明日も一日仕事なのに……
ティップス
寝付けない夜はどうする?
新社会人におすすめの対処法
新生活の始まりは生活リズムがまだ整っていなかったり、不安や悩みで頭がいっぱいになったりして寝付けなくなることも多いですよね。
「明日も仕事があるから早く寝なければ……」と思っているうちに気づいたら空が明るくなっている!なんてことも。
一度ハマってしまうとなかなか抜け出せない「寝付けない問題」。悩みを抱えたら、この記事を参考にしてみてください。
寝付けないのはなぜ?
原因を探してみよう
「最近なかなか寝付けなくなっているな……」そう感じたら、まずはその原因を探ってみましょう。
体内時計の乱れ
学生から社会人になってすぐのころは、生活リズムの変化にからだも心も追いつかず、寝付けないことが多くありました。新生活の始まりとともに、社会人としてがんばりたい気持ちもいっぱいになって、夜遅くになんだか目が冴えてきた!夜更かししてしまおう!なんてことも。そうやって体内時計が狂うと朝は起きられず、日中は眠くなり、夜は寝たいのに寝付けない……という悪循環に。
パソコンやスマホからの刺激
日中にパソコン作業やスマホを見る機会が多い人は、ブルーライトの刺激で目が冴えてしまっているかもしれません。ブルーライトには日光と同じ性質があり、脳に「起きている時間だ!」という勘違いをさせてしまうそうです。帰宅して寝る寸前までスマホを見てしまっていませんか。寝付けない原因はその光の刺激にあるかも。
不安、悩みなどネガティブなことを考えてしまう
夜、静かな部屋のベッドの上で一人、日中にしてしまった失敗や仕事の悩みを思い出して悲しい気持ちになってしまう……。わたしもよくやってしまいます。一度考え出すと止まらなくなってしまって、遠い昔の失敗などネガティブな連想ゲームが始まってしまいますよね。このようなストレスは交感神経を刺激して、からだもアクティブ状態にしてしまいます。
無理に寝なくてもいいかも。
寝付けない夜の過ごしかた
原因は分かったけど、眠れるようにはどうすればいいの?
寝付けないとき、私が実際にやっている過ごしかたをご紹介します。
リラックスタイムを作る
「だいたい毎日、寝つきが悪い……」
そんなときは眠りに自分を導く「リラックスタイム」を作ってみましょう。早めに夕食を食べ終えて、ゆっくり湯船に浸かってたまった疲れを解放させたり、部屋でヒーリングミュージックを流してみたり。アロマなどでいい匂いに包まれる時間を作ってみるのもいいと思います。仕事で精神的にも身体的にも疲れた自分に、リラックスできるご褒美タイムを与えてみると自然と眠くなってくることが多いです。
あえて眠くなるまで待ってみる
無理に寝ようとするのではなく、あえて普通に過ごして眠くなるのを待つのもありかも。布団の上で目を閉じて「寝なければ……」と考えていると、日々の不安や悩みなどどんどんネガティブなことばかり考えてしまい、寝むれないループに入ってしまいます。わたしはそんなとき、あえて普通に過ごしています。本を読んでみたり、音楽を聴いてみたり、温かいドリンクを飲んでみたり……。スマホなどの光の刺激は要注意ですが、本当に眠れないときは眠くなるまで待ってみるのもあり。若いうちは少しくらい睡眠時間が足りなくても大丈夫ですよ。
暗い中じっとしていると、ネガティブな気持ちで頭の中がいっぱいになってしまいがちです。
悩みや不安は明るい日中の自分に任せて、夜は好きなことでリラックスタイムを。
STAFF
text:omiso
illustration:shachi