なぜか緊張する……

ティップス

欠勤した翌日はどんな感じで行けばいい?
新社会人が気をつけたいこと

体調不良を理由に当日欠勤をしてしまった……。

まずは体調を戻すことが先決だけど、翌日の出社のことを考えたら緊張や不安がふつふつと湧いてしまうことってありますよね。

明日の朝はどんなふうに振る舞うのがいいんだろう?
欠勤した翌日に気をつけた方がいいことなどを、この機会に考えてみたいと思います。

欠勤した翌日はなんだか
気が重たい……

新型コロナウイルスが流行してからは「熱が出たら仕事は休むもの」と、欠勤のハードルが低くなったように思います。

それでも翌朝の憂うつさを思うと、体調を押してでも出社したらよかったな……と考えてしまったり。

とはいえ、ずる休みをしているわけではないし、体調を崩してしまうことは誰にだってあるものだから、“困った時はお互いさま”の気持ちで過ごすのがいいと思います。(考えすぎは、体調にもよくないかも)

この緊張感や不安の原因は
なに?

どうして緊張感や不安を抱えてしまうのか、まずは理由と向き合ってみましょう。

仕事に穴を空けてしまった

準備を重ねてきたプレゼン、アポイントをずらせない打ち合わせの日など、ウエイトが大きい仕事の当日に欠勤をしたら、申し訳なさなどから気が引けてしまうと思います。自分ひとりでも、チームで動いていても、だれかが引き継ぎをするものだから、それに伴って迷惑がかかってしまうのは事実
ただ、ちゃんと責任感を持って取り組んでいる証でもあると思います。

同僚と顔を合わせるのがこわい

もし、迷惑をかけてしまった人にいやな顔をされたりしたら……。ネガティブな考え方かもしれないけれど、その考えが頭をよぎると、翌日の出社時に同僚と顔を合わせるがこわく感じてしまうのではないでしょうか。

大勢の人に心配をされる

休み明け、社内の人に会うたびに「大丈夫?」と声を掛けられたら、対応に少し気を遣ってしまいますよね。でもこれらはプラスに捉えてOKだと思います。声を掛けてくれる人は、病み上がりのあなたの体調やペース配分を気遣ってくれています。やさしいな、くらいに思っておきましょう。

このように、人によって心配ごとの種はさまざまだと思います。
緊張や不安の原因がわかったところで、翌朝の行動についても見ていきましょう。

欠勤翌日におすすめの行動

少し早めに出社する

いつもより少し早く出社して、溜まった仕事をこなしましょう。後述にもつながりますが、まずは自分から声かけができるようスタンバイをするところから。

休み明けのあいさつをする

欠勤を認めてくれた上長、引き継ぎをしてくれた人に欠勤をしたお詫びと感謝を伝えます。この際に、自分から声をかけるのがマスト。欠勤の人の引き継ぎをすることを自分に置き換えて考えてみたら、声をかけるorかけられるで、印象が大きく違うことがわかるかなと思います。

節度のある行動を

たとえば(もちろん体調不良の内容にもよりますが)、休み明けなのに元気に飲み会に参加していたら……なかには「ほんとに体調不良なの?」と感じる人もいると思います。もし誘われても断るようにするなど、誤解されないような行動を心がけたいですね。

これらの心構えは、裏を返すと怠るのはNGな行動ともいえると思います。
挽回するためには、どれかひとつをこなしたらOKではなく、すべての行動に意識を持つことが大切かもしれませんね。

編集部のまとめ

仕事における人間関係は、頼りっぱなしよりも“持ちつ持たれつ”な関係性がほとんどです。

自分がほかの人にモヤっとするポイントは、おそらく逆もしかり。

そのことを念頭においていたら、休んだ分もちゃんと挽回できると思います。

STAFF
text:くるみちゃん
illustration:lilyco