[2024/05.31]
暮らしのお買いもの
【このごろコラム】
「かんたん」はやさしさ。
どんな日々にもフィットする一杯
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忘れられない、プレゼントがあります。
大学を卒業してまもなく社会人になろうとするころに、アルバイト先の友人からもらった小さな箱。開けてみると、コーヒーの粉や茶葉をそのまま入れられる、細かな目のフィルターが付いたマグカップが入っていました。
「いつも手を抜かないことを知っているから、仕事で疲れたときに気軽にコーヒーや紅茶でひと休みできるように、この卒業祝いを贈ります」
誰かが見てくれていていることの安心感。思いを言葉にしてくれることのありがたさ。一緒に入っていた便せんにつづられた文字を読んで、募るばかりだった新生活への不安が少し軽くなったことを今も覚えています。
「このごろコーヒー」を飲んでいると、あのときのような、じんわりと温かな気持ちになります。たとえひとりでコーヒーを飲んでいても、まるで誰かが隣にいてくれているような。
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「このごろコーヒー」は9袋入りと21袋入りの2サイズ。コーヒーを飲むペースに合わせて選べます。9袋入りなら「仕事で怒られちゃったあとに飲むコーヒー」「早起きできた朝に飲むコーヒー」「残業中に飲むコーヒー」の3種類が3袋ずつ。
中身はどれも同じなのですが、自分自身のシチュエーションに合わせて選ぶと「このごろコーヒー」をぐっと楽しめる気がしています。
No.1
仕事で怒られちゃったあとに飲むコーヒー
どんなに気を付けていても、がんばっていても、たまに起きてしまう仕事のトラブル。ちょっとした勘違いやすれ違いが原因だったとしても、誰かからそれを指摘されるのは、やっぱり痛いものです。
いつもより疲れた帰り道には、スーパーに寄っていつもは買わないスイーツを買うのがお決まり。さっと夕食を済ませたら「仕事で怒られちゃったあとに飲むコーヒー」を淹れます。
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パッケージには、上司のデスクの前に立つうさぎのイラスト。あまりのしょんぼり具合に、ちょっぴり頬が緩みます。
お湯が沸くのを待ちながら、二次元バーコードをスマホでスキャン。同世代が考える、落ち込んだときの立ち直り方を読んでみます。「どうしてそのミスが起きたのか、どうしたら改善できるのか。これらをハッキリさせることで、気持ちもスキルも前に進めます」。やさしくも力強い言葉に、何だか背中を押された気分。
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コーヒーはティーバッグのようなディップスタイルで淹れることができるので、準備も片付けも手軽なのがうれしいポイントです。ミルクも、いつもは控えめにしている砂糖も、こんな日はたっぷり入れてしまいます。
きちんと反省したら、この気分転換の時間が大切。ゆったりと読めるお気に入りの本を読んで、早めに寝ることも大事にしています。
No.2
早起きできた朝に飲むコーヒー
アラームをかけていないのに、いつもより早い時間に自然に目が覚める朝があります。からだも頭も、よく休めたような感覚。さっと動き始めることができる日は「早起きできた朝に飲むコーヒー」を淹れます。
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やかんの注ぎ口から立つ湯気が、朝の光の中だとよく分かります。バッグをマグカップに入れてお湯を注ぐと、ふわっと膨らみながら浮かび、ゆっくりと底へ。ゆらゆらとバッグを揺らして、好みの濃さになるまで抽出します。
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シンプルなタグにも、かわいいメッセージが。パッケージの二次元バーコードからは、早起きのコツを読むことができます。「ゲームやスマホ、パソコンを控える」、「寝る前にカーテンを少し開けておく」……。分かってはいるのだけど、と思ったり、これならできそうかも、と新たな発見があったり。抽出をしながら読めるくらいの、ほどよいボリュームです。
いつもは家でコーヒーを飲むのですが、この日はミニボトルにコーヒーを入れて、近くの公園へ行ってみました。
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当日は雲ひとつない、いい天気。隣のベンチでは、散歩途中のご近所さん同士がおしゃべりをしていました。ストレスフリーに淹れられるおいしいコーヒーと一緒に、朝の散歩。とっておきの時間をまた過ごすために、早起きのコツをぜひ実践したいと思っています。
No.3
残業中に飲むコーヒー
仕事が忙しいとき、時間が経つのはどうしてあんなに早いのでしょうか。気づけば定時を過ぎていて、オフィスからはどんどん人がいなくなって。
「まだまだ終わらない」という気持ちと「もう帰らなくては」のはざまでなかなか仕事が進まなくなったら、思い切って一息つくことにしています。
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「このごろコーヒー」は、デスクの引き出しに入れておけるフラットなパッケージ。ひとつ取り出して「残業中に飲むコーヒー」を淹れます。
職場でドリップはしづらいけれど、ディップスタイルなら手軽です。抽出を待ちながら、パッケージの二次元バーコードから残業をしないための工夫をチェック。上司への相談の仕方など、今まさに知りたかった!という情報に出合うこともあります。「どこかで誰かも同じことを考えているんだ」と、少し安心。
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コーヒーを飲めば、すっきりとした香りとほどよい苦みに頭がリフレッシュされるよう。一度休憩したら、仕事のペースも少し上がります。
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「このごろコーヒー」はコットンきんちゃくに入っているのですが、私はこのきんちゃくもとても気に入っています。9袋入りのサイズなら、日焼け止めやボディシートなどをざっくりとまとめておくのにちょうどの大きさです。
仕事で怒られたときや早起きできた朝、残業をしている夜。どんな気分にも「このごろコーヒー」がぴったりとフィットするのは、抽出の手軽さと、パッケージから読むことができる言葉があるからだと思うのです。
社会人になったら、日々いろいろなことがあります。新しいことに取り組んだり、複雑な業務に挑戦したり。毎日仕事をこなしながら、求められていることの多さを実感している人もいるのではないでしょうか。
だからこそ、気分転換は思い切り「かんたん」に。調子がいいときはもちろん、少し元気を出したいときに、ストレスなくコーヒーを淹れられること。この世界にいる誰かが、自分に向けた思いを言葉にしてくれていること。そんなやさしさを実感できる「このごろコーヒー」はきっと、あなたの生活にも寄り添ってくれるはずです。
「このごろコーヒー」は
下記バナーよりお買いものできます
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STAFF
photo & text :Fumiko Tokimori