やりたい仕事とは違う?

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適職ってなんだろう。
自分に合う職業の見つけ方が知りたい

仕事に慣れてくると「この仕事って自分にあっているのかな?」と不安になることも増えてきますよね。

学生時代にあこがれていた仕事に就き、やりたい仕事をしているはずなのに、なんだかモヤモヤしてしまう……という人に向けて、「適職」を見つけるためのヒントをお伝えします。

自分に向いてる仕事が知りたい……

入社前後のギャップもあって、わたしも「この仕事でよかったのかな……」と自分の選択に自信がなくなってしまったことが多くありました。

社会人3年目の今でも、周りの先輩が転職したり、友人から仕事の話を聞いたりする中で、もっと自分に合っている場所があるんじゃないかと悩んでしまうことがあります。

「やりたい仕事」「好きな仕事」であっても、自分の得意分野があまり発揮できなかったり、むしろ苦手な業務が多かったり……。

楽しさややりがいを感じる場面も多いけれど、「この仕事で自分は成長できるのかな」「もっと自分の力を発揮できる仕事があるのかも……」と不安になりますよね。

「適職」ってどんな仕事?どうやって見つければいいの?と悩む気持ちもわかります。

「適職」だと思えるポイントは?

まず「適職」とはどんな仕事なんでしょうか。
「適職」だと考えられるポイントをいくつか挙げるので、自分に当てはめて考えてみてください。

自分の得意なことを生かせる

「適職」の第一のポイントは、自分の得意分野を生かせること。
まずは「やりたいこと」や「好きなこと」は置いておいて、得意なことを生かせるかで仕事を見つめ直してみると適職かどうかが見えてくると思います。

得意なことを見つけるのが苦手な人は、不得意なことから消去法で仕事探しをしてみるのもひとつの手です。

自分の性格や特性に合っている

得意・不得意だけでなく、自分の性格や特性にその仕事があっているのか考えるのもポイントです。
たとえば「大人数より少人数の方が話しやすい」とか「緊急のことがあると焦ってしまう」とか。

前者であれば小規模のコミュニティで業務が完結するような仕事の方が向いていますし、後者であれば緊急対応の無い仕事が向いているかもと考えられると思います。

このように自分の性格や特性の中の小さなことでも「適職」と出会うヒントになります。

どうやって「適職」を見つけたらいいの?

自分の得意・不得意や性格は分かったけど、それに合う仕事はどうやって見つけたらいいのかな?と悩む方に向けて「適職」の見つけ方を2つお伝えします。

幅広く、職種や企業に目を向けてみる

自分では「向いていないかも」と避けているような職種、業種でも、幅広く調べてみるとその中に「適職」が隠れていることもあります。
まずは選り好みしたり、自分なんて……と可能性を狭めたりはせずに、さまざまな仕事に目を向けて知見を広げてみましょう。

また、大学の先輩や友人からの話を参考にして、その業界や職種に集まる人のタイプを分析してみると、自分に合ってるのか合っていないのかがわかってくると思います。

ネットの適職診断を受けてみる

最近では、インターネットで無料の適職診断を受けられるサイトも増えています。
自己分析や業界研究もしたけれどなかなか「適職」が分からない!という人は、そのような適職診断を受けて参考にしてみるのもよいと思います。

もしかしたら自分では気づけなかった強みや特性があらわになって、新しい可能性が見えてくるかもしれません。

編集部のまとめ

「適職」というと、「やりたいことや好きなことに関わらず向いている仕事」を指すことが多いですが、個人的には自分の中の「やりたい仕事」や「好きな仕事」への気持ちも大切にしてあげたいなと思います。

仕事をする上で自分が何を大切にして、どんな自分でありたいかも忘れずに、よい場所を探してみてください。

STAFF
text:omiso
illustration:lilyco