すぐにテンパっちゃう。
ティップス
キャパオーバーかも……。
仕事の量をこなすにはどうしたらいい?
なんだか仕事がうまく進まず、ミスもたくさんしている……。
コップに入っている水が今にも溢れそうな状況、キャパオーバーする寸前かもしれません。
キャパオーバーと聞くと「要領が悪いのが原因だ」「仕事の管理能力が足りない」など、あまりよいイメージを持たない人もいるかもしれません。ですが、決してキャパオーバーになってはいけないわけではなく、成長するうえで大切な過程でもあります。
それでは、キャパオーバーについて一緒に考えていきましょう。
やらなきゃいけないことが
いっぱい!焦るばかり……
仕事が山積みになっていて、それでも仕事はどんどん増えてパンク寸前!なんて経験はありませんか?私も社会人1年目のころ、常に仕事に追われ、よく冷や汗をかいていました。
やらなくてはいけないことがありすぎて、一生このままなのかな?なんて思ったり。でも、もし私と同じように感じていても大丈夫。キャパを広げる努力をしたり、キャパオーバーを未然に防ぐ方法を知ったりすれば、一生このままなんてことはありません。
といいつつも、焦っているときは頭が真っ白になったりしますよね。一度仕事から離れて冷静になった状態で、キャパオーバーと向き合ってみましょう。
キャパオーバーに
なってしまうのはなぜ?
まずは、なぜキャパオーバーになってしまうのか、原因をいくつかご紹介します。
ぜひ、自分の状態と照らし合わせてみてください。
仕事量を把握できていない
自分がするべき仕事の量を把握できていないと「あれもこれも終わっていない……」と自分を追い込んでしまいます。冷静に考えたらそこまで仕事量は多くないのに、把握していないとどんどん焦ってしまい、キャパオーバーに繋がります。
優先順位をつけられていない
優先順位をつけられていないと、本来は早めに終わらせる必要があった仕事を後回しにしていることも。気づかぬうちに重要な仕事を後回しにした結果、時間や気持ちのゆとりが足りずキャパオーバーしてしまうでしょう。
気になること、悩みが多い
仕事に限らず、プライベートでも悩みがあって仕事中にあれこれ考えてしまうのも、キャパオーバーになる原因です。目の前の仕事に集中できず、処理しきれないことでキャパオーバーになってしまいます。
責任感が強い
仕事が山積みになっているにもかかわらず、ひとりで終わらせようとする強い責任感を持っているのも危険です。また、完璧にこなそうとしたり、依頼された仕事をすべて引き受けると、キャパオーバーになってしまうでしょう。
キャパを広げるには?
そもそも
超えないようにするには?
では、キャパオーバーに対してどんな対策をしたらよいのか?
キャパを広げる方法と、超えないよう事前にできることをご紹介します。
キャパを広げる方法
気持ちにゆとりができると、キャパが広がります。ゆとりを作る方法のひとつとして、仕事は「完璧」ではなく「完了」を目指しましょう。完璧を追い求めなければ、気持ちに余裕が生まれ、自然とキャパも広がります。
また、休日はしっかりと休息を取り、オンとオフをはっきりさせるのも大切です。休日に仕事のことを思い出したら休まらないので、友人と会ったり趣味に没頭して、リフレッシュしましょう。
キャパを超えないための対策
仕事が回っていないと感じたら、早めに上司に相談しましょう。「もう少しがんばれる」と思って、ついついたくさんの仕事を抱えてしまっては、取り返しのつかない状態になるかもしれません。まだ大丈夫な時点で、一度上司や先輩に相談してみてください。
キャパの広げ方や、キャパオーバーにならないための対策をご紹介しましたが、決してキャパオーバーは悪いことではありません。
自分の許容範囲を知れたり、業務の進め方を見つめ直す機会になります。
キャパオーバーになったときは自分を責めず、成長に繋がる大切な機会として捉えましょう。
STAFF
text:kokoro
illustration:Yuichi