自分による、自分のための
ティップス
ひとり暮らしの社会人におすすめ
家事のタイミング
社会人になったと同時にひとり暮らしを始めた、なんて方、多いのではないでしょうか?
私は学生時代からひとり暮らしをしていますが、学生のころと社会人の今とでは、家事のやり方が大きく変わったように感じます。
今回は、ひとり暮らしの家事のタイミングについて紹介していきます。
いつやるかは自由だけれど、ペースをつかめるとラク
当たり前ながら家には自分しかいないので、家事をする頻度や範囲、時間帯……すべて自由に決めることができます。
中には気が向いたときにやろうかな、なんて方もいるかと思いますが、「どれくらいの頻度でやらなければいけないか」「どれくらい時間がかかるのか」の2点は、最低限おさえておくと安心。
だんだん、「そろそろ洗濯をしないといけないな」「今日は早く帰れたから、アイロンがけができそう」なんて、家事のペースを掴めてくると思いますよ。
仕事のある日にやりたい家事
それではまず、仕事のある日にする家事について見ていきましょう。
コツはずばり、「完璧にやろうとしないこと」。
ただでさえ忙しくて、時間がない社会人。仕事も家事も完璧に…と息巻いていては、心身ともに疲れてしまいます。
【料理】
朝食、昼食(お弁当)、夕食の3回が目安でしょうか。
3食きっちり自炊するのは理想ですが、朝はトーストを焼くだけにする、昼食はご飯だけ炊いておかずは買う…など、無理しないところからのスタートでも充分です。夕食も、遅くなったり疲れた日はお惣菜や外食をうまく頼りましょう。
【お皿洗い】
料理をすれば、もれなくお皿洗いもついてきます。
ひとり暮らし用賃貸はシンクが小さめなことが多いので、こまめに片づけるよう心掛けましょう。ワンプレートのお皿を活用したり、いっそ食洗機を導入するという手もあります。
【洗濯】
スーツ出勤や在宅勤務がメインの場合だと、数日に一度洗濯機を回せば事足りるのではないでしょうか。
もしドラム式洗濯機があれば、干す時間を短縮することもできます。
【軽い掃除】
出社していたら家の滞在時間は短いはずなのに、それでも部屋のほこりや汚れは溜まっていくもの。とはいえ、毎日しっかり掃除をするのは大変です。
朝起きたら軽く床を掃く、洗面所は使ったら簡単にふく…など、使用後にささっと整える習慣をつけるとよいかもしれませんね。
休日にやりたい家事
つづいて、休日の家事。休日にやりたい家事のキーワードは、「時間がかかること」です。
【料理】
時間のある休日のうちに、凝った料理の仕込みや作り置きをしておくと便利です。また、食材の買い物も休日のうちに済ませておくと安心です。
【洗濯】
寝具や手洗いが必要な衣類など、手間がかかる洗濯は休日に片づけるのがおすすめ。天気予報をチェックしつつ、天気がよい休日を狙いましょう。
【トイレ掃除・お風呂掃除】
こちらは人によって掃除頻度が異なるようですが、放置しすぎはNG。水回りの掃除は時間がたつと落ちにくくなってしまうため、平日は簡単に済ませて、休日にこすり洗いなどしっかりと掃除をするのが理想です。
【細かい掃除】
前述した「軽い掃除」の対義です。床、トイレ、お風呂……平日はなかなか手が回らない部分や、時間のかかるような掃除を済ませておきましょう。
エアコンフィルターや洗濯機本体の掃除、衣替え、戸棚の整理なども折を見て。
ひとり暮らしの家事のタイミング、いかがでしたか?
仕事の合間に家事をこなすのは意外と重労働。
曜日ごとに家事を割り振ったり、時にはお金で解決したり。時間と体力、体調と相談しながら、少し手を抜くくらいがちょうどよいのです。
気負わずに、楽しみながらやっていきましょう。
STAFF
text:雨ゆ
illustration:lilyco