みんなどうしているんだろう。
ティップス
新社会人の貯金方法。
無理なくコツコツ
貯めるには?
「社会人になって学生時代よりも収入が増えたけど、貯金するべきかな?」
「つみたてNISAを始める人が増えてきているけど、何をしたらいいか分からない」
このように悩んでいる新社会人の方は多いのではないでしょうか。
この記事では、貯金をするための工夫や心構えなどをご紹介します。
社会人になったら
貯金はやっぱりするべき?
社会人になったら貯金をすることをおすすめします。学生時代よりも収入が増えて使いたくなる気持ちはとてもわかりますが、これからお金がたくさん必要になるタイミングが訪れます。
例えば一人暮らしを始めるにあたっての初期費用や、恋人との結婚や同居生活での費用、車やマイホームの購入など社会人になるとさまざまなライフイベントがあります。
そのような場面でお金がないと本当に困ります。
では、どのようにお金を貯めていけばよいのか、手軽にできる貯金方法をご紹介します。
新社会人におすすめ!
手軽な貯金方法
新社会人におすすめの貯金方法についてご紹介します。手軽に始められるものばかりなので、「これならできそう」と思えるものをぜひやってみてください。
500円玉を貯金する
500円玉のみを「絶対に開けない」と決めた貯金箱に入れていきましょう。始めやすいことから貯金初心者におすすめの方法です。
貯めていくと感じる重量も、貯まっているのが実感できるひととき。財布に500円玉があったら貯金箱に入れる習慣をぜひやってみてください。
先取り貯金をする
お金があったらある分だけ使ってしまう方におすすめなのが「先取り貯金」。
給料が振り込まれる口座とは別の口座を作っておき、給料日のあとすぐに送金するやり方です。
別の口座に送金することで、残ったお金で生活をやりくりする仕組みを作ります。毎月カツカツまで使ったとしても、送金したお金を絶対に使わないと決めたら自然と貯まっていくのがおすすめポイントです。
家計の収支管理を
一括で行う
どれくらいお金を使っているかを把握するために、お金の出所を統一してみましょう。同じクレジットカードで支出をまとめると、利用歴でどこにどれだけ使っているのかをさっと確認できるのでおすすめです。
また、一括管理をすることで無駄な出費に気づくことができ、出費を減らすきっかけにもなります。無駄な出費を抑えて貯金をがんばっている人は、自分が1ヵ月にどこでどのくらいの金額を使っているのかしっかりと把握している人が多いです。
家計簿をつけるのがめんどくさいと思っている方や、どれだけのお金を1ヵ月で使っているか把握したいと思っている方はぜひお試しください。
これだけは気をつけて!
貯金に対する心構え
お金を貯めるために必要なことは「支出を減らすこと」が大事だと気づき、節約をがんばろうとする方も多いのではないでしょうか。
節約自体はとても大事ですが、一歩間違えると我慢することによるストレスが生じ、貯金が長続きしない原因となることも考えられます。
そこで、長くコツコツと貯金ができるように、貯金に対する心構えをご紹介します。
無理のない金額から
始めていく
貯金をがんばろうと思って、無理な金額で貯金を始めるのは危険です。まずは生活に支障をきたさない程度の額から始めていきましょう。
貯金で大事なのは「長くコツコツと貯めること」。
少額での貯金に慣れてきたら、どんどん貯金額を増やしていきましょう。
生活を切り詰めすぎない
貯金をする上で節約をしていくのは大切ことですが、やりすぎは禁物です。
節約することが我慢になりすぎると心身的によくないので、無理のない範囲で節約をしていきましょう。
例えば、お菓子を買うための支出を突然ゼロにするのはむずかしいと思います。
それまで1週間に3つお菓子を買っていたなら、それを2つにするなど少しずつ始めていきましょう。
貯金の目的を
できるだけ明確にする
「貯金は大事」となんとなく続けている方も多いかと思いますが、長くコツコツと続けるためには貯金する目的を明確にした方がよいです。
欲しい車がある、将来結婚するための資金として貯めていく、大きい怪我をした際に貯金だけでまかなえるくらいの生活費を貯めておきたいなど、貯金をする目的を考えてみましょう。
貯金額をあまり
友人などに話さない
貯金額が増えていくとついつい友人などに話してしまいそうになりますが、貯金額を明かすのはおすすめしません。
貯金があることを明かすと「お金を貸して欲しい」と相談される可能性があります。金銭のやり取りをすると関係性が間違いなくこじれていくので、言わないほうが無難です。
貯金額が増えても一人でニヤニヤとしておくことをおすすめします。
新社会人の貯金方法についてご紹介しました。
ひと昔前に「老後2,000万円問題」が話題になりましたが、貯金をしておいて損をすることは絶対にないです。いつかの支出に備える、自分自身を守るためにぜひ新社会人のタイミングで貯金をはじめてみてください。
STAFF
text:Yudai Mino
illustration:トモマツユキ