何を履いたらいいの……

ティップス

仕事用の靴選び。
社会人女子におすすめなのは?

みなさんは、仕事に行く日にどんな靴を履いていますか?

満員電車で立ちっぱなしになったり、外回りや立ち仕事で歩き回ったり、座り仕事でパンパンにむくんだり……。
毎日酷使している足は、できるだけいたわってあげたいですよね。

でも、仕事での靴選びは、どうしても会社のルールやビジネスマナーに左右されてしまうことも。
プライベートとは違い、何を履いていけばよいのか迷ってしまうこともあるでしょう。

なかなかむずかしい仕事用の靴選びですが、この記事が、そんなお悩み解決のための指南になれば幸いです。

仕事用の靴選び、
どうしたらいい?

社会人女子の靴といえばパンプス!という印象をもっている人も多いのではないでしょうか。
パンプスは、職種や場面を問わず無難で安心な選択肢ですが、やはり足が疲れやすいため「もっと快適な靴を履きたい……!」と感じる人もいると思います。

近年では、オフィスカジュアルやクールビズの浸透により、必ずしもパンプスでなくてもよいというケースも。また、防犯上や災害への備えのためにスニーカーを選ぶという人も少なくないようです。
とある調査では、およそ50%の女性が「スニーカーで通勤中」という結果も出ているほど。

それでも、自分の会社のルールではOKなのか、ビジネスマナーではどこまでのカジュアルさが許されるのかなど、考えなければならないことが多いと「結局、何を履いていけば……?」と迷ってしまいますよね。

今回は、オフィス勤務が多い場合外出や立ち仕事が多い場合に分けて、仕事のときも快適に過ごせる靴選びのポイントをご紹介します。ぜひ、参考にしてみてくださいね!

オフィス勤務におすすめの靴選びは?

事務職や営業事務など、オフィスで仕事をすることが多い職種の方に向けて、靴選びのポイントをご紹介します。
座り仕事の多いオフィス勤務の方は、蒸れや締め付けなどが気になりやすいのではないでしょうか。そのような場合には、快適さや機能性を重視した靴選びがおすすめです。

スニーカーやフラットシューズを選ぶ

オフィスカジュアルが許されている場合なら、スニーカーやフラットシューズはいかがですか。ヒールがなく安定感があり、素材も柔らかいものが多いため、通勤も仕事中も快適に過ごせます。
しかし、どの程度までのオフィスカジュアルが認められているのかは、会社によって大きく異なるかと思います。あまりに華やかすぎるデザインはふさわしくないという場合や、ラフすぎるものはNGという場合も。
会社のルールを確認したり、先輩の履いている靴を参考にしてみたりすると安心ですね。

社内履きに履き替える

会社のルールが厳しかったり、オフィス勤務でも接客の多い仕事をしていたりする場合は、スニーカーなどのカジュアルすぎるものは選びにくいことも。そんなときは、会社に着いてから社内履きに履き替えるのがおすすめです。
社内履きには、かかとのないつっかけタイプのサンダルや、スリッポンタイプのスニーカーなどを選ぶとよいでしょう。ダイエットスリッパなどを選べば、仕事時間がエクササイズに!脱ぎ履きがしやすく、締め付け感のないものがおすすめです。
逆に、オフィスでのパンプスが義務付けられているという場合には、通勤時のみスニーカーを選び、オフィスで履き替えるという方法もアリかもしれません。

外出が多いひとにおすすめの靴選びは?

外勤の営業職や接客業など、外出や立ち仕事の多い職種の方は、どうしてもスニーカーなどのカジュアルな靴がNGになってしまう場合も多いでしょう。
しかし選び方を工夫すれば、パンプスでも快適に過ごせるようになりますよ。パンプスを例に、疲れにくい靴を選ぶポイントをご紹介します。

サイズは合っているか?

疲れにくい靴選びにおいて、何よりも重視したいのはサイズ。
パンプス選びでは「かかとが抜けないか」「足の幅がきつくないか(足の甲が食い込まないか)」「つま先に圧迫感がないか」の3点を重視して選ぶと、自分の足に合ったものを選ぶことができるそうです。
足のサイズは、その日の体調や時間によっても少しずつ変わってきます。また、フィット感の好みも個人差があるので、自分がいちばんストレスなく履くことができるサイズを選びましょう。オーダーメイドで選ぶのもひとつの手です。

靴の素材や靴底の柔らかさをチェック

サイズ以外で気をつけたいのは、靴底と靴の素材。
靴底が硬すぎると、長時間立ったり歩いたりする場合に疲れてしまいやすくなります。ほどよい軽さと柔らかさのある、天然・合成ゴムや合成樹脂の素材を選ぶようにすると、足への負担も軽くすることができるそうですよ。
ヒールは、かかとが水平で幅のしっかりあるタイプのものを選びましょう。安定性があり、衝撃を吸収してくれるので疲れにくくなります。

中敷きで対策する

それでも、自分の足に合うものが見つからなかったり、立ちっぱなしの時間が長くなったりすると、どうしても足は疲れやすくなってくるもの。そんなときは、中敷き(インソール)で対策してみましょう。
土踏まずのアーチ部分や、指の付け根の部分を支えてくれる中敷きを靴の中に仕込めば、足への負担をさらに軽減することができるのでおすすめです。

編集部のまとめ

足は「第二の心臓」といわれるほど大事な部位。
毎日履く靴だからこそ、足への負担はできるだけ少なく、活動しやすいものを選べるとGoodです。

自分の職場環境やライフスタイルに合わせた快適な靴を選ぶ際に、ぜひ参考にしてみてください!

STAFF
text:Oyama.
illustration:iina