なかなか聞けない、オフィスや外出先での歯みがき事情。

取引先や会社の人と頻繁に会うという場合、エチケットとして歯みがきをしておきたい……と考える方も多いでしょう。
でも、自宅とは違い、オフィスや外出先での歯みがきは案外気をつかうもの。
歯みがきをしたくても、職場のお昼休みはなんとなく億劫で我慢してしまう……という方もいるかもしれません。

この記事ではランチ後に歯みがきをしたい方に向けて、おすすめの方法をシチュエーション別にご紹介します。

ランチ後の歯みがき、したほうがいい？

みなさんは1日に何回くらい歯みがきをしていますか？
一般的に理想とされているのは毎食後、つまり1日3回ほどですが、平日に限らず昼間の歯みがきはなかなかむずかしいですよね。
そんなハードル高めなランチ後の歯みがきですが、メリットもたくさんあるみたいです。

虫歯・歯周病予防

何か食べものを口に入れたら、口腔内の細菌の活動が活発化し、虫歯のリスクも高まります。そのため、食後に歯みがきをすることで虫歯が予防できるのは言わずもがな。また、ブラッシングや歯みがき粉の使用によって、歯周病の予防にもなります。歯周病は口臭の原因にもなりえるので、歯みがきで予防すれば一石二鳥！

口臭予防

口の中や歯の汚れは、口臭を引き起こすひとつの原因になります。お昼休憩のあと、すぐに商談や打ち合わせが入る方も多いのではないでしょうか。お昼過ぎは、人と会うことが多い時間帯。みがいておけば、口臭も気にすることなく安心して過ごせそうです。

リフレッシュ効果

歯みがき粉のミントなどの香りで、気分も口の中もさっぱりとリフレッシュ。思考の切り替えにもなり、すっきりとした気持ちで午後の仕事に取り組むことができるでしょう。さらに「歯をみがく」という運動そのものも、気分や脳のリセットにつながるそうです。

オフィス勤務のひとが
歯みがきをするなら

事務職や営業事務など、オフィスで仕事をする職種の方に向けて、歯みがきのポイントをご紹介。オフィスで歯みがきをする場合は「歯みがきができる環境を整える」のがおすすめです。

携帯用歯みがきセット

ドラッグストアなどで購入できる、旅行用の歯みがきセットをデスクに忍ばせておきましょう。口をゆすぐコップは、折りたたみのものがあるとコンパクトで安心。清潔な手を使えば、なくても充分ゆすぐことができますよ。
濡れたまま保管するのは雑菌が心配……という場合は、ティッシュなどでよく水気を切っておきましょう。抗菌タイプのものを選ぶのもおすすめです。

マウスウォッシュ

もう少し手軽にケアをしたい！という場合には、マウスウォッシュがおすすめ。ボトル入りのものでも、小さいサイズを選べば置き場所にも困りません。マウスウォッシュがあれば、ランチ後だけでなく、少し気分をリフレッシュしたいというときにも手軽に使えて便利ですよ。

また、オフィスでは歯みがきをする場所についても配慮するのがベストです。オフィスで歯みがきをする場所といえば、定番なのはトイレか給湯室でしょう。しかし給湯室は、お客様にお茶出しをする際に食器を洗ったり飲み物を準備したりする場所。歯みがきで使用するのは不衛生と考えるひとも少なくないようなので、避けた方が無難かもしれません。

外出が多いひとが
歯みがきをするなら

外勤の営業職など、外出の多い職種の方は「かさばらず、外出先でもさっとできる口腔ケアを取り入れる」のがよいでしょう。

携帯用歯みがきセットや歯みがきシート

外出先でも歯みがきをする時間と場所がとれる場合には、オフィスでも使える携帯用のものがおすすめです。通勤カバンに忍ばせておけば、外出先でもオフィスでも、場所を問わずに使えるのでGood。水を使わずに歯がみがけるシートタイプは、時間がなくてもさっと使えるので、ひとつ持っておくと便利ですね。

口臭ケアスプレー・タブレットやガム

歯みがきをする時間と場所が取れない場合は、移動時間などで手軽に使えるスプレータイプのケアアイテムやタブレット、ガムなどがおすすめ。いろいろな味や香りのものが売られているので、自分のテンションもあがるお気に入りのアイテムをカバンに忍ばせておきましょう。

水うがい

そのようなアイテムも持ち歩けない……という場合には、食後の水うがいがおすすめ。口をゆすぐことで、ある程度食べかすなどを取り除くことができるので、虫歯や口臭予防にも充分効果があります。