[2023/12.11]
旅のおみやげ
秋田のおみやげ

東北の日本海側に位置する秋田県は、たくさんの地域のお祭りや、おいしい産物があります。秋田市に7年住み、地元関西に戻って、また秋田に移住した筆者が選んだおみやげをご紹介します。雪国だからこそ色濃く残る文化を感じるものを中心に、喜ばれることまちがいなし! なラインナップです。

【同僚・上司へのおみやげ】
いつもの会議ではお仕事モードで緊張して、話しかけられなかった同僚や上司に。お土産をちょこっと渡して会話のきっかけになるといいですね。価格もお手ごろなものが、お互い気を使いません!
晩梅(ばんばい) ル・デセール

・北秋田市鷹巣にある菓子店「晩梅」のチョコレートケーキ。
・レトロなパッケージがかわいい! デスクに置いてもフフっとうれしくなります。
・箱を空けると中に楊枝が入っているので、手を汚さず食べられるのもgoodポイント。
・上部の滑らかなチョコとしっとりとしたスポンジ生地の底にはクルミが!
値段:1個 173円(税込み)
購入場所:秋田県産品プラザや秋田空港、秋田駅などで購入できます。セットとバラ売りあり。
榮太楼(えいたろう) さなづら

・山ぶどうのゼリー菓子。奥深い山ぶどうの味わいはまるでワインのよう。
・こちらにも楊枝がついています。うれしい!
・とにかく薄くてコンパクト。持ち運びに場所をとらないので配るのに便利。
・原料がほぼ果物と寒天なのでヘルシーです。
値段:5個入り 701円(税込み)
購入場所:秋田県産品プラザや秋田空港、秋田駅、栄太郎店舗などで購入できます。セットとバラ売りあり。
ツバサ きりたんぽカップスープ(比内地鶏醤油味)

・秋田といえばきりたんぽ! カップスープなら鍋を用意しなくても手軽に食べられます。
・パッケージがおしゃれ。ブラックのカップは一見テイクアウトのコーヒーのようです。
・ちょっと残業しなきゃ、でもおなか空くなぁ……という時の強い味方。お仕事をがんばる仲間への応援にも!
値段:1個 594円(税込み)
購入場所:秋田県産品プラザや秋田空港、秋田駅などで購入できます。

【友達だちへのおみやげ】
気の合う友だちにはユニークさもプラスしたお土産で、わいわい楽しく!旅の話といっしょに渡してみては?
にこり なまはげのおくりもの

・秋田のアイコン的存在、なまはげの形がユニークなお菓子。つい笑顔になってしまう表情にくぎづけ!
・秋田県産の米粉を使っていて、軽いサクサクとした食感。噛むとゴマの香りが広がります。
・プレーンと塩キャラメルの2種のラインナップ。赤なまはげと青なまはげ、どっちがいい? と選んでもらっても。
値段:1個 134円(税込み)
購入場所:秋田県産品プラザや秋田空港、秋田駅などで購入できます。セットとバラ売りあり。
川口屋 いぶりがっこチーズ「け」

・居酒屋さんのメニューでも大人気ないぶりがっこチーズのお菓子。甘さひかえめで、しょっぱさやスモーキーな香りがちゃんとします。
・「け」とは秋田弁で「食べて」という意味。雪国の方言は冷気をなるべく口の中に入れたくないため、短い言葉があっておもしろいです。渡すときに教えてあげたらへぇ~!となるはず。
・冷やして食べるのがおすすめなので秋冬が◎
値段:3個入り 584円(税込み)
購入場所:秋田県産品プラザや秋田空港、秋田駅、まるごとお土産市場、川口屋店舗などで購入できます。セットとバラ売りあり。

【自分へのお土産】
人へのお土産を選んでいると欲しくなってきちゃいますよね!
ちょっと趣味を選ぶけど、その場所でしか買えないものは
思い切ってお迎えしちゃいましょう。
イタヤ狐

・仙北市角館の伝統工芸「イタヤ細工」のひとつ。「束きつね」とも呼ばれています。
・職人さんが材料の端切れをおもちゃにしてこどもに与えたのがイタヤ狐だそう。
・束ねるとギュッ! と中央に集まる6匹のキツネが何か秘密の話をしているみたいでかわいい。
・並べて飾っても素朴なインテリアに。はし置きにしてもよし。
値段:1セット 1100円(税込み)
購入場所:秋田県産品プラザで購入。売っている場所は少ないかもしれません。
マタギの里 バター餅

・あまり日持ちしないので自分や家族など、持ち帰ってすぐ食べられる人へ。
・北秋田市阿仁地域の猟をして暮らす「マタギ」が、冬山の猟でも固まらない携帯食として持ち歩いたのが起源だそう。(※諸説あり)
・やわやわねっとり食感に、バターのコクと甘みがたまらない!関西に住む私の家族も大好きです。
値段:1袋 460円(税込み)
購入場所:まるごとお土産市場などで購入できます。

さまざまな食や文化がお土産と一緒に伝えられるのが魅力の秋田県のお土産。
ちょっとした豆知識を添えてお渡しすると心の距離も近づくはず!
秋田県はゆっくりと季節の自然を楽しんだり、おいしい物を食べたいときにぴったりの旅先です。
まんず秋田さ来てけれ~!
※販売価格については、2023年12月時点のものです。
STAFF
photo・text:かなっぺ