初めてのひとり暮らしは、何もかも自分で決めることができる初めての機会です。
この機会に生活に必要なものを買いそろえる人も多いでしょう。
しかし、ネットで調べても、何が実際に必要なのか、どこにどれだけお金をかければいいのか、見当がつかない方もいるのでは？

そこで今回はひとり暮らし歴5年の私が、ひとり暮らしの必需品をご紹介します。
また、実際に生活してみて「もっとお金をかけるべきだった」と後悔したもの、逆に「これはお金をかけなくてもよかった」と感じたものをご紹介しますので、これからひとり暮らしを始める方はぜひ参考にしてください！

ひとり暮らしに必要なものって？

まず真っ先に思い浮かぶのは家電ではないでしょうか。冷蔵庫・洗濯機・電子レンジなどは最も必要なアイテムですよね。
反対にテレビなどは現代の若者にとってはマストアイテムとは言えません。
そのため、家電は「必要そう」と安易に買うのではなく、自分の日ごろの生活を見直して、本当に必要としているものは何かを検討しましょう。

ベッドや机などの家具に関しては、現在の住まいで使っているものをそのまま使うことも可能でしょう。
新居の広さや、床と壁の色合いを考慮して新しいものを新調するのか、実家で使っていたものを持っていくのか検討しましょう。

また、生活雑貨・必需品アイテムについてはキッチンから洗面所、掃除用品、救急セットまで細かく考え始めたらキリがありません。
そのため、これらは必要そうなものを一通り100円ショップなどで買いそろえてみて、生活の中でその都度取捨選択を繰り返していくことがおすすめです。

安く済ませて後悔したもの

ここからは実際に私がひとり暮らしをする際に購入して「もっとお金をかければよかった！」と後悔したものを紹介していきます。
高いものほど買い替えのハードルも高く後悔しやすいもの。みなさんは、私の体験を参考にして後悔のない買い物をしてください。

①冷蔵庫

家電は必要最低限使用できればOKと考えている私ですが、唯一後悔しているのが冷蔵庫です。理由は冷凍庫の霜のつき方が異常であったから。
ひとり暮らしといえば買いだめや作り置きが定番で冷凍庫をよく使うのにも関わらず、安い冷凍庫は霜のつき方が尋常ではありませんでした。
霜で冷凍庫の面積が半分ほどになってしまい、ほとんど使用できないという状況に。
食費を抑えるべく作り置きなどを検討している人は要注意です。

②寝具

ただでさえ疲労が溜まるひとり暮らしの中で睡眠はとても大切な時間。
その質を決めるのは枕やマットレスなどの寝具と言っても過言ではありません。
しっくりくるものに出会えないときは、今自分が使っている寝具をそのまま使うのもおすすめです。
また、部屋のスペースに余裕がある場合はセミダブルもおすすめ。遠慮なく寝がえりができてしあわせな睡眠をとることができますよ。

③掃除機

フローリングならシートだけでも充分掃除はできますが、ラグを敷きたい場合は掃除機が必要です。
掃除機は安くても高くても変わらなそうと思いがちですが、実際は安すぎると上手くゴミが吸えず掃除にならないなんてこともあります。
細かいところを手軽に掃除できるハンディ型掃除機なども便利ですが、いざ使おうとしたら充電が切れていて使えないなんてこともあるので、ズボラさんには注意です。
コード付きの掃除機は吸引力が持続するので、しっかり部屋をきれいにできますよ。

意外と、安くても大丈夫なもの

ここまで読んでくださった人の中には「ひとり暮らしってそんなにお金かかるの？泣」と思う人もいたのではないでしょうか。しかし、意外と安くても大丈夫なものもあるんです。
ここからは、そんなにお金をかけなくても大丈夫なものを紹介していきます。

①食器類

せっかくのひとり暮らしなのだから自炊をがんばれるように、お気に入りの食器を買おう！と意気込む人もいると思います。
しかし、100円ショップなどに行くとわかりますが、今は安くてもおしゃれな食器がたくさんあります。そのため、見た目重視な人はまずは100円ショップなどで値段をおさえて購入するのも節約の一つの手段です。
また、私の経験談ですが100円ショップの食器・グラス類は比較的割れにくいです。地震で実家の多くのおしゃれ食器が割れてしまった中、100円ショップの製品だけはほぼ割れなかったなんてことがありました。そのような面からも、100円ショップのアイテムはおすすめできます。

②電子レンジ、扇風機

特に出費がかさむ家電はできる限り値段をおさえたいですよね。
しかし、それで質が悪くなってしまっては生活に支障をきたしてしまいます。
生活に影響を与えず、かつ安く済ませられるものが電子レンジと扇風機。どちらもいいものを買うに越したことはないですが、最低限の用途だけ果たせればいいと考える人にとっては安くても高くてもあまり違いがないでしょう。
しかし、あまりにも安すぎて壊れやすいものには要注意です。

③掃除アイテム

アルコールシートやふきん、重曹やクエン酸など、掃除アイテムはあげればキリがありません。
これらはドラッグストアで購入するのが一般的かもしれませんが、私は100円ショップで充分なのではと思います。
掃除をする際、掃除用具の質も大切かもしれませんが、コツコツ続けることできれいな状態が保てるのではないでしょうか。