仕事のときも気にしていいんだよね?

ティップス

日焼け対策どうすればいい?
【職種別】おすすめの方法

過ごしやすい気候になると共に、紫外線量が増える春〜夏の時期。
自宅〜オフィスの「通勤焼け」、ランチタイムの外出、得意先への営業回りなど、お仕事にまつわる活動だけでも、うっかり日焼けをしてしまうこともしばしば……。

この記事では「仕事中の日焼けって、どう対策したらいいんだろう?」と思っている方に向けて、職種別に仕事のときの日焼け対策についてご紹介します。

春〜夏にかけて、
UV対策を始めよう

肌に悪影響を及ぼすといわれている紫外線は、UV-AとUV-Bの2種類に分かれています。

UV-A

UV-Aは生活紫外線と呼ばれ、波長が長く肌の深層まで到達するのが特徴で、肌の弾力が失われ、シワやたるみの原因に。UV-Aは4月ごろからますます増加し、春でも真夏と変わらない紫外線量が降り注いでいます。
またUV-Aは雲やガラスを透過するので、おうちで過ごす日、天気が悪い日でも対策が欠かせません。真夏はもちろんのこと、春から紫外線対策をスタートすることが大切です。

UV-B

レジャー紫外線とも呼ばれるUV-Bは、たくさん浴びることで肌の表面が赤く炎症を起こし、シミやそばかす、色素沈着の原因に。
わたしたちが想像する紫外線は、UV-Bを指すことが多いかと思います。

オフィスで勤務するひとの
日焼け対策

事務職や営業事務など、オフィスワークを行う方に向けて、日焼け対策のポイントをお伝えします。「オフィスで過ごす時間が長いから安心」と、なにもしないのはNG

日焼け止めを塗る

紫外線対策の基本は、日焼け止めを塗ることから。日常使いに向いた肌にやさしいタイプ、べたつかずつけ心地のよい日焼け止めがおすすめです。下地やパウダー、チークなど、UVカット機能のあるコスメと併用するのもおすすめ◎。

日傘を持つ癖をつける

自宅〜オフィス、ランチタイム、コンビニや銀行に行く際……など、少しでも日光に当たる場合は、日傘をさす癖をつけましょう。忘れにくい長傘や、鞄にも入る折りたたみタイプ、便利な晴雨兼用、遮光率のバリエーションなど、近年の日傘のラインアップはさまざま。ライフスタイルや用途に合ったものをセレクトすると、習慣にしやすくなります。

目にも紫外線対策を

目にも紫外線対策は必要です。日焼け止めを塗れないので、直接ダメージを受けやすい部分でもあります。また、紫外線とブルーライトは波長が異なりますが、どちらも太陽光に含まれている光線のことを指します。パソコンのモニターなど、ブルーライトを目に長く浴びると、目にダメージを与えて疲れの原因に。ブルーライトメガネの着用も検討してみましょう。

日焼け対策のほかに、オフィス内では冷房の寒さや乾燥も気になるところ。
さっと羽織れるカーディガンや、肌のうるおいを守ってくれる日焼け止めなど、室内のオフィスワークに向いた日焼け対策を心がけましょう。

外出が多いひとの
日焼け対策

営業など、お仕事で外出している時間が長い方に向けた日焼け対策のポイントをご紹介。
遮蔽物がなく、常に紫外線にさらされる環境下では、オフィスワークのお仕事以上に対策が重要です。

日焼け止めを塗る

外出が多いお仕事こそ、日焼け止めは必須。汗や水に強いウォータープルーフタイプや、紫外線カット効果が高いものがおすすめです。さらに、手を汚さずに使えるスプレータイプ、スティックタイプの日焼け止めをカバンに忍ばせておくと、らくに塗り直しができて便利だと思います。

お仕事服で紫外線をカット

日傘を差したいけれど、先輩やクライアントの前で、日傘を差すのは少し気が引けてしまいますよね。そんなときは、オフィスカジュアルのきちんと感と、UVカット機能を兼ね備えたお仕事服を着用して、紫外線を物理的にカット。日差しの下、日傘を差せなくても安心できます。ウォッシャブル・冷感機能のついたジャケットなど、夏の暑さ対策もできるジャケットやブラウスがおすすめです。

飲む日焼け止め

塗る日焼け止めにプラスしたい、お守り的存在。紫外線による肌ダメージを内側からケアしてくれます。多くの飲む日焼け止めには抗酸化成分が含まれているので、シミやシワの予防に役立ってくれます。わたしは、日焼け後のケアとしてデスクにビタミンCのサプリを置いていて「日焼けしたかも……」と思ったら、摂取するように心がけています。

日光にさらされながらお仕事を行う場合は、日焼けはもちろん暑さ対策も欠かせません。日光を浴びると、体も水分不足になるため、水分補給もお忘れなく。

編集部のまとめ

抜かりなく日焼け対策をしたと思っても、紫外線を完全にシャットアウトするのはなかなかむずかしいもの……。

紫外線対策は、日々の小さな積み重ねが大切です。とはいえ気負いすぎずに、気軽に「やってみようかな?」と思える対策から取り入れて、少しずつお仕事中の日焼けに意識を向けてみましょう。

STAFF
text:くるみちゃん
illustration:ハヤカワオト