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上司と出張に行くことに……。
若手社会人が気を付けておきたいこと

1人で行く出張とは違って、気にすべきマナーがいろいろとある「上司との出張」。

出張に慣れてきた人も、初めての出張だ!という人も、上司に同行していくというだけで「失礼が無いように」という心配が大きくなると思います。

この記事では、初めて上司に同行して出張に行くことになった若手社会人に向けて、準備しておきたい確認事項と、守っておきたい基本のマナーをご紹介します。

上司に同行して
出張に行くことに……!

いつもとは違う場所で仕事をする。
それだけで少し不安な「出張」ですが、上司と一緒に行くとなるとより一層緊張してしまいますよね。

ふだんあまり関わりの多くない上司と一緒だと、道中の会話にまで気を張ってしまいますし、気が知れた相手であっても「出張特有のルールってあるのかな?何か事前準備した方がよかったかな?」と頭を悩ませると思います。

出張前に確認しておくことは?

まずは出張に行く前に気にしておきたいポイントをご紹介。

お金の話やスケジュールの話は事前に

移動時のチケット代やホテル代などを立て替えるような場合は、事前に上司と打ち合わせをしておいた方がよいと思います。また上司と同行する場合でも、出張中のスケジュールは事前に把握しておくのがおすすめです。知っていた方が自分自身も少し安心しますし、事前に下調べも可能になります。

集合場所には自分が早く着くようにする

駅や空港、会議、イベントなどには、上司よりも自分が早く着くように事前に経路などを調べておきましょう。自分の到着を上司に待たせないように、余裕を持った到着時間で考えておくとよいと思います。遠方への出張だと気分も上がって、滞在中の夜などにその土地のごはんやお酒を楽しむこともあると思います。しかし、次の日の集合時間は厳守です。あくまで仕事で来ていることを忘れずに、遅刻はNGを意識して行動するように心得ておきましょう。

出張中に気をつけておきたいことは?

事前準備は整った!では出張の最中に気にしておくことはあるのでしょうか。
気をつけたいポイントを3つご紹介します。

道順などは率先して調べる

上司の方が出張に慣れているから、上司は何回か来たことがあるから、と目的地までの道順を上司任せにしないように気をつけましょう。上司の後ろについて何も調べていなければ「やる気あるのかな?」「気が利かないな」と思われてしまうかもしれません。また、目的地がどこなのかも分からない、スケジュールを把握していないなんてことは言語道断。先ほどお伝えした出張前の情報収集でしっかりと把握しておくとよいと思います。

移動中の座る席にも注意

飛行機や新幹線では若手社員が通路側に座るのが基本のマナー。ただし、上司の希望もあるかと思うので、直接窓側がいいのか通路側がいいのか希望を聞いておくとよいです。大きな荷物や上着がある場合には、棚への上げ下げも積極的に若手社員が行いましょう。

移動中は積極的に話しかけるべき……?

移動中に無言は気まずいし、何か話題を振った方がいいのかな?と不安になる人も多いと思います。仕事の話をしたい上司もいるでしょうし、逆に移動中は少し休みたいというタイプも。上司が何をしたいのか様子をうかがったり、確認したりするとよいかもしれません。もし話したいという上司なら、出張先の情報をリサーチしておくよい機会にもなるので積極的に聞いてみると出張先での仕事にも繋がります。

編集部のまとめ

せっかくの出張だけれども、上司と一緒で終始緊張してしまう……。

気持ちもわかりますが、実は上司に同行しての出張は、仕事の話を聞ける時間がたくさんあったり、自分のスキルをアピールするチャンスになったりと、メリットもたくさん。

基本のマナーを守って上司にとっても、自分にとってもいい時間にできるといいですね。

STAFF
text:omiso
illustration:iina