
就活をやり直したいと思っても、「せっかく入社できた会社なのにいいのかな」「どうしたらよかったんだろう」と、自分の選択にも自信を持てなくなってくることもあります。
就職のどんなことを後悔している?
就職に後悔したとき。
具体的にどんなことに後悔しているのか考え直してみると、解決の糸口が見えてくるかもしれません。
後悔するきっかけをいくつか挙げてみましょう。
就職先の選択
入社した会社の風土や人間関係、労働環境へ違和感を持ったとき、就職への後悔を感じる人は多いと思います。
いわゆる「入社後ギャップ」を感じる瞬間は、多かれ少なかれ、だれしもが体感したことがあるのではないでしょうか。
人間関係や労働環境は簡単に自分では変えることができないので、「どうしよう」と悩んでしまいますよね。
仕事内容へのミスマッチ
入社した業界や選択した職種へのミスマッチを感じて後悔する人も多いはず。
やりたかった仕事と違ったり、逆に実際にやってみたら自分の得意分野をうまくいかせなったり……なんてことも。
1年目のころは任される仕事も限られているので、わたしもよく「こんなことばかりしていていいのかな」と不安になっていました。
あこがれていた気持ちと現実のギャップに、自分の気持ちをどう整理すればいいのか悩んでしまいますよね。
そもそも「就職」でよかったのかな?
なかには、そもそも「就職」したことへ後悔する人もいるのではないでしょうか。
学生時代に学んだことをもっと生かすために大学院に進んだり、全く違う分野へ進むためにもう一回大学や専門学校に通ったり、就職せずにフリーランスで生計を立てたり、選択肢はさまざま。
みんなが就職活動をしているから自分も、安定した未来のために就職を、と流れに身を任せて就職したことへ後悔する気持ちもわかります。
自分が納得して前に進むために
できること
就職に後悔しても、環境を変えることはすぐにはむずかしいもの。
今の環境で、少しでも自分の気持ちを前向きにするにはどうすればいいのでしょう。
年の近い先輩に相談してみる
ひとりで抱え込まず、まずは自分の正直な気持ちを話してみると、どんなことが不安なのか、何を変えたいのかが見えてくると思います。
1個、2個上などの年の近い先輩に相談してみると、意外と「私も同じ経験や思いをした」と共感を得られることも多いです。
1年目の時は心配で仕方ないことが、2年目3年目になると自然と解消される……なんてこともあるかもしれません。
今の会社で学べることに目を向ける
どんな会社、どんな仕事であっても、学べることはあると思います。
会社や仕事内容に不安感があると、なかなかポジティブな気持ちに切り替えるのはむずかしいですが、一歩引いて何か学べそうなことはないか考えてみましょう。
ひとつひとつの仕事はシンプルに思えても、つなぎ合わせて考えてみると新たな気づきがあることも。
わたしも1年目のころはなかなか自分の選択に自信が持てず、後悔することが多かったです。
しかし2年目、3年目を経て、1年目の経験が今の仕事に強く結びついているなと思う瞬間が増えてきました。
慣れない環境で不安に思うこともあるかもしれませんが、意外と時間と経験が解決してくれることもありますよ。
STAFF
text:omiso
illustration:lilyco