学生のころ、肌身離さず持っていたスマホ。
とはいえ、会社でも常にスマホが手もとにある状態や、連絡をチェックして問題ないのでしょうか？

この記事では、職場での私用スマホの扱いについて、押さえておきたいマナーをご紹介します。

プライベート用のスマホを
仕事中に見てもいい？

仕事中の私用スマホについて、なんとなく使ってはいけないイメージがあるのではないでしょうか？
でも、先輩がスマホを見ていたりすると「あれ、使っていいのかな」と思い、どちらが正しいのかわからないですよね。

ひとつ言えるのは「先輩が使っていたから」「なんとなく使ってもいいと感じたから」といったように、あやふやなままスマホを見るのは危険かもしれません。 本当は見てはいけないルールがあった……なんてこともあるので、自己判断で使うのは避けましょう。

職場のルールが
分からない……。
そんなときは？

職場によっては、スマホに関するルールがある場合があります。
たとえば、機密情報を扱う仕事では、セキュリティの都合上スマホをロッカーで管理するといったルールです。

ルールがある場合はしっかりと守るのが前提ですが、職場によっては明確なルールがない場合もあります。
では、ルールがないときはどうしたらよいのでしょうか？ご紹介する3つの観点で、判断してみてください。

基本的には使わない

ルールがわからないとき、いちばん安心なのはスマホを使わないでいることです。あとからルールがあることを知った場合でも、使っていなければルール違反になりません。

緊急の連絡かどうか

仕事中、緊急の連絡をする必要がある場合は、私用スマホを使ってよい場合もあります。基本はスマホを見ないでおき、何度も同じ人から連絡がきたりしていたら、確認してみましょう。

先輩にスマホ事情を
聞いてみる

勤務中に移動が多い職種や、スマホでしか確認できない作業があるときは、スマホを使っても問題ない場合もあります。先輩の様子をうかがったり直接聞いたりして、職場にどんなルールがあるのか教えてもらいましょう。

私用スマホの扱いで
最低限守りたいマナー

基本的に、仕事中はスマホを見ないほうがいいかも……とお伝えしました。
ただ、最低限のマナーを守っていれば、職場で使っても問題ない場合もあります。使用する際のマナーと、常に守りたいマナーをお伝えするので、参考にしてみてください。

私用で使う場合は
休憩時間に使う

もし私用でスマホを見る場合は、休憩時間に使いましょう。ただ、セキュリティが厳しい会社はスマホを使える部屋が限られている場合もあるので、しっかりと確認したうえで使うと安心です。スマホが手もとにあってもよい場合でも、かばんなどにしまっておくとよいでしょう。

緊急時の連絡は
席を立つ

緊急で誰かと連絡をとる必要がある際、部屋から出られる場合は席を立ち、電話しても問題ない場所に移動しましょう。その際、上司や先輩に緊急で連絡をとる必要がある旨を伝えると、戻るまでの時間がかかってしまった場合でも安心です。

マナーモードにする

仕事中は、スマホをマナーモードにするのが基本。マナーモードのみならず、通知オフにするのもおすすめです。バイブレーションが震えるとスマホが気になってしまいますが、通知オフにしておけば気が散らず集中できます。