おなかが鳴っちゃいそう……

ティップス

仕事中にお菓子を食べてもいい?
もし小腹が空いちゃったら

休憩までまだ時間があるけど小腹が空いた、集中力が切れてきたので気持ちを入れ替えたい……。
こんなとき、お菓子を食べていいのか心配になる新社会人も多いと思います。リアルなお菓子事情、お菓子を食べるときに気をつけたいマナーをお伝えします。

小腹が減った……。
仕事中に何かを食べるのはNG?

仕事中にお菓子を食べるのはOK。集中力や仕事の効率をアップさせるために、お菓子を食べる人は多いです。
最近では、公認のおやつタイムや、誰でも自由に食べられるお菓子コーナーを設けている会社も増えてきています。わたしの職場も自由に取ってよいお菓子ボックスがあります。

入社したてのころは本当に仕事中に食べてもいいのかな……とためらっていたこともありましたが、上司や先輩も食べているので今では気にせずつまんでいます。

接客業など人前に立つ時間の多い職種や、職場の風潮によっては仕事中にものを食べることがNGなことも。気になるときは職場の上司や先輩に聞いてみるといいかもしれません。

仕事中にお菓子を食べる
メリットとデメリット

仕事中にお菓子を食べるとリフレッシュ効果が得られて、生産性も向上するというメリットが挙げられます。ずーっと集中している状態だと、疲れて生産性が下がってしまうもの。少し休憩してお菓子を食べれば、糖分も摂取できますし、心身のリフレッシュにもつながります。

しかし、食べ過ぎや周囲への配慮には注意しましょう。食べ過ぎると健康に影響を及ぼしてしまいますし、周囲を気にしないと職場で迷惑に思われるかもしれません。

これなら食べても大丈夫かも。
比較的おすすめなのは?

仕事中でも食べていいのは分かったけど、本当に大丈夫……?怒られたりしないかな……。
そんな心配な思いを抱える方に、仕事中でも食べやすいお菓子をご紹介。

おみやげや差し入れで
もらったお菓子

上司や先輩からのおみやげや差し入れなどは、周囲の人も食べていることが多いのでお菓子タイム初心者の新入社員にはおすすめです。お菓子の感想や感謝の気持ちを伝えることで、先輩や上司とコミュニケーションを取るきっかけにもなると思います。
わたしも差し入れがきっかけで先輩とお菓子屋さんの話をするようになったり、上司が会うたびに大好きなお菓子を買ってきてくれたりと、ぐっと距離が縮まりました。

チョコレートや飴、
ガムなど小さめのお菓子

チョコレートや飴など、作業中でも食べやすい小さめのお菓子もおすすめです。
わたしは、急な業務が発生してもすぐに対応できるように、常備しておくのはできるだけサッと食べられるひと口大のお菓子にしています。
最近では集中力を高めるチョコレートやエネルギーになるラムネなども増えているので、仕事のリフレッシュや集中力向上につながるお菓子を選ぶのもいいかもしれません。

食べるときは
これだけは気をつけよう!

仕事中にお菓子を食べても大丈夫。しかし、あくまで仕事中なので周りにも気を遣って、最低限のマナーは守りましょう。気をつけたいポイントをお伝えします。

音の出るお菓子や
においの強いお菓子

ポテトチップスやおせんべいなど、パリポリと音が出てしまうお菓子や、においのきついお菓子は要注意。
他にも、ぽろぽろと食べかすが出るようなお菓子はデスクまわりや衣服、時には大切な書類なども汚してしまう可能性があります。
静かな室内では咀嚼音も気になるところ。他にも仕事中の人がいることを忘れずに、周囲の集中の妨げにならないように配慮してお菓子を選ぶといいと思います。

長時間食べ続けるのはNG

長時間ずっとお菓子を食べながら仕事をしていては、「仕事は進んでいるかな」「食べてばかりだな」と心配や不快な思いを与えてしまうかも。
自分が一生懸命仕事をしている横でずっとお菓子を食べられたら、あまりいい気はしませんよね
あくまで小休憩、リフレッシュのためのお菓子タイムなので、ある程度食べたら気持ちを切り替えて仕事にも集中しましょう。

業務に支障が出ないタイミングに!

お菓子を食べるなら、業務に支障が出ないタイミングにしましょう。
例えば、重要な書類が手もとにあるときや、人と話しているとき、電話をとる可能性が高いとき、オンライン会議中などは避けるのがマナーです。
「重要な書類がお菓子で汚れちゃった!」「お菓子を食べていて電話に出られない……」なんてことがないように、お菓子を食べるタイミングには気をつけなければなりません。

健康を意識した
お菓子もおすすめ

「お菓子を食べたいけど、体形が気になっちゃう……」「息抜きでお菓子を食べたいけど、健康面が気になる……」
そんな方に向けて、続いては栄養価が高く腹持ちのよいお菓子をいくつかご紹介します!

ナッツ系のお菓子

ナッツ類は歯ごたえがよく、食物繊維が豊富!満腹感を得やすいだけでなく、食べると集中力の向上につながるといわれています。
ただし、ナッツの種類によってはカロリーが高いものもありますので、食べすぎには注意が必要です。

プロテインバー

プロテインバーはタンパク質が豊富なため、ダイエットに最適です。また、ビタミンやミネラルなどの栄養素も多く含まれているため、健康面を気にしている方にもおすすめできます。

ダークチョコレート

カカオマスを多く含んだダークチョコレートは、健康や美容にいいとされるポリフェノールや中鎖脂肪酸などがたくさん含まれています
しかし、ナッツ類と同様に、食べ過ぎには注意!脂質や糖質も含んでいるため、適度な量を心がけましょう。

お菓子を通じて
職場のコミュニケーションを活性化

お菓子は自分の栄養補給やリフレッシュになるだけでなく、同僚とコミュニケーションをとるツールとしても役立ちます。「同僚ともっとコミュニケーションをとりたい!」という場合は、ぜひお菓子を活用してみてはいかがでしょうか?

同僚にお菓子をシェアする

一緒に働く同僚に「よかったら、ひとついかがですか?」と声を掛けて、お菓子をシェアしてみましょう。お菓子をシェアすればお互いリフレッシュできますし、そこから会話が生まれるかもしれません。
ただし、話しかけるタイミングには要注意。相手が忙しそうにしているときは避けるのが無難かも。

季節に合わせたお菓子を選んでみる

ハロウィンやクリスマス、バレンタイン……。季節に合わせたお菓子を選ぶと、よりコミュニケーションをとりやすくなります。
また、期間限定発売のお菓子や、珍しいお菓子なども会話のタネになりやすいですよ。

押し付けはNG!

人によっては甘いものが苦手だったり、アレルギーを持っていたりする可能性もあるため、お菓子を押し付けるのはタブーです。
無理に押し付けたり、勧めたりするのは避けて、相手のことを尊重しましょう。

編集部のまとめ

わたしは仕事をがんばっている自分へのご褒美、一日のモチベーション維持のためにお菓子を持っていくときもあります。
眠気覚ましや集中力アップ、時にはコミュニケーションのきっかけにもなるお菓子。
最低限のマナーを守って、素敵なお菓子タイムを過ごしましょう。

STAFF
text:omiso、mishima
illustration:lilyco