[2025/01.23]

旅のおみやげ

佐賀・嬉野温泉のおみやげ

長崎空港に降り立ち、レンタカーを走らせて30分。
県境を越えて佐賀・嬉野温泉にやってきました。

「日本三大美肌の湯」に数えられるほど、泉質に恵まれた温泉地です。
また、この地は全国でも有数のお茶所や陶磁器の肥前吉田焼で知られるところでもあります。
水質のよさや、大地の豊かさが「嬉野」の食や芸術の発展に大きく影響しているようです。

そんな、自然の恵みをめいっぱい体感できる「嬉野温泉」で見つけたおみやげをご紹介します。

まずは美肌の神様が祀られている「豊玉姫神社」で美肌祈願

【仕事仲間へのおみやげ】

お味噌屋さんのみそ汁

西岡醤油店という佐賀県伊万里市で長年続く老舗醤油店。その味噌を使った即席味噌汁を購入しました。この寒い冬には、温かくておいしい汁物でほっとひと息ついて温まってほしいと思い、購入しました。ランチのお供にしてもらえたらいいな。
価格:648円(税込み)
購入場所:和多屋別荘 季設

副島園 レモングラス緑茶

副島園は佐賀嬉野で3代続くお茶農家。「人と人との会話が生まれるようなお茶を作りたい」という思いを大切に、減農薬栽培にこだわって茶の木を育てられています。緑茶、ほうじ茶、烏龍茶などさまざまなフレーバーの茶葉を取り扱っており、選ぶのも楽しい贈り物としてぴったりな一品です。レモングラスが好きなので、同僚と休憩時間においしいお茶をたしなみたいです。
価格:756円(税込み)
購入場所:BOOK & TEA 三服

【友達へのおみやげ】

佐賀有明 ちょい海苔

佐賀の名産品といえば、言わずと知れた「有明海苔」。韓国風にごま油と塩で仕上げたミニサイズの有明海苔を見つけました。ジップロックがついているのでちょっとずつ楽しめるお酒のあてとしてぴったりです。
価格:324円(税込み)
購入場所:UP LIFT SHIMOJUKU

「さかざきちはる」さん B5クリアファイル

SUICAやチーバくんなどの皆が知るマスコットキャラクターを手がける「さかざきちはる」さん。坂崎さんのPOP UPが和多屋別荘「三服」にて開催中でした。ペンギンたちが温泉を楽しむその姿は愛らしく、見るたびに「温泉旅行に行きたい」という思いに駆られます。A5のファイルは意外と使い勝手がいい便利アイテムなので、動物マニアの友人にプレゼントします。
価格:330円(税込み)
購入場所:BOOK & TEA 三服

和多屋別荘館内にある「BOOK &TEA『三服』」。湯上がりに本をゆっくり読める居心地のよい空間です

【自分へのおみやげ】

おにぎり神谷

佐賀嬉野の山奥で100年以上同じ土、同じ水を使ってお茶とお米を栽培・生産する「永尾豊裕園」さんのおにぎり専用のお米です。山奥のきれいな水、盆地特有の寒暖差をいかし、自然の恵みや農家さんの思いが一粒ひと粒にギュッと詰まっているこだわりのお米です。もう少し暖かい季節になったら、おむすびを握ってピクニックしたいと思います。
価格:540円(税込み)
購入場所:和多屋別荘 季設

ツッパリ 六角小皿

佐賀といえば有田焼のイメージが強くありますが、嬉野地域では「肥前吉田焼」を生産する窯元が有名です。「副武製陶所」は「食卓や生活が笑顔に包まれるような器」をコンセプトにものづくりを行なっている3代続く窯元。こちらは全6種類から選べるお相撲さんの六角小皿。形やサイズ、そしてユニークな絵柄は他では見られない心くすぐるタッチに魅了され購入しました。食卓にユーモアが生まれる予感です。
価格:1,100円(税込み)
購入場所:BOOK & TEA 三服

自然と共に受け継がれる
食文化とものづくりのまち

九州の温泉地として知られる嬉野温泉ですが、豊かな源泉や自然環境により温泉だけでなく、ものづくりや食文化が世代を超えて大切に守られてきたことを実感します。

今回滞在したのはおみやげ屋や本屋、カフェなどが併設された老舗旅館「和多屋別荘」。
温泉に浸ったり、本を読んだり、食を楽しんだり、滞在をゆっくりのんびりと過ごせる複合施設です。ある意味「湯治」の文化が、形を変えて現代になじんでいるような雰囲気を感じます。

忙しく過ぎて行く日々に、少し遠くへ足を伸ばして行きたいところ。私の中のお気に入りの場所がまたひとつ増えました。みなさもぜひ足を運んでみてください。

STAFF
photo / text:Ririko Saito