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社会人のお弁当作り、
らくに毎日続けるコツは?

社会人になり、お昼ご飯に自作のお弁当を持参するようになった人も多いのではないでしょうか。お弁当作りは節約にもなるし、栄養バランスも自分で考えられるため、いいことしかないように思えるけれど、毎日続けるのは大変でかえってストレスになってしまうこともありますよね。
そこで今回はお弁当作りのハードルを下げるべく、毎日手抜き弁当作りをしている私が、お弁当作りを簡単にできるコツを紹介します。

お弁当作りは、実はむずかしくない

「自分でお弁当を作っている」と言うと大変そう、むずかしそうと思われがちですが、実はお弁当作りの難易度はかなり個人差があります。キャラ弁など凝ろうとすればいくらでも難易度をあげることはできますが、それは逆もしかりで手を抜こうとすれば実はいくらでも手を抜くことができます。コツさえ掴んでしまえば、案外お弁当作りは簡単です。
ここからは、すぐに実践できる簡単なお弁当作りのコツを紹介します。

1.一段のお弁当箱を使ってみる

お弁当箱といえば、おかず部分とご飯部分が分かれてる二段のものを想像する人も多いかもしれません。しかし、二段のお弁当箱はご飯とおかずの面積がほぼ同じになるため、おかずをたくさん詰めなければいけなくなり、手間が増えてしまいます。
お弁当の難易度はおかずの種類が増えるにつれて上がります。一段のお弁当箱を使い、ご飯部分の面積を大きくすればおかずは3品くらいでも十分に感じられますよ。

2.ご飯をメインにする

手抜き弁当の定番といえばオムライスですが、これはおかずをあまり用意しなくても、お弁当を作っている感が出るからです。このように、ご飯をメインにすると手抜き感があまり出ないで済みます。私は3色そぼろご飯や、のり弁、やきそば、そうめん弁当をよく作ります。
特におすすめなのはそうめん弁当。流水めんをお弁当箱に詰めて、ペッボトルにめんつゆを入れるだけで完成です。また、焼き魚やしょうが焼きをご飯にのせてしまうのも、手間の割に豪華な見栄えになるのでおすすめですよ。

朝は詰めるだけでOK

週末に作り置きのおかずを作っておけば、朝や前日の夜にお弁当箱に詰めるだけで良いので便利ですよね。とはいえ、慣れるまではその時間を作るのすら大変。そこでここからは、要領よくおかずの準備をする方法を紹介します。

1.作り置きおかずを1,2品だけ作る

おすすめは、肉料理や魚料理などの手のかかるメイン料理を1、2品作っておくことです。お弁当に1品でもメインのおかずがあれば、一気に見栄えがよくなります。おかずのレパートリーが少ない場合はSNSを活用するのがおすすめです。特にインスタグラムではお弁当の全体像とともにおかずのレシピが紹介されてる場合が多いので盛り付けの参考にもなります。

2.副菜の下処理を済ませる

ほうれん草やブロッコリー、プチトマトなどは下処理を済ませておくだけでも十分です。その日の気分によってそのまま入れたり和え物にしたりと、副菜の幅が一気に広がります。私は栄養バランスと見栄えのためにゆでたまごを週末に大量に作って、お弁当にいれています。たまご料理が食べたいけど、朝からたまご焼きを作る時間がない人におすすめです。

3.市販のおかずも使用する

お弁当の簡単なおかずといえば作り置きが定番になっていますが、それすらもできない場合は市販のものを詰めるのでも、お弁当として十分成立します。前日にスーパーで値下げになっているお惣菜を買って、それをお弁当に詰めれば安価で美味しいおかずが食べられます。
おすすめは天ぷらをご飯の上にのせた天丼です。天ぷらは夕方のスーパーで値下げされがちなのでお財布にも優しいですよ。冷凍食品を日ごろから愛用していてお弁当が単調になりがちな人は、ぜひ試してみてください。

まずは気軽なお弁当グッズからはじめよう

お弁当は必ずしもお弁当箱を使わなければいけないなんてことはありません。最近では、らくにお弁当を楽しめるグッズもあります。
例えば一時期話題になっていた「おにぎらず」を簡単に作ることができるピタッとランチケース。これはパタンとフタをするだけでおにぎりやサンドイッチを作ることができます。
お弁当作りへのハードルの高さを感じる人はまずはおにぎりだけでも自作してみてもよいかもしれません。おにぎりはラップやアルミホイルを準備するだけでOK。最近ではコンビニのおにぎりも100円以上するため、おにぎりを持参するだけでも1ヶ月続ければ約2000円以上の節約になります。

編集部のまとめ

お弁当作りは楽しく、ラクに行うことが長続きの秘訣です。
慣れてしまえば、毎日自分で献立をコントロールできるため楽しくなっていきます。
自分にあった方法を見つけて習慣化していきましょう!

STAFF
text:hiyori
illustration:トモマツユキ