新たな出会いが欲しいけど……。
ティップス
知りたい!
社会人になったら友達はどうやって作る?
「新たな友達を作りたいのに、社会人になってから友達ができない」
「社会人になってから学生時代の友人と会う機会が減った」
社会人になって新たな友達と出会う機会がなくなったと感じる新社会人の方は多いのではないでしょうか。
この記事が、そんな友達を作りたい新社会人のお役に立てるとうれしいです。
社会人になったら
友達はできない?
社会人になると、学生時代と違って友達と出会う機会が激減します。学生時代は同年代の人と同じ授業を受けたり、同じ部活やサークルに入ったりして仲を深めていく方が多いですが、社会人ではそもそも同年代が少なく、年上の方や趣味や経歴がバラバラでなかなか気が合わない……なんてこともありますよね。
せっかくなら、社会人になって友達を作って、プライベートも充実させたいところ。そこで、社会人の友達の作り方を紹介していきます。
新しい友達と出会うには
どうすればいいか
SNSなどのアプリを活用して
出会いを作る
InstagramやX(旧:Twitter)等で、同じ趣味の人や価値観が同じ方を探してみましょう。SNSでは自分の好きなことや趣味を発信している方も多いので、「この人と趣味が合いそう」と感じて連絡をとることができます。
まずは自分の趣味を発信してみたり、いろんな方のアカウントを覗いてみたりして、これから友達になりたい人物像を浮かべてみましょう。
オフ会などを開催してみる
SNSで繋がった顔を知らない「友達」ができたら、思い切ってオフ会を開催してみるのはどうでしょう。きっとSNS上での友達なら、同じ趣味を持っていることも多いはず。例えば好きなアーティスト繋がりならLIVE後の飲み会、好きなスポーツ繋がりなら一緒に観戦に行く、など。
ただ単に集まるだけだと話すことに悩んでしまいそうですが、「好き」を共有する場ととらえれば、ハードルも低くなりそう。
習い事や社会人サークルに入る
自分が好きなことやチャレンジしてみたいことをやっている、習い事やサークルに入ることも新しい出会いをする一つの手段です。
お互い関心のあることだと話しやすく、話題も多いのでおすすめです。
「学生時代に熱中していたスポーツをもう一回やろう!」「やってみたかったけどできなかったことをやってみよう」と始めてみるのはいかがでしょうか。
オンラインゲームで
仲間を募ってみる
ゲームが好きなら、マルチプレイで遊べるオンラインゲームも友達づくりには有効な手段。
ゲームの世界観の中で協力し合ったり、時には競争したり、現実の世界より熱い友情が芽生えることも。
ゲーム仲間との繋がりを増やすなら、TwitterなどのSNSで募集するか、攻略サイトの仲間募集の欄などを覗いてみましょう。同じように仲間を探している人が見つかるかも。
ボランティア活動や
地域のイベントに参加する
ボランティア活動や地域のイベントも、新しい人との出会いの場としておすすめです。ボランティア活動や地域のイベントは、参加している人同士で協力する場面があることが多いので、必然的に会話をする機会が生まれます。
また、ボランティア活動に関しては「社会貢献したい!」「人の役に立ちたい!」という思いから参加する人が多いので、素敵な人に出会える可能性が高いです。
さらに、いろいろな人と関わることができるのでコミュニケーションスキルを高めることもできます。職場で上司との関わり方に悩んでいる方は、積極的に職場以外の年上の方と話す機会を持ってみるのもよいかもしれないですね。
友達の紹介や職場での
つながりから広げていく
友達の紹介や職場でのつながりから、新しい友達に出会うこともおすすめです。紹介で出会うので、まったく知らない環境に飛び込む勇気がない方でも安心でき、長く付き合える友達と出会える可能性があります。
また、ある程度事前に相手の情報が分かることも多いので、共通の趣味などがあればリサーチして話すと盛り上がるのではないでしょうか。会話が苦手で事前に質問や話したいことを考えたい人にはおすすめです。
「このごろ」のイベントで
ゆるく友達を探してみる
大人になってからの友達探し、むずかしいようだけど実は日常のいろんなところにチャンスはありそうですね。
「このごろ」で開催しているイベントも、友達探しにはぴったりかも。
中でも軽くお酒を飲みながら同世代でゆる~く語り合える”スナックこのごろ”は大好評。同じように大人になってからの友達を探している人に出会えるかもしれません。
社会人同士の友人関係。
気をつけたほうがいいことは?
社会人になってから出会う人とは、気をつけるべき点がいくつかあります。言葉遣いをしっかりすることや、相手の話をしっかり聞くことなど、ひとりの社会人として見られているという自覚をしっかり持ちましょう。
具体的に、社会人同士の友人関係で注意すべき点をいくつかご紹介します。
時間はしっかり守る
今後の信頼関係にも関係してくるので、集合時間に遅れないようにするなど、約束の時間は守るようにしましょう。学生時代とは違い、社会人なので特に気をつけたいポイントです。ふだん遅れてしまうことが多い方は5分前行動を心がけてみましょう。
最低限の礼儀やマナーを守る
あいさつをすることや会話の際の言葉遣いなど、基本的なこともしっかりと押さえておきましょう。ていねいなコミュニケーションをされて不快になる人はいません。
特に、初めて会う場合は第一印象がとても重要です。身だしなみを整えることや話し方、笑顔で接するなど「この人いい人だな」と感じてもらえる振る舞いを意識しましょう。
連絡する時間に気をつける
夜中や早朝に連絡をするのもなるべく控えましょう。特に、お会いして間もない方や、関係性がまだできていない方には日中に連絡するのが無難です。
相手も社会人であることを意識することが大切。就寝している可能性があるので、連絡する時間帯には配慮を忘れないようにしましょう。
ポジティブ&オープンマインドでいよう
知り合ったばかりのころは特に、ポジティブな言動や行動を心掛けたいもの。
無理に明るく振舞う必要はありませんが、いきなり重い話や悩み相談をすると相手を戸惑わせることにもなりかねません。
特にオンライン上での出会いは、テキストメッセージ主体で真意が伝わりにくいことも。「ありがとう」「それ、いいね!」と、素直に感情を表現してみるといいかも。
ポジティブ&オープンマインドが、素敵な友達づくりの第一歩に繋がるのではないでしょうか。
「次回のお楽しみ」を作ろう!
社会人あるあるですが、ついつい仕事や日常の忙しさのため友人付き合いが疎遠になってしまうことも。
せっかくできた友達と長く付き合うならば、定期的な連絡は取り合いたいもの。一緒に遊んだ時に、「次回のお楽しみ」を作っておくのもいいかもしれません。
例えば「今度はあそこの〇〇を食べに行こう!」「来月の△△のLIVE、一緒に行かない?」など、ふわっとでも次の約束をしておくのが長いお付き合いのコツ。
「お金の価値観」が合うか確認する
仲のよい友達が増えると、飲み会など交際費の支出が増えます。社会人になって収入が増えたからといって、使い過ぎには充分に気をつけましょう。
また、金銭感覚が合うかどうかも大切。お店の選び方、買い物の基準、ライフスタイルなど、あまりにもかけ離れていない人の方が楽に付き合えそうです。
依存しすぎず、
どこかで割り切る
友人関係を作れたあとも、そこに依存しすぎず生活の中の1ファクターとしてとらえるのが長続きの秘訣。関係が続く中で「あれ?思ってた人と違うかも……」と思う瞬間もあるかもしれません。
べったり依存し合う関係だと、トラブルが起きたときに修復がむずかしくなることも。
疑問が湧いたときは「今は会うべきタイミングじゃないのかも」と、すっきり割り切ることも必要。ご縁がある人なら、またきっと仲よく遊べる日がきっと来るはず!
大人になると新しい出会いは減るものですが、それでも日常の中で「あ、この人と波長合いそう!」と思うタイミングはやってくるもの。
仕事の場で、イベントの場で、「この人と仲よくなりたいな~」と思ったら素直に伝えてみるのがいいのかもしれませんね。
ひとつひとつの出会いを大切に「大人の友達づくり」していこうと思います!
STAFF
text:Yudai Mino、Saori
illustration:iina