この気持ちはどうしたらいいの……
ティップス
社会人になって
「寂しさ」を感じる。
どう乗り越える?
社会人になり日々仕事に奮闘していると、ふと一息ついたときに「寂しさ」を感じた経験はありませんか。
くたくたに疲れて家に着いたときに「何をしているのだろう……」「このままずっと仕事をしていくのかな……」と思ったり。新社会人は特に慣れない環境での気疲れもあって、誰かに話したい!と思う瞬間がやってきたり……。
この記事では、社会人になってからなんとなく感じる「寂しさ」の理由や対処法をお伝えしていきます。ほっと一息つきながら気らくに読んでいただけると嬉しいです。
社会人になってから、
なんとなく「寂しい」
日々仕事に追われて、帰るころにはいつの間にか外は真っ暗。家についてごはんの支度をして、お風呂に入って寝るだけの習慣にどこか「寂しさ」を感じてしまいますよね。
でも、社会人になって寂しさを感じているのは自分だけではないので安心してください。学生時代一緒に和気あいあいと過ごした仲間も同じように新社会人になり、なんとなく寂しさを感じている人がきっといます。
では、なぜ「寂しい」と感じてしまうのか、原因・理由について考えてみましょう。
寂しい原因はなんだろう。
理由と向き合ってみよう
寂しいと感じる要因は「環境の変化」であることが考えられます。
これまでは大学・高校といったコミュニティで過ごしてきた生活から、社会人として働き始める生活へ大きな環境変化を迎えた方がほとんどです。
実際にこの経験は、幼稚園・保育園から小学校に上がったときや中学生から高校生になったときと同じように、過ごす環境や先生、友だちがガラッと変わった経験と同じものです。最初は新しい環境への期待感と不安・寂しさを持ちながら一つひとつ年を重ねて成長してきました。
もうひとつは「住環境の変化」も大きいのではないでしょうか。新社会人になり、親もとを離れて一人暮らしを始めたことなども寂しさを感じる要因です。
僕自身も社会人になって最初は実家で過ごしていましたが、県外への転職を気に一人暮らしを始めました。家族とはもちろん週末に遊んでいた友人などとも会う機会が減り、同じように「寂しさ」を感じていました。
このように「寂しい」と感じる要因をまとめると、次のステップに進んでいる証としても受け取れますね。寂しさを乗り越える術は、すでにこれまでの成長の中で経験しています。
とはいえ、この寂しい気持ちを何かで埋め合わせしたい!と感じる方も多いかと思うので、「寂しさを忘れる方法」についてもご紹介していきます。
寂しさを忘れられるかも?
ためしてみたいこと
日々、ふと感じる寂しさを埋め合わせるには「没頭できる趣味を持つこと」や「日常の中の楽しみ」を持つことが大切です。具体的なものを順番にご紹介していきます。
観葉植物を育てる
一人暮らしを機に、インテリアや家具にこだわりを持ち始めた方も多いのではないでしょうか。そんな方におすすめなのが「観葉植物を育てる」ことです。
部屋の隅やラックに観葉植物を置くだけで、一気に部屋が垢抜けて気分が上がり、成長が日常の楽しみにもなります。
観葉植物は比較的育てやすい品種のものが多いので、枯れる心配も少ないです。ぼーっと眺めるだけで癒やされるので、ぜひ育ててみましょう。
自炊で楽しむ「一人晩酌」
お酒を飲むとなると、近所の居酒屋に行ったり友達とワイワイしながら楽しむ方が多いかと思いますが、個人的に推したいのが「自炊で楽しむ一人晩酌」です。
週末に作り置きした食材やスーパーで買ったお惣菜をアレンジするなど、自分好みの食事を並べて一人で晩酌をしています。キンキンに冷えた缶ビール、冷蔵庫で冷やしている炭酸水で作るハイボールを楽しみに日々仕事をがんばっています。
みんなで居酒屋にいくことも楽しいですが、なるべく費用を抑えてお酒を楽しみたい新社会人に非常におすすめです。ぜひ一人晩酌を取り入れてみてはいかがでしょうか。
休みの週末は
気分転換におでかけ
仕事で日々疲れて、家に着いたときに寂しさを感じる人は、ぜひ週末にお出かけの予定を入れてみましょう。大学時代の友人と集まって「最近どう?」「元気にしてる?」と話すのがとても楽しかったりします。
居酒屋にみんなで集まるもよし、キャンプなどの自然を感じる過ごし方やスーパー銭湯で入り浸るのもよし。とにかくリフレッシュして過ごせることを休日に取り入れて、寂しさを吹き飛ばしていきましょう。
インドア派なら、読書に没頭する、録りためていたドラマを一気に見る、ひたすらゲームをするなど、寂しさを忘れられるように趣味に没頭してみましょう。
社会人になって感じる「寂しさ」は環境変化によるもの。
でも、その「寂しさ」はきっとわたしたちを成長に導いてくれます。
日々の生活で寂しさを忘れるような素敵な経験を、ぜひ過ごしてみましょう◎
STAFF
text:Yudai Mino
illustration:トモマツユキ