いちばんいいかも……

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安定した暮らしってなんだろう?
20代社会人が求めるもの

社会人になり「仕事」と「プライベート」に少しずつゆとりを感じ始めるようになってきた、このごろ。

さまざまな働き方やライフスタイル、価値観を知っていくなかで気になるのが「安定した暮らし」というもの。

「安定」という言葉そのものは分かるけど、そもそも「安定した暮らし」ってなに?
いろんな視点で考えてみましょう。

なんだかんだで「安定した暮らし」がいちばんかも

先行きが分からない、落ち着かない生活を送るよりも「安定した暮らし」を求めてしまう。
親や先生から「定年まで働ける職種にした方がよい」などと、助言された経験がある人も多いのではないでしょうか。

だれしもが思い描く「安定した暮らし」。
長く働ける仕事に従事すること、好きな仕事を一生続けること、愛する人と結婚してしあわせに暮らすなど、人によって「安定した暮らし」の定義は異なります

20代社会人のわたしたちにとって「安定した暮らし」ってどんなものなのでしょうか?
20代が思い描く、安定した暮らしについてご紹介していきます。

わたしたちにとって
「安定した暮らし」とは、
どんな暮らし?

自分の「好きな仕事」を一生続ける

職種や働き方によって異なりますが、一日の中で仕事が占める時間は約3分の1もあります。
そんな、一日の多くを占める仕事ならば「自分の好きな仕事をしていたい」と感じますよね。

また「安定」という視点で考えると、「好きな仕事を、しかも長く働き続けたい」もの。
物価上昇や雇用形態の変化、終身雇用の崩壊など、未来に不安を感じるといった外的な影響も少なからずあるのでは。

ずっと「安定した収入」を得られる
環境で働く

金銭的な安定をしたいといった思考が強く「安定した収入を得ることができる環境で働く」という考えを持つ人も多くいます。公務員や大企業かつ、勤続年数に応じて収入が上がっていく職種は、昔も今も変わらず就職先として人気ですよね。

「安定した収入」=「安定した暮らし」と考える人は多いのではないでしょうか。生きていくうえで「金銭面の安心」は、生活面はもちろんのこと精神面での安定でもあるでしょう。

愛する人と結婚して
しあわせな家庭を築く

結婚して一軒家を持ち、子どもを育てるといったライフスタイルの一連の流れに「安定した暮らし」のイメージを持つ方も。
家族構成や住む場所など、自分が育ってきた環境に近いと「落ち着いて過ごせる」と感じて、それが結果として「安定した暮らし」だと連想しやすいのかもしれません。


このように、安定した暮らしの中には「仕事面での安定」「金銭面での安定」「家庭面での安定」とさまざまな視点で考えられます

では、自分が思い描く「安定した暮らし」を手に入れるために、どのようなことをすればいいのでしょうか。

「安定した暮らし」を手にいれるためには?

コツコツ努力をする

「仕事面」「金銭面」「家庭面」と、思い描く安定した暮らしはすぐに手に入るものではありません。「どのような気持ちで仕事に取り組むのか」「金銭的な余裕を得るための支出管理の徹底」「素敵な人と出会えるように自分磨きに励む」などコツコツと努力していく必要があります。

自分の目指したい「安定した暮らし」には何が必要なのか?何が足りていないのか?
考えて行動できる人が、安定した暮らしを実現できる可能性が高いかも……!

健康的な生活を送る

「からだこそ最大の資本」といわれるほど、健康的な生活を送ることはとても重要です。安定した暮らしを送るために「健康的な生活を送る」ことは欠かせません。
「決まった時間に起きる」「しっかりとした睡眠をとる」「食生活を整える」など、元気に過ごすために基本的な生活習慣を意識して過ごしてみましょう

生活防衛資金を貯めておく

急な出費が必要になったときや、病気になってしまい働くことがむずかしくなった際に「お金がない……どうしよう!」とならないように、生活費の半年程度のお金を貯めておくことがおすすめです。
この生活防衛資金を貯金することのメリットは、「精神的な安定を手に入れること」です。

周りの人との繋がりを大切にする

自分の周りにいる人との繋がりは大切にしておいた方がよいと思います。何か困ったときや相談したいときに、すぐに頼れる存在がいるだけで「精神的な安定」に繋がります

安定した暮らしの根底には「精神的な安定」が欠かせません
学生時代の友人や職場の同僚など、自分を取り巻く周りの人があってこそ、精神的な安定を感じることがきっとできると思います。

編集部のまとめ

「仕事面での安定」「金銭面での安定」「家庭面での安定」と、安定した暮らしは一人ひとり異なります。

ただ、このうちのひとつが突出するのではなく、バランスのいい状態が結果として「安定した暮らし」だと感じる方が多いのではないでしょうか。

STAFF
text:Yudai Mino
illustration:久保沙絵子