いろんな街に住んでみたい

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20代の社会人が暮らしたい街。
どんな条件がおすすめ?

今の暮らしにもなれてきたこのごろ。

住みなれた間取りに、歩きなれた街並み。
落ち着いて過ごせる日々に充実感を感じてはいるものの「若いうちにいろんなところに住んでみたい」と感じている、20代の社会人は多いのではないでしょうか?

この記事では、20代の社会人が暮らしたい街を選ぶ上でのおすすめの条件についてご紹介していきます。まだいろいろと挑戦できる貴重な年ごろに、一歩踏み出すきっかけになれたらうれしいです。

そろそろ違う街にも
住んでみたいな……

見慣れた街並みや風景に、あいさつをかわすご近所さんや近所の友達……。
長く同じ街で暮らしていると「安心感」がありますよね。

この街に不満があるわけではないけれど、なんとなく「他の街でも暮らしてみたい」と思うことはないでしょうか。そして、まだ若いうちのほうが自由に身動きが取りやすい気もしますよね。

僕自身も、幼少期から住みなれた街を離れて、縁もゆかりもない土地に引っ越してきました。
だから「他の街で暮らしたい」という気持ちは、すごくわかります。

実際に、20代の社会人にとって“暮らしやすい街”とはどんな街なのか?選ぶべき条件や着目するべきポイントについてご紹介していきます。

20代の社会人が
暮らしやすい街って?

交通アクセスがいい街

車やバイクを使わずに公共交通機関を使う機会が多い方は、交通アクセスがよいところに住むことをおすすめします。

交通の便がよい街は物件相場が高めにはなりますが、移動にかかる時間や手間を考えるとデメリットばかりではありません。自分にとってどっちが優先順位が高いか考えてみましょう。

生活の利便性が高い街

スーパーやコンビニなど、日常生活に必要な買い物ができる場所が充実している「生活しやすい」ことが何よりも大切です。
「車を使わないとスーパーにいけない……」「最寄りの駅まで徒歩30分もかかる……」など、生活するためにいちいち手間がかかってしまう街は向いていないかもしれません。

職場まで近い街

1日の時間の使い方を考えたときに、個人差が生まれやすいのは「通勤時間」です。片道1時間かけて出勤している人と、片道5分で出勤している人では約1時間、往復だと約2時間もの違いが生まれます。
どれだけ出勤時間を減らせるのか?暮らす街を考える際に大事なポイントになります。

夜道が明るい街

特にひとり暮らしの女性の方は「夜道が明るい街」を選ぶことをおすすめします。どこに危険が潜んでいるのかわからないので、夜道が明るくて治安のいい街は絶対条件にしましょう。

深夜営業しているスーパーやドラッグストアがある街

仕事帰りでも開いているスーパーやドラッグストアがある街はとてもおすすめです。23時ごろまで開いているスーパーがあれば、仕事帰りが遅くなっても寄ることができます。
少し安くなっている惣菜などを買えたりと、忙しい日常を支えてくれる頼もしい存在になること間違いなしです。

続いて、理想的な街をどのように探せばいいのか?についてご紹介します。

理想的な街を探すには?

職場から実際に訪れてみる

「この街だとこれくらい通勤時間がかかるな」「住んでいる方はどんな方が多いのか」など、職場からの距離感や、その土地の環境や住んでいる人に着目しながら一度訪れてみましょう。
これらの項目は「百聞は一見にしかず」。実際に訪れてみないとわからないことが多いので、気になる街があったら足を運んでみましょう。

地域に強い不動産に聞いてみる

これは私自身が地方に引越しする際に行ったのですが、その土地に強い不動産屋に聞いてみましょう。
絶対に譲れない条件や家賃相場、周りの環境やどんな人が住んでいるかなど、自分で調べるだけではなかなか情報収集できない部分でも相談しやすいのでおすすめです。
「仕事が忙しくて探している時間がない」「県外に行くので自分で見に行くのがむずかしい」という方には特におすすめです。おすすめの街をリストアップしてくれてご紹介してくれます。

ネットで探してみる

ネットで探す強みは「24時間いつでも見ることができて、その街の環境を地図で確認できる」ことです。少し離れている土地でも、生活の利便性が高いかや電車が近いかなど確認することができます。
実際の街並みもストリートビューなどで確認できるので、イメージしやすいのもいいですね。また、その土地のおすすめなどをまとめている記事も探してみるのもいいかもしれないですね。

編集部のまとめ

近場での引越しでも、遠方への引越しでも重要なのは「生活の利便性」です。

自分が心地よく過ごせる街はどんな街なのか?と想像してみたり、気になったら休日にお出かけ気分で足を運んでみたりしてもいいかもしれませんね。

どこか新しい街で暮らす、その後押しになれたらうれしいです。

STAFF
text:Yudai Mino
illustration:ハヤカワオト