こんな自分でいいのかな……

ティップス

社会人になってから自信が持てない。
自分を励ますためにしたいこと

社会人になって数ヵ月がたったこのごろ。

「社会人になったけど、仕事に自信が持てない……」
「自分がしている仕事って本当に自分がしたかったことなのかな……」

なんとなく自分に自信を持てなくなってきて、自己肯定感が下がってしまっている。
そんなことはありませんか?

この記事では、自信が持てない要因や少しでも自信を取り戻すためにできることについてご紹介します。

最近、自分に自信が持てなくなった……

いつも通り満員の電車に揺られながら今日も出勤。
入社した当初は「社会人としてがんばろう!」と意気込んでいたものの、最近は自分に自信がなくなってきたのか、活力がなくなってきた。

職場環境が劣悪といったわけでもない。仕事が嫌いでもない。生活していくために仕事はしないといけない気持ち。
いろいろ考えてみても、なぜ自分に自信が持てなくなったのか?分からなくなってしまいますよね。

まずは、自信が持てなくなった要因について一緒に考えてみましょう。

自信が持てなくなったのはなぜ?

学生時代に描いていた生活とのギャップ

「社会人になったら休日はアウトドアを楽しみたい!」「定時に上がって仕事終わりの時間を楽しめる社会人になりたい!」など、学生時代には理想の社会人の過ごし方を思い描いていたけれど、実際は休日に遊びに行ける気力もなく、定時に上がれないことや定時に上がっても家に帰ったら疲れて何もやる気が出ないことも……。

思い描いていた理想の社会人像とのギャップで、自己肯定感や仕事へのモチベーションが下がっている可能性があります。

周りと比較して落胆してしまう

社会人になると、同時期に入社した同期とつい比較されてしまいます。たとえば営業成績がかんばしくないときや、同期にはできて自分にはできないことがあると落胆してしまいますよね。

また、学生時代の友だちに久々に会ったときも仕事の話になり、年収やポジション、スキルなどを聞くと「友だちは仕事に熱心に取り組んでいてその分の成果にも繋がっている。でも自分は……」と自己肯定感が下がってしまう。
キラキラと働く人がいる中で、自分は仕事に対してどのように向き合っているのだろう?とついつい考えてしまいます。

未来への不安を感じている

ひと昔前は定年退職が当たり前で、同じ企業に長く勤める人が多かったようですが、現代は転職も当たり前になり、定年退職の制度そのものが変わりつつある状況です。さらには老後の資金問題など金銭面での不安を感じる人も増えてきています。

「自分は今の仕事を長く続けていけるのかな?」「続けた先に何が見えるのかな?」と漠然とした不安や、なかなか一歩を踏み出せない自分に対して自信が持てなくなっているなんてことも。未来のことを考えるとワクワクよりも不安を考えてしまう気持ち、とてもよく分かります。

では、少しでも自信を取り戻すためにできることや、漠然とした不安や迷いを取り除くためにできることをご紹介します。

少しでも自信を取り戻すためにできること

暮らしを整える

「生活の質を見直す」ことは自信を取り戻すためにとても効果的です。家の乱れは心の乱れといっても過言ではないくらい、生活環境を整えるだけで気持ちがすっと楽になったり無駄なことを考える時間を省いたりできます。
また、暮らしを整えている自分自身を好きになり「暮らしを整えている自分はえらい」と感じられることも。

部屋が散乱している、気分が上がるインテリアにしていきたいと考えている方はぜひ実践してみましょう。

成長に目を向ける

「できないこと」にばかり目を向けているとしんどくなることも……。そんなときには「できるようになったこと」に目を向けて成長を実感し、自分に自信を持つ習慣を取り入れましょう。自分を褒めてくれる環境に身を置くこともひとつです。自分に自信を持てているときの方が、何事も前向きにポジティブに取り組めるはず!

新しいスキルを身につける

資格でも趣味でも、とにかく「これをやってみたい!」と感じたことに挑戦してみましょう。たとえば、社会人になって特に「お金」について考える機会が増えるので「FPの資格勉強をしてみる」など、自分の生活に役立ちそうなことにふれてみてはいかがでしょうか。

特に、未来へ不安を感じている方におすすめです。今の仕事だけでなく「自分にはまだこんなにも可能性があるんだ!」と新しい道が見えるかもしれません。自分自身が熱中できるもの、興味関心があるものをぜひ探してみてください。

編集部のまとめ

仕事をしているとついつい目の前の業務に忙殺されて「本当にこのままでいいのか?」と悩むことが増えます。

自分の中で「この瞬間がワクワクする!」ポイントを探るのが、自分自身を励ますヒントに繋がるかも……!

気になったところからぜひ実践してみてくださいね。

STAFF
text:Yudai Mino
illustration:lilyco