きれいな部屋で暮らしたい!

ティップス

ひとり暮らしだけど掃除が苦手……。
新社会人の解決アイデア

ひとり暮らしを始めてしばらく経ち、生活の流れや仕事の環境に少し慣れてきたこのごろ。

さまざまな家事に慣れないながらチャレンジしてきたものの「自分は掃除が苦手かもしれない……」「なかなかきれいな部屋を保つのがむずかしい……」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

この記事では、苦手な掃除を乗り越えるための解決アイデアについてご紹介していきます。
掃除への苦手意識から、ついつい放置してしまう方のご参考になればうれしいです。

掃除が実は苦手かもしれない……

ひとり暮らしをしている中で「なぜか部屋が散らかってしまう……」と感じてしまうとき。
掃除が向いていない?苦手かも?と感じてしまいますよね。

平日は仕事があって、帰ってきたらもう夜。
掃除なんてする暇がない!とついつい後回しにしてしまいがちな掃除と、どのように向き合っていけばきれいな部屋を保つことができるのでしょうか。

なぜ掃除が苦手なの?
原因に向き合ってみよう

めんどくさい

掃除道具を用いて掃除をするという一連の作業にめんどくささを感じるケース。お風呂掃除・トイレ掃除・玄関掃除など、場所に応じて必要な掃除道具も異なり、買いそろえるのも掃除をするのも大変ですよね。

「ごはんを食べる」「歯を磨く」などに比べると優先度も低く、「めんどくさい」が勝ってしまいます。仕事から帰ってきてからもやることが多く、掃除をやらなくても今は特に困らない……といった側面があります。

めんどくさい理由を探ってみて「床に物が散乱していて、掃除機をかけるのがひと苦労に感じる」のであれば、まずは物を減らすことや使った物を定位置に戻す習慣を身につけるなど、めんどくさいと感じる要因を特定して、どのようにすれば取り除けるか?考えることをおすすめします。

習慣になっていない

掃除をするタイミングや頻度も人によってさまざまです。毎日決まった時間に掃除をすると決めている人もいれば、週に1回で充分な人も。ふだんからしていないと、掃除をしないといけない日に苦手意識を感じるのかもしれません。

「平日は忙しいから週末にまとめて全部やろう!」と決めても、そのぶん時間が掛かってしまい結局続かないケースも考えられます。

「月曜日はトイレ掃除をして、水曜日は玄関掃除」のように、曜日ごとに掃除する場所を変えて少しずつ行うなど、自分に合った「ストレスにならない掃除習慣」を実践するのがおすすめです。

ひとり暮らしでも掃除が行き届くには?

ロボット掃除機を検討する

ロボット掃除機を取り入れるメリットは「時短」と「手間を省くことができる」ことです。水拭きの機能がついているものや、充電スペースに勝手に戻っていくものなど、利便性が高くすぐれた製品が多く出回っています。

導入コストとしては通常の掃除機に比べて割高なものが多いですが、メリットを考えると、長期的にみて買ってよかったと感じるでしょう。

僕自身も一度購入を検討したことがありますが「掃除をする時間を少しでも減らしたい!」「外出中に掃除をしておいてほしい!」と感じる方は購入を検討してみては?

物を減らして掃除の動線をスムーズにする

掃除機をかけるのがめんどくさいと感じるのは、まず床に散らかっている物を片付けないといけないことも理由として考えられます。

床に置く物を必要最低限にして、掃除機をかけやすい環境にすることはぜひ行っていただきたいです。ほこりを取り除いたり、拭き取ったり、物自体を掃除することも手間がかかる作業です。「物を減らす」ことで根本的な掃除にかける時間を削減できます。

カーペット・ラグマットを置かない部屋作りをする

インテリアの一部としてカーペットやラグマットを使っている方も多いかと思いますが、ほこりが絡まって掃除がしにくいことがあります。「置かない部屋作り」をすると、ぐっと掃除へのハードルを抑えることができます。

テーブルと椅子があれば、カーペットやラグマットがなくても特に困ることはありません。ローテーブルで生活している方はむずかしいとは思いますが、デスクを中心に使っている方は思い切ってカーペットやマットを手放すという手段をとってみては?

掃除をする習慣を取り入れる

「さあ今日は掃除するぞ!」という気持ちにはなかなかなれませんよね……。そこで「日常に掃除する習慣を取り入れる」ことをおすすめします。

掃除というと「とことんきれいになるまでやるぞ!」と、隅々まで丁寧に行うイメージを持ってしまいますが、そうなると今度掃除するときに「時間かかるし、めんどくさい」が必ず勝ってしまいます。

大切なのは「毎日少しずつ行って、きれいな環境を保つ」ことです。少しの時間だけ掃除機をかける、少しだけシンクを掃除するなど、常に「少しだけ掃除」を取り入れれば掃除=隅々まできれいにする作業ではなくなってきます。

編集部のまとめ

掃除の目的は「部屋をきれいにする」こと。

掃除が苦手な人は自分が無理なくできるやり方を取り入れたり、便利な家電を取り入れたりして、自分に合った「部屋をきれいに保つためにできること」を実践してみてください。

STAFF
text:Yudai Mino
illustration:nana