貴重な休みなのに……
ティップス
休日出勤するとどうなるの?
新社会人が知っておきたいこと
社会人になって、少しずつ会社に慣れてきたこのごろ。
上司から「次の週末、休日出勤をお願いしたいのだけど大丈夫かな?」といった打診が……。
この記事では「そもそも休日出勤とは?」「休日出勤した場合はどうなるのか?」について、新社会人の疑問にお答えできたらと思います。
※休日出勤に関しては会社や職種によって異なるので、詳しいルールなどは直接確認することをおすすめします。この記事では「休日出勤が発生するケース」や「休みの日に会社に行くことになったけど他の方はどんな感じなんだろう?」といった疑問を解消するお役に立てたらうれしいです
「休日出勤」っていいの?
どうなの?
「休日出勤はそもそもしても大丈夫なの?」と疑問に感じている方も多いのではないでしょうか。
初めて言われたときには戸惑いますよね。
結論からお伝えすると「休日出勤」が必要なケースは(会社や職種にもよりますが)よくあります。
なので「私の会社だけ休日出勤を強要されている……もしかしてブラック?」と不安に感じる必要はありません。
では、どのようなどのようなケースで休日出勤が発生するのか、ご紹介していきます。
休日出勤が必要なのは
こんなとき
土日にイベントなどがある場合
イメージしやすい例でいうと、運動会や発表会など一般の方を多く招くようなイベントです。
平日には集まりづらい方が多いことを考えると、必然的に土日に開催されることになります。
準備や撤収なども含めると、土日ともに休日出勤しなければならないケースもあるかもしれませんね。しかも、イベントなどの行事は月に一回、半年に一回など定期的に行われることもあるので、ある程度覚悟しておきましょう。
大人数での会議
「平日は日々の業務で忙しく、なかなか会社全体での会議をする時間を取れない……」といった理由で、休日に全員が顔を合わせて会議を行っているケースも考えられます。
最近は「効率的な働き方」や「風通しのよい職場」「メリハリを持って働ける環境」を意識した会社が多いので、こういったケースはめずらしいと思いますが、シフト制の職種などでは休日もばらばらなので、誰かしらは休日出勤で会議に参加しているという話も耳にします。
休日も仕事をしないと間に合わない
これに関しては業種がかなり限定されますが「休日をフルに使わないと納期に間に合わない」など、平日だけではどうしても動けなくなってしまったケースです。
自分たちの業務の遅れならまだしも、はじめから無理なスケジュールを組まれている場合もあるので、休日出勤が必須なのか?業務を受ける際に、上司に確認したほうが安心かもしれません。
では実際に、休日出勤した場合はどのような対応になるのかについて、ご紹介していきます。
休日出勤した分はどうなるの?
休日出勤手当がもらえる
休日出勤した分は現金で手当がもらえるケースがほとんどです。ここでは細かく「どれくらいもらえるのか」についてはご紹介しませんが、超過して働いた分は手当として反映されるので給与明細を確認してみましょう。
また、時間給に換算すると割り増しされているケースが多いので「収入が少し増えた!」感覚に。休日出勤した苦労も救われる気がします。
平日などに代休を取るケースがある
休日出勤した分、平日のどこかで順番に休みを取ることもよくあります。学生のころに運動会や参観日の後、平日に代休がありましたよね。
ふだん土日休みの人は、銀行や役所の窓口、病院関係などになかなか行くことができないので、平日の代休はうれしいものです。
また、土日と比べると混雑も避けられるので、人気のレジャー施設などに出かけるのも快適です。
半休など区切って休みを取得するケースも
代休の取得が業務上むずかしい場合は、半日休に分割するケースもあります。休日出勤した分、他の日に早く帰れる感覚は、小学生の時の短時間授業のことを思い出しますね。
丸一日休みではないものの、家のことを済ませたり、ゆっくりと過ごす時間に充てて有意義に過ごすことができそうですね。
休日出勤をお願いされることが今後あるかもしれません。
もしお願いされた場合は「代わりにどこか休みになるのか?」「休日出勤した分手当がちゃんと出るのか?」身近にいる聞きやすい先輩に確認してみると安心ですね。
気になった方はぜひ職場の方に確認してみましょう!
STAFF
text:Yudai Mino
illustration:lilyco