社会人も利用するの?
ティップス
気分転換に旅行したい……!
安さだけじゃない「高速バス」のすすめ
仕事や日常の忙しさからちょっと離れて、リフレッシュしたいときってありませんか?
そんなときにぴったりなのが旅行ですよね。
旅行となるとつい費用がかさんでしまいがちですが、「高速バス」なら移動費を節約できます!
学生のころに乗ったきりという方や、そもそも使ったことない方も多いかもしれません。ですが、高速バスを使ったお出かけは意外と便利です!
この記事では高速バスを初めて使う方や、初心者さんに知ってほしい情報をまとめてみました。
社会人が高速バスを利用する
メリット
土日や短い休日にサクッと使える
高速バスのいいところは、時間を有効に使えることです。
学生のときほど時間に融通が利かなくなった今、土日や短めの休日だけでも、遠くにお出かけしたいことがありますよね。
そんなときは、例えば仕事が終わったらそのままバスターミナルへ直行して、高速バスに乗っちゃう。目的地に着いたらもう旅行スタート!なんていう使い方もできます。
特に夜行バスなら寝ている間に移動が終わっているため、早朝から動き出したいときや、どこでも寝られる方にはおすすめです。
また夜行バスだけでなく、朝・昼・夕方に出発してその日のうちに目的地に到着できる「昼行バス」を利用してみるのもいいかもしれません。
明るいうちに移動して、車内からぼんやりと景色を眺めていると、それだけでも非日常を感じられるのでおすすめ。「高速バス=夜行バス」というイメージがあるかもしれませんが、昼行バスなら動画を観たり、音楽を聴いたり、ぼーっとしたりといろんな過ごし方ができます。
やっぱり安さは何よりのメリット
高速バスは時間を有効活用できるだけでなく、安く行けるのもおすすめポイント。
同じ区間であっても、新幹線や飛行機といった他の交通手段に比べて、場合によっては半額以下に抑えることができるかも。夜行バスを使ってホテルや旅館に泊まらずに旅行をするなら、宿泊費の節約にもなりますね。
移動費や宿泊費を抑えられた分、行ってみたかったスポットに足を延ばしたり、おいしいごはんを食べたりしてエネルギーをチャージするのもおすすめです!
高速バスはどう選ぶ?
比較サイトを活用してみる
「いざ高速バスに乗ろうと思ってもどう選べばいいかわからない……」なんてことがあるかもしれません。
目的地が決まったらさっそく高速バスを選ぶ段階に入りますが、同じ路線でも複数のバス会社から便が出ていることもあり、そもそもどう探したらよいかわからないですよね。
そんなときは複数のバス便をまとめて比較・検索できるサイトを利用するのがおすすめです。国内最大級の高速バス比較サイト「バス比較なび※外部サイトに飛びます」は毎月約500万人が利用し、20代前半のユーザーが多くを占めています。
比較サイトを見てみると、同じ路線であっても出発時間や到着時間、乗り場、この後紹介するシートタイプなど、違いがあったりするので、料金や予定を考えながらバス便を選んでいくといいでしょう。
まずはシートタイプを絞ってみる
比較サイトでバス便を見ながら、シートタイプやバスの設備をチェックしていきましょう。
高速バスは主に4列シートと3列シートに分かれていて、その中でも4列シートは「(通常の)4列」と「4列ゆったり」、3列シートは「3列(2+1)」と「3列独立」のシートタイプがあります。4列シートは料金が安く、3列シートは座席間にスペースがあるのがそれぞれのメリットです。久しぶりに乗る方や、初めて高速バスに乗車する方は、ゆったりと座れる3列シートがおすすめ!隣席との間にスペースがあるだけで、過ごしやすくなるはずです。
トイレや充電設備付きなど設備もいろいろ
高速バスにはトイレや充電設備、Wi-Fi付きなど、いろいろな設備があります。
トイレなし車両の場合、サービスエリアでの休憩が何回かありますが、「トイレがあると安心」と感じるならトイレ付き車両を選択肢に入れておくといいですね。
移動中にスマホの充電を済ませておきたいなら、充電設備付きのバスを選ぶといいでしょう。充電設備はコンセントタイプとUSBタイプがあるので、どちらにも対応できるようにしておくと、いざというとき助かります。
その他にもプライベート空間を重視したい場合は、座席間に仕切りカーテンが付いているバスや2席を利用できる「ダブルシートプラン」などの設備・サービスもおすすめです!
いろんなバスの中から、自分に合ったバスを選ぶといいでしょう。
乗車前に知っておくと安心な
車内マナー
リクライニング前のひと言!
事前に車内マナーを知っておくと、高速バスに乗るときも安心です。
まずバスに乗車してリクライニングを利用するときは、後ろに座っている方に「シートを倒してもいいですか?」とひと声かけましょう。
高速バスは座席の背面にミニテーブルが付いていることが多くあります。何か物を置いているときにシートが急に倒れてきたら、トラブルになってしまうこともあるかもしれません。
リクライニング前のひと言が言いづらいという場合は、乗車前からフルリクライニングされているバスや、「リクライニングしてください」という車内アナウンスをしてくれるバスもあるので、選択肢に入れてみるのもおすすめ。
車内で飲食をしてもいいの?
バスの中で飲食はできますが、消灯後は基本的にNG。
消灯すると車内は真っ暗になるので、そもそもごはんを食べるのはむずかしいです。
消灯前や昼行バスで何か食べるなら、匂いの強いものや汁物、大きめの音が出るものは避けた方が無難。
おすすめはおにぎりやサンドイッチなどの軽食、飴やチョコレートなどの音が出ないお菓子、ふたを閉められるペットボトル飲料です。がっつり何か食べたいときは、乗車前に済ませておくのがいいですね。
消灯後にスマホを使うのはOK?
夜行バス乗車中に気をつけたいのは、スマホやゲーム機の利用です。
真っ暗な車内では明かりが漏れてしまうので、消灯後の利用はNGとされています。夜行バスに乗ったら、基本は寝ることに徹しましょう。
ただ仕切りカーテンや顔を覆えるシェード付きのバスでは、消灯後のスマホ利用がOKなことも。
眠れないときの保険として、消灯後もスマホが利用できるバスを探してみるのもおすすめです。
メイクやお風呂はどうする?
乗車中、車内は揺れるのでメイクをするのは難易度が高め。万が一メイク用品がこぼれてシートについてしまうと、周りの迷惑になってしまいます。
また化粧品の中には、香料がついているものがあることも。「化粧品の香りが苦手」という方もいるので、メイクは目的地に到着してから行う方がいいでしょう。
バスターミナル近くに、パウダールームが備え付けられているラウンジ・待合室やヘアアイロンを貸してくれるネットカフェなどがあったりするので、あらかじめどこでメイクができるか考えておくのがおすすめ。
夜行バスに乗る際は、お風呂をどうするかも悩みどころですよね。
乗車前にお風呂を済ませておく方も多くいますが、仕事終わりでそのまま夜行バスに乗車するときなど、時間があまりない場合も。
そんなときは降車後にシャワーを浴びるのがおすすめ!すっきりする上に目も覚めて一石二鳥です。
目的地のバスターミナル近くにある、シャワー付きのネットカフェや早朝から営業しているスパを探しておくと、朝の時間を有効に使えますね。
▼高速バスをまとめて比較・検索できるサイト
「バス比較なび」
※外部サイトに飛びます
移動費を抑えられると知っていても、利用したことがないと意外とハードルが高く感じてしまう「高速バス」。
そこで高速バスに詳しい『バス比較なび』さんにお願いして、わたしたち世代に合った活用法や基本の利用方法を教えていただきました。
旅行はもちろん、帰省、ライブ遠征、自分探しの旅など、さまざまなシーンで状況に合わせて賢く利用できるといいですね。
STAFF
text:バス比較なび
illustration:iina