こういうの気を遣う……
ティップス
上司と食事したときのお会計。
割り勘を申し出るべき?
社会人1年目、ついに上司から食事に誘われた!
「お支払いはどうするべき?何かマナーはあるのかな?」と身構えてしまう人も多いと思います。
この記事では「こんなときはごちそうしてもらえるかも」というシチュエーションとともに、上司との食事で覚えておきたいマナーをお伝えします。
上司と食事に。
支払いはどうなるんだろう
社会人になって初めて上司に食事に誘われたとき「お会計は上司が支払ってくれるのかな?割り勘かな?」とドキドキする人も多いと思います。
どのタイミングで財布を出せばいいんだろう……。おごってくれるとしても何回かは「払います!」と断った方がいいのかな……。お礼の気持ちはいつ、どんなふうに伝えるのが正解だろう……。と、食事に誘われたのはうれしいけれど心配事が多すぎて緊張してしまいますよね。
こういう場合は
「ごちそう」してくれるつもりかも
上司がおごってくれるのか、割り勘なのかは、相手の立場やその時の状況によって異なります。
今回はそんなさまざまなシチュエーションの中から「こんなときはごちそうしてくれる可能性が高いかも」という状況をいくつかご紹介。
かなり目上の上司や
複数の上司との食事の場合
自分よりかなり目上の役職の方が誘ってくれたときは「ごちそう」してくれるつもりかもしれません。また、複数の上司と社会人1年目の自分、といった場合も「支払いは大丈夫だよ」と言ってもらえることが多かったです。しかし「自分よりもたくさん稼いでいておごってくれるから」といって、高いメニューばかり頼んで、支払う姿勢も無いと失礼に当たります。「ごちそう」してもらう場であっても、ある程度の節度をもってふるまうことが大切です。
歓迎会などお祝いの
主役として呼ばれた場合
社会人1年目の初期は「歓迎会」で食事に誘われることもあると思います。このように歓迎会や送別会など自分が「主役」として呼ばれている場合はごちそうしてくれる可能性が高いです。「主役なのでおごられて当然」といった態度は危険ですが、貴重な機会なので、そこは「主役」として気持ちよくごちそうされてもよいと思います。
お会計時の最低限のマナーは?
たとえ割り勘の場であっても、ごちそうされる場であっても、最低限のマナーは押さえておきたいところ。お会計の時に注意したいポイントをご紹介。
1回は支払う姿勢を見せよう
会計の際に一旦お財布を出して「支払う姿勢」があることを示すのは最低限のマナーです。そのうえでおごってくれる場合は「ここの会計は持つよ」などと上司から声を掛けてくれます。ここで一度は「払わせてください」と断るのがマナー。「大丈夫だよ」という流れになったら、何度も断り続けるのも失礼に当たるので、素直にごちそうになりましょう。
会計時のふるまいにも注意
会計時に上司の横に立ったり、支払いの様子をじっとみたりするのもマナー違反です。手もとを見ていると財布の中身なども見えてしまうので特に注意が必要。上司が支払いをしている際にはお店の外や少し離れた場所で待ちましょう。
しっかりとお礼の気持ちを伝える
感謝の気持ちを伝えることも忘れずに。会計が終わって外に出たときなどに「ごちそうさまでした」とお礼をしましょう。同時に「おいしかったです!」などと一言加えると相手も気持ちがよいと思います。次の日会社で会った際にも「昨日はごちそうさまでした」ともう一度伝えるのがマナー。相手にもしっかり感謝の姿勢が伝わりますし、またの機会につながるかも。
上司との食事の場とはいえ、身構えすぎる必要はないと思います。
いつもとは少し違ったシチュエーションで話すことで距離が縮まったり、新たな一面を知れたりするかも。
最低限のマナーを守って、自分も相手も楽しい食事の場にしましょう。
STAFF
text:omiso
illustration:Min