大人になったら飲めると思っていたのに……

ティップス

コーヒーが苦くて飲めません。少しずつ慣れる克服アイデア

わたしの味覚は、ずっと子どものままなのでしょうか。

大人になったら飲めると思っていたブ ラックコーヒーが、いまだに飲めなくて悲しい……。
そんなお悩みはありませんか。

この記事では、コーヒー克服アイデアをお伝えします。

コーヒーが飲めるように
なりたい理由

専門店の味を飲み比べしたい

味の違いがわかる人って、それだけで大人でかっこよく見えませんか?コーヒーは特に専門店も多く、バリスタという仕事も人気ですよね。豆の種類や挽き方、淹れ方などほんとうに奥が深いのがコーヒーの世界。カフェを選ぶときのひとつの理由として、”あのお店はコーヒーが美味しい”という理由で行ってみるのも楽しいもの。趣味がひとつ増えた感覚になれると思います。

気持ちのリフレッシュに

仕事中に、コーヒーを飲んで小休憩。そんな時間は、ふぅとひと息つけるとっておきのものになってきます。 海外ではコーヒーブレイクの時間が習慣としてあり、豊かなコミュニケーションの時間として大切にされている文化でもあります。また、コーヒーに含まれるカフェインには眠気を軽減し、集中力を高めてくれる効果も。香りだけでも、リラックス効果があるといわれています。

少しずつ飲めるようになる。
コーヒー克服アイデア

実はわたしももともと、コーヒーがとっても苦手でした。甘めのミルクコーヒーでさえ飲めないほど。コンビニに寄るたびに、コーヒーの機械を目にしてはは少し悔しい気持ちになっていたことを思い出します。そんなわたしも、今では毎日のブラックコーヒーが欠かせません。どのように克服していったのか、ご紹介していきます。

ステップ1
まずは味に慣れることから

コーヒーって、唯一無二の味と風味があると思います。その味に慣れるために、わたしはまず【コーヒーゼリー】から始めてみました。最初はゼリーだけだとどうしても苦いので、白いシロップをたっぷりかけて。スーパーなどで売っているコーヒーゼリーはお砂糖で甘みも足されているので、味に慣れるのにぴったりです。他には【ティラミス】もスポンジ部分にはコーヒーが浸されているので、苦味に慣れるのにとってもおすすめ。おいしく食べられるようになってきたら、次のステップに進んでみましょう。

ステップ2
ミルクとコーヒーを9:1で飲んでみる

いよいよドリンクに挑戦です。市販のドリンクで試すのもよいですが、とことん自分にやさしくするために、お家で好きな割合で試してみるのがおすすめ。はじめは“ほとんどミルク”というくらいのミルクコーヒーから!ガムシロップも、お好きなだけ足していきましょう。味に慣れてきたかも?と思ったら、コーヒーの割合を少しずつ増やしてみてください。毎朝の習慣にしていると、いつの間にかコーヒーの割合が増えてきているかもしれません。

ステップ3
ブラック初挑戦は、
アイスコーヒーがおすすめ

ドリンクにも少し慣れてきたかも?という方は、いよいよブラックに挑戦!わたしはおそらく、このステップにくるまで半年近くかかっていた記憶があります。そしてはじめてブラックコーヒーを飲めたのは、コンビニのアイスコーヒーでした。あれ……苦くない!と感動したことと、その場所や時間まで鮮明に覚えています。専門家ではないので個人的な意見ですが、最初はアイスコーヒーの方が苦味を感じづらくて飲みやすかった印象でした。氷で少し薄まるからでしょうか?騙されたと思って、ぜひ試してみてください。

自家焙煎のコーヒー専門店で
相談してみる

肌が荒れたら皮膚科へ。鼻が詰まったら耳鼻咽喉科へ。コーヒーが苦いなら、コーヒー専門店へ行きましょう。どんなお悩みにも、専門家の手助けは何より力になるものです。「ブラックが苦手な人でも飲みやすいコーヒー」と相談してみるのがよいと思います。豆の種類や、挽き方、淹れ方で風味が大きく変わってくるのがコーヒーのおもしろいところ。その道のプロにお任せすることで、コーヒーの奥深さや面白さに引き込まれるきっかけになるかもしれません。

編集部のまとめ

コーヒーだけに限らず何でも、一歩ずつステップを踏んでいるうちに気づいたら出来るようになっていた。
そんな経験を積み重ねて、自分自身を自然と肯定してあげられるようになると素敵ですね。

いろいろと書きましたが、コーヒーが飲めなくても、味覚が子どものままだとしても、それもあなたの魅力のひとつ。

そのままでも充分だということを忘れないでください。

STAFF
text:さきやまみさき
illustration:lilyco