オフィスが寒いときもある
ティップス
冬のオフィスで
快適に過ごす方法
自宅では自由に調節できる室温の設定も、会社だとそうはいきません。暑がりな人の基準に合わせているところもあれば、環境配慮のために空調の設定温度が決まっているところもあるようです。
また、「寒いと言い出しにくい」という方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんなときに個人でできる、オフィスの寒さ対策を紹介します。
電気を使わずにできる対策
防寒着
寒さ対策と聞いてはじめに思い浮かぶのが服装、いわゆる防寒着での対策ではないでしょうか。
発熱素材のインナーや靴下、腹巻きなど薄手で機能性の高いものがたくさん出ていますよね。服の中に仕込むことができる防寒グッズは周囲に気づかれずにこっそりと身につけられるのが魅力。
「表立った寒さ対策だと、周りに気を遣わせちゃいそう」「制服の規定が厳しくて……」なんて方でも安心です。
ただし、外出や別室への移動など温度差が大きい場所に頻繁に出入りする場合は要注意。寒くないようにと厚着をしすぎると、汗をかいてかえって冷えてしまったり、温度調節ができず体調が悪くなったりすることも。
そういった場合は中に着込みすぎず、羽織りものやこれから紹介する、着込む以外の防寒も参考にしてみてくださいね。
ひざ掛け
オフィスで使う方も多い印象です。先輩や上司が使っているのであれば導入しやすいのではないでしょうか。
できれば 無地やシンプルなデザインを選ぶのが好ましいですが、オフィスの雰囲気によってはキャラクターや柄物など、華やかなものでも問題ないことも。
周囲の人がどんなデザインのひざ掛けを使っているのか確認し、系統を合わせておくと安心かもしれませんね。
飲み物
温かい飲み物を飲むのも寒さ対策に効果的です。体のしんから温まれば冷えにくいですし、ちょっとした気分転換にもなり一石二鳥。
給湯室などでお湯が使える場合は、好きなフレーバーのティーバッグをいくつかデスクに置いておくのもおすすめです。
相談
本当はみんな寒いと思っているけれど誰も言い出せないだけ、なんて可能性も。
話しやすい先輩がいるのであれば、「今日も寒いですね。」「この会議室、いつも寒くないですか?」なんて雑談を装って尋ねてみるのもよいかもしれません。
電気を使うとできる対策
ここまでは電気を使わない寒さ対策について紹介しましたが、もしも電気を使うことができるのなら 対策の幅はさらに広がります。
ここからは、電気を使ってできる寒さ対策について紹介していきます。
湯たんぽ
使っていても悪目立ちしにくく、手軽に導入できるのでおすすめです。充電式湯たんぽを膝の上に置き、上からひざ掛けを掛けておけば充分暖かく過ごせますよ。
他にも、給湯室に電子レンジがあるのならばレンジ対応の湯たんぽ、お湯の使用が可能ならお湯入れタイプの湯たんぽなど、湯たんぽは種類も豊富で、自分に合ったものを選べます。
暖房器具
次に、小型のヒーターやデスク用のこたつなど。こちらは目立つのでなかなか勇気が必要かもしれませんが、もし導入が可能であれば暖かさは段違いだと思います。ただし、こちらは上司や先輩に、確認をとってから使用するようにしてください。
そのいちばんの理由は消費電力です。特にヒーターは消費電力の大きいタイプもあるため事前に確認をしておかないと、電力オーバーでブレーカーが落ちてしまった! なんて危険性もあるのです。
また、窓際など寒い席にいる場合は、社内で余っているヒーターを貸してもらえたり経費で買ってもらえる可能性も。お伺いを立てておいて損はないかと思います。
オフィスでできる寒さ対策、参考になるものは見つかりましたか?
寒さを我慢すると、からだによくなく、仕事にも集中できません。自分に合った寒さ対策で、冬のオフィスも暖かく快適に過ごしましょう!
STAFF
text:雨ゆ
illustration:iina