[2025/02.14]

旅のおみやげ

北海道・羅臼町のおみやげ

世界自然遺産に登録された知床半島の東側に位置する羅臼町。

最寄りの根室中標津空港までは羽田空港から約1時間40分、そこから車で1時間走らせると到着します。手つかずの自然に囲まれた羅臼町には、おいしい海産物と迫力ある野生動物との出会いがあります。

今回は知床・羅臼町に魅了されて移住した地域おこし協力隊がおすすめのおみやげをご紹介します!

【仕事仲間へのおみやげ】

羅臼昆布煎餅

羅臼昆布に含まれる旨味成分のグルタミン酸は他の昆布に比べてとても多いといわれています。地元の方は「羅臼昆布は甘いからそのまま食べる」とのこと。そんな地元の方も大好きな羅臼昆布がお煎餅に!羅臼昆布の味をそのままに、パリッと焼き上げたおいしいお煎餅です。
価格:864円(税込み)
購入場所:羅臼漁業協同組合 直営店 海鮮工房

羅臼昆布茶100

調味料で煮て乾燥させた角切り羅臼昆布がたっぷり50g入っていて、湯呑に2~3枚入れてお湯を注いで分、口当たりのよい昆布茶を楽しめます。お湯でやわらかくなった昆布も最後までおいしくいただけます。お茶の他にもおにぎりの具やお茶漬けなどにも◎
価格:648円(税込み)
購入場所:羅臼漁業協同組合 直営店 海鮮工房

特産品の羅臼昆布:7月下旬~8月末までが羅臼昆布の漁期です。国内で生産される昆布の約90%が北海道産で、このうち羅臼昆布はたったの1~2%。羅臼沿岸の限られた場所でしか採ることができない希少な昆布です。羅臼昆布は採ってから出荷されるまで23工程もの作業があります。この手間暇かけた行程が天然の旨味を最大限に引き出し、高級ブランド「羅臼昆布」となります。

【友達へのおみやげ】

知床のマステ(うみ)

世界自然遺産の海は、たくさんの生き物の大切な住処です。2月~3月ごろに知床にやってくる栄養を含んだ流氷は、春になると知床の海で溶けだします。流氷の栄養を小さなプランクトンが食べて、そのプランクトンを魚が食べて、その魚をトドや鷲などが食べて……。クリオネのような小さな生き物からマッコウクジラのような大型哺乳類まで描いた、知床の命のつながりが感じられるマスキングテープです。
価格:550円(税込み)
購入場所:知床羅臼ビジターセンター

シール

羅臼町を代表する動物たちとシャチが描かれたシールです。知床には、描かれているヒグマやマッコウクジラ、シャチのような大型哺乳類やシマフクロウやオジロワシ、オオワシのような希少な動物たちの住処になっています。特にシャチは国内で羅臼町でしか観察することができず、これまでたくさんの観光客や研究者が羅臼の海でシャチの迫力に圧倒されてきました。シャチをはじめ羅臼の野生動物に出会ったら、ぜひこのおみやげと感動をお友達に届けてください。シャチのシール「Yoshi&Ken」は、シャチをデザイナーのお母さん、背景の彩りをお子さんが描いたそう!親子愛あふれる素敵なデザインですね。
価格:各100円(税込み)
購入場所:cho-e-maru

野生のシャチの群れ:羅臼町では野生のシャチを観光船から観察することができます。時期は4月下旬~7月ごろ。時には十数頭の群れ、時にはシャチの赤ちゃん、時にはおなかを出して遊んでいる姿なんかも見せてくれます。 写真提供:(有)知床ネイチャークルーズ

【自分へのおみやげ】

羅臼昆布だし120ml

旨味がたっぷり入った昆布だし。この昆布だしにお湯を注ぐだけでホッとするやさしい昆布スープの出来上がり。個人的にこの簡単昆布だしスープが大好きで、すぐ飲み終わってしまいます。他にも、お味噌汁やお鍋などさまざまな料理に使える万能昆布だしです。最高級昆布のお出汁で、いつもとひと味違うお料理を手軽に楽しんでみては?
価格:864円(税込み)
購入場所:羅臼漁業協同組合 直営店 海鮮工房

知床のてぬぐい(はまなす・きつね

北海道の花である「ハマナス」と、北海道を代表する動物の一種「キタキツネ」がコラボした手ぬぐいです。羅臼町でもキタキツネは日常的に見かけます。漁師町らしくホッケやカレイを加えたキツネが道路脇を走っていたり、その魚を子ギツネに与えていたり。ハマナスは日本では北海道で最も多く咲く花で、知床でも美しく咲く姿を見ることができます。
価格:1,650円(税込み)
購入場所:知床羅臼ビジターセンター

クリアファイル

男の子が大事そうにシャチのぬいぐるみを抱えているかわいくて癒やされるクリアファイルです。クリアファイルに入れる書類の色によって、モデルの男の子のズボンの色が変わります。
価格:300円(税込み)
購入場所:cho-e-maru

トクベツをフツウにしてきたまち

移住して3年。見かける動物や景色、なんでもかんでも驚きっぱなしで、それを地元の方に話すと少しうれしそうに「普通だ~」と返ってきます。おいしすぎる海産物もシャチの群れも飛び交う猛禽類も、地元の方からすればいつもの日常。長い間たくさんの人が守り続けてきたからこそある「羅臼の普通」にがっつり心をつかまれた私は、ここを離れられそうにありません。ぜひ、あなたもここ知床・羅臼町で忘れられない心躍る時間を過ごしてみてください。

羅臼岳と流氷:例年2月~3月中旬が流氷の時期。青い海と真っ白な流氷のコントラストがとても美しいです。この時期は越冬のためロシアから羅臼町にオオワシが渡ってきます。オオワシは翼を広げると約3mにもなる大型の猛禽類で、海の上だけでなく町中をこの大きな鳥がたくさん飛び交っています。写真提供:(有)知床ネイチャークルーズ

ご紹介した品物の一部は
ふるさと納税でも手に入ります

◎羅臼町公式Webサイト
https://furusato.rausu-town.jp/

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STAFF
text:Niikura Chinatsu(羅臼町地域おこし協力隊)
photo:大石陽介,近藤雨