何が必要なの?
ティップス
はじめての海外旅行!
持ち物で忘れがちなものと、あると便利なもの
社会人になってから、初めての海外旅行を経験するという方も多いのではないでしょうか?
有給を取得しての長期休み、存分に楽しみたい!そんなときに、忘れ物をしてしまうと気分もどんよりしてしまいますよね。
この記事では、バックパッカー経験のある私が、海外旅行に「忘れがちなもの」と「あると便利なもの」をご紹介していきます。
初めての海外旅行、
持ち物はこれで大丈夫かな?
いざ、念願の海外旅行へ!
出発前、何度スーツケースを確認してもソワソワ。何か忘れ物をしている気がしてきてしまうのは、不思議な心理現象だなぁといつも思います。
そんなときぜひ、この記事を参考にしながら確認してみてくださいね。
ないと困ってしまう、忘れがちなもの
衣類やお風呂セットはしっかり準備できるのですが、細々したものを忘れてしまいがち。
ないと困ってしまうものを3つご紹介します。
変換アダプタ
国によってコンセントの形が違うため、必須のアイテムです。出発前に、何タイプのアダプタが必要かを調べて準備しておきましょう。マルチタイプもあるので、それをひとつ持っておくと安心です。
また、電圧が違う国ではドライヤーが使えないことがあります。せっかく持って行ったのに使えないとなると悲しいので、事前に調べておきましょう。
VISAカード
ヨーロッパなどでは、現金が使えないお店もあるほどキャッシュレスが進んでいるそう。現地での決済で困らないよう、クレジットカードを持っておきましょう。また、海外はVISAかMASTERが主流です。JCBだと使えないところもあるので、この機会に新しく準備しておくと安心かもしれません。ブランドによっては、無料で海外保険が付帯しているカードもあるので、新しく作る場合はそのブランドを選ぶとよいと思います。
飲み慣れた薬
海外での生活は、慣れない食生活や、生活リズムの変化で体調を崩しやすくなってしまうもの。万が一に備えて、薬は充分に準備しておきましょう。総合風邪薬と解熱鎮痛剤、胃腸薬などがあると安心です。
また、私はいつも粉末のポカリスエットも持っていくようにしています。水さえあれば、日本のポカリが飲めるのでとってもおすすめ。海外にもポカリは売っていますが、炭酸が入っていたり、なぜか苦かったりします。それはそれで楽しいのですが、飲み慣れたポカリの粉末もぜひスーツケースに忍ばせておきましょう。
持ってきてよかった!
手荷物で持っていると便利なもの
ほんとうに些細なものですが、空港に着いた時からとっても輝きを増す持ち物がいくつかあります。
簡単にそろうものばかりなので、ぜひ準備してみてくださいね。
除菌シート
海外旅行に限らず、ふだんから持ち歩いている方も多いかもしれません。除菌シートは、旅先でもとにかく役立ちます。日本はとても衛生的ですが、国によってはスプーンや箸が充分に洗われていない状態で提供されることもあります。除菌シートがあれば、食事前にカトラリーを一式除菌することもできるのでおすすめです。
100A以下のモバイルバッテリー
旅先でのスマホやカメラの充電に欠かせないですよね。しかし、モバイルバッテリーは飛行機に乗るときに最も注意しなければいけないアイテムだと思っています。私はこれまでに2回、モバイルバッテリーを没収されてしまったことがあります。
まず一回目は、預け入れのスーツケースに入れてしまったこと。うっかり入れてしまうと、スーツケースごと届かなくて旅先で本当に困ってしまいます。また、遅れて届いたスーツケースからは、モバイルバッテリーは没収されているというダブルパンチ。必ず機内持ち込みをすると覚えていてください。
そして二回目は、100A以上のモバイルバッテリーを持ち込もうとしたこと。手荷物検査場で、没収されてしまいました。機内に持ち込めるモバイルバッテリーのアンペア数は航空会社によって違うようなので、必ず確認してから持っていくのがおすすめです。
水に流せるティッシュ
日本では当たり前のトイレットペーパーですが、海外ではトイレに備え付けられていないことがあります。バッグに入れておけば、ティッシュとしてもトイレットペーパーとしても活躍してくれる万能アイテム。海外旅行の必須アイテムです。
ボールペン
海外では、入国の際に渡航者カードを書かなければいけない場合が多いのですが、そのときに、ボールペンを置いていない場合がよくあります。置いておいてほしいなと思うのですが、日本の当たり前は当たり前ではないのですよね。すぐ出せるところに、黒ボールペンを持ち歩いておきましょう。
日本での当たり前が当たり前でないことを実感できる海外旅行。たくさん備えておいて、損をすることはありません。
もしアクシデントが起こってしまったとしても、それもまた旅の思い出。のちのち笑い話として記憶に残っているのは、そんな出来事だったりもします。
どんな経験も楽しんで、みなさんだけの思い出をつくってきてくださいね。
STAFF
text:さきやまみさき
illustration:久保沙絵子