いやな自分を見せちゃった
ティップス
イライラして自己嫌悪……。
仕事中に心を乱さないためには?
「思ったように仕事を進めることができず、ついイライラしてしまう……」
「先輩や同期からの些細な一言についイライラしてしまう……」
仕事をしていると、イライラしてしまうことがありますよね。
この記事では、イライラしがちなあるあるの場面や、イラっとしたときに試したい心を落ち着かせる方法についてご紹介します。
仕事中に心が乱れない工夫をぜひ手に入れましょう。
仕事中イラついて、
あとで自己嫌悪に……

仕事中、思ったように仕事が進められずにイライラしてしまい、同期や後輩に冷たい対応をとってしまった……。
イライラしてしまうとつい心が乱れてしまい、周りの人に「なんか機嫌悪いのかな?」と感じられているかもしれません。
冷静になった時に「なんであんなことでイライラしていたんだろう……」と後悔することもあるのではないでしょうか。
イライラしているとなぜか落ち着かなくなってしまいますよね。自分がした発言や行動に対して恥ずかしさを感じたり、自己嫌悪に陥ってしまったりなんてことも。
具体的に、どんなときにイライラしてしまうのか?場面ごとにご紹介していきます。
イライラしがちな場面とは?
仕事量が多すぎる
仕事量が多すぎると「どこから着手したらいいのかわからない……」とモヤモヤした気持ちになって、ついイライラしてしまいがちです。細かなタスクを片付けても、まだ残っている仕事量を考えると、やりきれない気持ちになってしまいますよね……。
高圧的な上司との関わり
「明らかに自分に振る必要のない仕事を押し付けられた……」とたまに理不尽なことが起きてしまったり、自分の業務の進め方に対して「もっとこうして欲しい!」と無理難題な要望をしてきたり、最悪の場合は怒鳴ってきたり詰めてきたり……。高圧的な上司との関わりにイライラする方も多いのではないでしょうか。
想定外のミスやトラブルの発生
仕事を進めていく上でトラブルは避けては通れないものではありますが、そのトラブルに対して思ったよりも時間がかかってしまうと、「他の業務をもっと進めることができたのに……」とイライラしてしまうことも。想定通り進まないことにはイライラしてしまいますよね。
自分自身が完璧主義
「自分が対応したらもっと早く終えることができるのに……」と、同僚に対してイライラするケースもよくあります。自分自身が完璧にテキパキとこなすタイプの方にとっては、マイペースに仕事をこなしている方や、丁寧すぎる仕事をしている方に対して、「もっと早くテキパキとやってほしい!」と感じてしまうことも……。
上記のような「イライラする」場面に対して、心を落ち着かせる方法や自分自身の心構えについてご紹介していきます。実践できるものがあればぜひやってみましょう!
イラっとしたら、ためしたい。
心を落ち着かせる方法

あえて笑顔を作る
「笑顔で対応する」だけで場の雰囲気は和み、自分自身の気持ちも穏やかになる経験はありませんか?
笑顔でいるだけで、「些細なことで悩んでいたな」「こんなことでイライラしていたなんて馬鹿馬鹿しいな」と感じることがよくあります。
僕自身も、これまで関わって「素敵だな」と感じた方は“笑顔で場を和ませる方”が多かったように感じます。笑顔を武器にすればどんな場面でも上手にやっていけるのでは?とさえ感じています。
相手視点で考える(他者理解)
自分自身がイライラした際に、相手が自分に対して「どのような感情を抱くのか」相手の視点で想像することが大切です。
もし自分自身が上司で、後輩に対してイライラしている雰囲気が伝わると、相手は「あの先輩いつもイライラしていて話しかけにくい存在だな……」と感じてしまうかもしれません。
イライラする気持ちをぐっと抑えて「相手からどういう印象を持たれたいか」という視点を、ぜひ持ってみましょう。
気分転換をする
一度イライラモードに入ってしまうと、「冷静な自分に戻るタイミングが分からない」と感じる経験はありませんか。そういった場合に効果的なのが「気分転換をする」ことです。
職場でイライラすることがあったら、一旦近くの広場のベンチに座って冷静になってみたり、食事やトイレ休憩に行ったりなど、ひと息つく時間をぜひ作ってみましょう。
自分にも非がないか考える
イライラする場面の多くは、「相手軸」「物事」「起きている事象」に対してだと思います。
「自分だったらこうするのに!」「こんなに仕事を振るなんて理不尽だ!」と感じる前に、「相手がここまで業務を進めるのが遅いのは、何か要因があるのかも?」「上司が仕事を振ってくるのは今後何かあるのかな?」と考えてみましょう。
「自分自身にできる対策やサポートできることはないか」と自分軸で考えてみると、イライラしなくても済むかもしれませんね。
仕事を進めていくとイライラしてしまう場面はつきものです。
その時・その状況・その背景に応じて、「自分自身に何かできたのかな?」と考える習慣や、ヒートアップしてしまう前に、自分自身でコントロールすることをぜひ身につけていきたいですね。
「イライラする要因」について向き合い、自己嫌悪に陥らないように対策していきましょう。
STAFF
text:Yudai Mino
illustration:iina