ひとり暮らしをしていて、ふと寂しくなる瞬間はありませんか？

なかには「ペットを飼いたいな」と感じている方もいることと思います。

そこでこの記事では、ひとり暮らしの社会人がペットを飼うメリットや、ペットを飼う際に気をつけるべきことなど、気になるあれこれをご紹介していきます。

ひとり暮らしだけど、
ペットを飼いたいな……

ひとり暮らしを始めた当初は、多くの人が「何でも自由にできるし、ひとり暮らしって最高！」と思うもの。
でも、その生活に慣れてくると、その自由が逆に物悲しく感じてしまうかもしれません。例えば、家族や友達に会ったあと、家の中がしんとしていて孤独感を覚えたことがあるのではないでしょうか。

そんなとき、その孤独感を解消する方法はいくつかありますが、犬や猫、うさぎといったペットを飼うこともそのひとつ。
家に帰ったら自分をあたたかく迎えてくれる、かわいい癒やしの存在は、人と暮らすのとはまた違った魅力を持っていますよね。

しかし、「ひとり暮らし ペット」とネットで検索すると、「無責任」「かわいそう」「飼わない方がいい」など、ネガティブな単語が並んでいます。「ペットを飼いたいな」と思っている方は不安になってしまうことでしょう。

そこでここからは、ひとり暮らしの社会人がペットを飼うメリットを考えてみたいと思います。

ペットを飼うメリットはなんだろう？

心の支えになる

最大のメリットは、寂しいひとり暮らしを精神面から支えてくれる点です。
実際、動物とふれ合うと、幸せを感じる脳内物質の分泌が増える上、副交感神経が優位になるため、気持ちがリラックスするといわれています。ひとり暮らしの社会人は、家事から仕事まで何でも自分でこなさなければならないため、時には疲れてしまうこともあります。ペットのお世話やふれあいを通して、日々の暮らしに癒やしの時間が生まれることでしょう。

生活に張り合いが生まれる

ひとり暮らしで寂しさを感じる理由のひとつとして、熱中できるものがないことが挙げられます。
そんななか、ペットのお世話をする責任を負うことで張り合いが生まれ、自分は必要とされていると感じられるようになります。もちろん生き物をお世話するのは大変ですが、生活に張り合いが欲しい方は、ペットを飼うことも検討してみてはいかがでしょうか。

交友関係が広がる

ペットと暮らすようになると、家庭内だけでなく、交友関係にも変化が起こるかもしれません。
ある調査では「ペット繋がりで知人・友人ができたことはありますか？」という質問に対し、48.5%が「ある」と回答しているとのこと。例えば、犬を飼うのであれば、毎日の散歩を通じて顔見知りができたり、SNSで犬好きの人達と関わる機会ができたりする可能性がありますよ。

ひとり暮らしでペットを飼うときに気をつけたいこと

ペットを飼うメリットをご紹介してきましたが、ひとり暮らしでペットを飼うのには注意が必要です。ここからは、気を付けるべきことや対策方法についてお伝えします。

心とお金の準備は整っている？

生き物はかわいいものです。しかし、犬の平均寿命は約14年、猫は約15年と、年々長くなっているとのこと。そのため、ペットを飼うのであれば、長い年月を一緒に暮らしていく心の準備が必要です。また、毎日の生活には安くない費用がかかります。安易に飼い始めるのではなく、準備が十分に整っているか考えてみてください。

ペット可の物件？

ペットを飼うには、基本的にペット可の物件である必要があります。ペット不可の物件でペットを飼うと強制退去になるおそれがあるため、注意しましょう。また、ペット可の物件でも、ペットの種類などが制限されている場合が多いため、必ず管理会社や大家さんに確認してくださいね。

掃除やしつけをきちんとできる？

ペットを飼う際には、ご近所トラブルに気をつけなければなりません。特に鳴き声やにおいは、賃貸マンション・アパートにおいてトラブルになる可能性が高いです。また、外出時、近所の人に吠えたり飛びついたりして、予想以上の大事故につながることもあります。掃除やしつけは決して怠らないようにしましょう。

「万が一」に備えてる？

生き物を飼う以上、万が一を想定しておくことは不可欠です。例えば、交通事故に遭って入院することになり、ペットをお世話できなくなったとします。この場合、お世話してくれる人を見つけておいたり、場合によっては次の飼い主を決めておいたりすれば、緊急事態に対応できます。また、困ったときにすぐ相談できるよう、家族や動物病院などとペットの関係性を築いておくことも大切です。