楽しみだけど、少し不安……。

ティップス

友人の結婚式にお呼ばれしました!
気をつけたいマナーは?

社会人になって、友人の結婚式に呼ばれることも増えてきた。楽しみな気持ちはあるけれど、ふるまい方や準備することがよくわからず不安…。
今回の記事では、そんな方にむけて結婚式で気をつけたいマナーをご紹介します。

正直、マナーが多くて不安です

友人の結婚式に招待されるのはうれしいけれど、同時にマナーが多くて不安になる……。
「お祝いしたい」という気持ちはあっても、どうふるまえばいいのか、何を準備すればいいのか、悩むこともありますよね。
特に新社会人の方にとっては、初めての結婚式参加が緊張の場になることもあるでしょう。
それでも、少しずつ学んでいけば大丈夫です。
マナーを学びながらも、友人やその場にいる人たちと楽しいひとときを過ごすのも忘れずに。

事前準備で気をつけたいこと

友人の結婚式に呼ばれたら。結婚式の事前準備で気をつけたいことをご紹介します。

服装の選び方

結婚式では服装がとても重要になります。
女性は華やかなドレスやワンピースを選んでみてくださいね。ただし、白は新婦の特権なので避けるというルールがあるので気をつけて。また、露出の多い服装やカジュアルすぎるスタイルも控えるといいかもしれません。
男性はスーツが基本で、ネクタイやシャツの色にも気を配り、清潔感を大切にできるといいでしょう。

とはいえ、自分らしさを表現できる服を身にまとえたらとっても素敵。マナーを意識しつつも、結婚式という特別な場で身に着ける服装選びを存分に楽しんでみてくださいね。

アクセサリーや靴の選び方

アクセサリーは控えめなものを選ぶのがおすすめです。結婚式の主役である新婦を引き立てるために、派手すぎないデザインを心がけてみてください。
靴はフォーマルなものを選び、事前に磨いておくと安心です。特に、女性はヒールの高さにも注意し、動きやすさを考慮できるといいですね。
こちらもマナーはありますが、自分らしいものを選べたら素敵です。

ご祝儀の準備

ご祝儀も結婚式の大切なマナーの1つです。金額は地域や親しさの度合いによって異なりますが、一般的には3万円が目安とされています。
また、ご祝儀袋は事前に用意し、おもて書きには「御祝」または「寿」と書くことを忘れずに。中身は新札を使うとよいでしょう。
もともと、ご祝儀とはゲスト1人当たりの飲食費や、引き出物がそれなりの値段になるため、その費用が新郎新婦の負担になりすぎないように生まれた側面があります。

式当日に気をつけたいこと

事前準備も整い、いよいよ結婚式当日。式当日に気をつけたいことを紹介します。

受付でのマナー

結婚式当日は、まず受付での対応が大切です。笑顔であいさつし、自分の名前をはっきりと伝えられるとGood。受付の方が名前を確認するときは、ていねいに対応し、感謝の気持ちを忘れずに伝えることで、その場にいる人たちが気持ちよく式を迎えることに貢献できるかも。

席次表の確認と行動

席次表をしっかり確認し、自分の席に着く際は周りの人に配慮しながら行動するのも大切になります。席に着いたら、周囲の方々に軽くあいさつをすると、よい印象を与えることができますよ。
また、式中は楽しみながらも、盛り上がりすぎて周囲の人に迷惑をかけることがないように、ひとりひとりが心地よく過ごせることを意識できるといいですね。

スマートフォンの使用を控える

式中はスマートフォンの使用を控え、特に写真撮影については事前に確認しておくと安心です。新郎新婦や、ほかのゲストの気持ちに配慮する姿勢を忘れずに。
必要な時以外はマナーモードに設定し、周囲に配慮した行動を心がけられるといいですね。

編集部のまとめ

結婚そのものに対してさまざまな価値観があるように、結婚式に対してもいろいろな考え方が生まれている現代。

結婚式の従来のマナーを学びながらも、あなたが結婚式とどのように向き合っていきたいか、結婚式でどのようなふるまいをしたいかを考えてみることもとても大切だと思います。

STAFF
text:彩
illustration:lilyco