なんとなく感じることがある
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孤独感はどうしたらいい?
20代社会人の対処法
休日や仕事終わりに、ふと感じる孤独。
ひとりぼっちというわけでもないし、仕事もプライベートも充実しているはずの毎日なのに、なぜかふとした瞬間、漠然とした孤独感や寂しさにおそわれてしまうことはありませんか?
この記事では、そんな孤独感に悩む方に向けて、少しでも孤独を癒やせるような方法をご紹介します。
社会人になってから
孤独を感じるように……
「社会人になってから、なんとなく寂しいと感じることが増えた……」
「孤独がつらいけど、解消法がわからない……」
学生のころとは違い、社会人として仕事をするようになると、どうしても日々の生活が大変で心もいっぱいいっぱいになりがち。
目の前のことに忙殺されていると、気づけば友達と疎遠になってしまったり、趣味を楽しめなくなってしまっていたりすることもあるでしょう。
そんな生活を続けていると、ふとした瞬間に、過去の自分や他人と今の自分を比べて「なんとなく寂しい……」と感じたり、「自分は孤独だ……」ともやもやを感じたりしますよね。
とある調査では、3人に1人が孤独を感じているともいわれています。正体不明の孤独感や寂しさに悩んでいる人も少なくないのではないでしょうか。
どういうときに孤独を感じる?
正体不明の孤独感も、もしかしたらなにかの要因があるのかもしれません。
ここでは、実際に孤独感を感じる場面をいくつかご紹介します。
友達と会うことが減ったとき
学生のころは、毎日のように友達と会い、一緒に授業を受け、放課後や休日に遊びに行くことがあたりまえだった人も多いかもしれません。
しかし社会人になると、どうしても仕事が生活の中心になりますよね。お互いが忙しかったり、休みが合わなくなってしまったりして、以前のように会う機会がなかなかつくれないことも多いのではないでしょうか。
以前のように友達と思うように遊べない、という悩みが、孤独感を引き起こしているのかもしれません。
また、会社での交友関係はプライベートとは異なり仕事がベースにあるため、なかなか打ち解けづらいものですよね。
職場では言えない愚痴や本音を、プライベートでも話せる相手がいない……という状況は、寂しさを感じるひとつの原因となるでしょう
SNS上の誰かと自分を比べてしまうとき
SNSで多くの人とつながれるのに、それでも孤独を感じてしまう人は少なくないようです。
SNSで流れてきた誰かの投稿を見て、「自分よりもしあわせそう……」とストレスを感じたり、悲観的になってしまったりする経験は、みなさんにもあるのではないでしょうか。
仕事でくたくたになって帰ってきたときや、心が疲れてしまっているときなど、SNSで見る誰かのしあわせを、自分の現状と比べてしまい孤独を感じることが多いようです。
ひとり暮らしをしているとき
就職を機に、ひとり暮らしを始める人も多いのではないでしょうか。
ひとり暮らしを始めると、慣れない環境のなか仕事との両立もしなければなりません。どんなに体調が悪くても、食事や家事を自分でしなければならなかったり、嫌なことや悩みをすぐに相談することができなかったり。そんなときに、ふと寂しさを感じてしまうのかもしれません。
学生であれば、長期休みに長い期間帰省することもできますが、社会人だとそのような休みもなかなかありませんよね。
実家で暮らしていたときにはあたりまえだった環境とのギャップを感じたとき、孤独感におそわれてしまうことが多いようです。
孤独感を乗り越えるために、
ためしたいこと
一時的なものならまだしも、毎日、毎週末と頻繁に寂しさや孤独を感じてしまうことはつらいですよね。ここでは、少しでも孤独感をやわらげるためのおすすめの方法をご紹介します。
古い友人に連絡してみる
学生時代の友人など、疎遠になってしまっていた友人と久しぶりに連絡をとってみるのはいかがでしょうか。
一度連絡が途切れてしまうと、改めて連絡をとることも勇気のいることかもしれません。しかし、あなたが友人と会えないことが理由で孤独を感じているように、相手もまた同じような悩みを抱えている可能性もあります。一度会ってしまえばきっと話も弾むことでしょう。
また、学生時代にはそこまで親しい間柄ではなかった人でも、お互い社会人になってから会ってみると、意外と意気投合するというケースもあったりするようですよ。
SNSで交流する
料理やカメラ、スポーツなど、趣味や好きなことをSNSで発信し、SNS上で人と交流を楽しむという方法もあります。
先ほどご紹介したように、SNSが孤独感の要因になっている場合もありますが、SNSにはいろいろな人とつながることができるというポジティブな側面もたくさんあります。多くの人に向けて発信することで、同じ趣味を持った友人を見つけられるだけでなく、新しい人と出会い、さらに交友関係を広げられる場にもなります。
社会人になると、学生のころのように気軽に友達をつくる機会がないとよく言われていますよね。SNSでの交流は、新たな交友関係をつくるチャンスでもあるかもしれません。
将来や自分のために時間を使う
孤独感の解消は、「誰かと過ごす」ことに限ったものではありません。
孤独を感じてしまう時間があるからこそ、その時間をポジティブに捉え、自分を見つめ直す時間にするのもおすすめです。どんなときに孤独を感じ、なぜそう感じたのでしょうか。文字や言葉にして整理することで、なんとなく感じた正体不明の孤独感や、漠然とした不安を解消するための道筋が見えてくるかもしれません。
また、趣味や好きなことに没頭したり、資格取得など、スキルアップのために時間を使ったりすることもおすすめです。何かに没頭する時間が増えれば、不思議と孤独感もやわらいできたりするかもしれません。
ふとした時に感じてしまう寂しさや孤独は、原因がはっきりしていないからこそ対処しづらいもの。
でも孤独感に悩むのも、きっと悪いことではないはずです。
孤独を感じてしまう自分の現状を変えるチャンスかもしれません。
友達と会うのもよし、趣味に没頭するのもよし。
みなさんの心が少しでも晴れますように。
STAFF
text:Oyama.
illustration:ニシモトタクミ