[2024/12.03]
旅のおみやげ
京都・下鴨のおみやげ
京都市内の中心を流れる「鴨川」。
京都の代表的な風景の一部として、市民や観光客に愛される憩いの場となっています。
自転車で中心地から北に向けて鴨川を駆け抜けると、ジョギングをする人や本を読む人、楽器の練習をする人など、おのおの自分時間を満喫する人たちとすれ違います。
鴨川のせせらぎが、それぞれの心を満たす活動に大きな安らぎを与えているようです。
今回は、鴨川の合流地点に広がる北側のエリア「下鴨」地域で見つけた、かわいいおみやげをご紹介します。
【仕事仲間へのおみやげ】
京菓匠 游月 「柚味噌まき」と「梅小丹」
「街中にある有名店もいいけど、地元の人が買ういい和菓子屋さんないかな〜」と探していたところ、修学院駅のそばに本店を構える京菓匠「游月」さんを見つけました。薬味マニアな私は「ゆず」と「梅」を選定。パッケージも京都らしくてお気に入りです。
価格:各250円(税込み)
購入場所:京菓匠 游月
一保堂 玉露ほうじ茶
京都のお茶といえば、いわずと知れた「一保堂」。1717年から続く老舗のお茶屋さんです。「一保堂」という屋号には「扱うお茶がおいしいから、これからはお茶ひとつを保ちなさい」という名付け親からの思いが込められており、その信念が現在も引き継がれています。寒い冬は温かいほうじ茶でみんなで暖を取りたいと思い、個包装パックを購入しました。
価格:702円(税込み)
購入場所:アイハート
【友達へのおみやげ】
出町座 ステッカー
出町柳にあるミニシアター「出町座」。ミニシアターならではのB級映画や本が楽しめる映画館であり、全国各地からファンがやってきます。そんな皆に愛される「出町座」がモノクロ調で描かれたステッカーを購入。ポストカードと一緒に友達にプレゼントします。
価格:165円(税込み)
購入場所:出町座
出町座 ポストカード
出町柳から鞍馬までをつなぐ叡山電鉄。1両の列車が各駅に停車し、小さな駅の無人ホームに利用客が降りて行きます。下鴨地域の学生さんや住民、観光客など、小さい列車ながらも人々の暮らしを支える大きな存在です。そんな叡山電鉄らしい風景を出町柳の駅からスケッチしたポストカードを発見。下鴨の風情を表す一枚に心惹かれ購入しました。
価格:200円(税込み)
購入場所:出町座
恵文社オリジナルグッズ シャープペンシル
独立系書店の先駆けともいわれる「恵文社」。住宅街の中にひっそりとたたずむその外観は、中に小びとが住んでいるのでは?と思うほど温かな雰囲気を醸し出しています。外観だけでなく選書も特徴的で、イギリスのガーディアン誌で「世界で最も美しい書店」として選ばれたこともあるほど素敵な本屋さんです。中にはさまざまなオリジナルグッズも並んでおり、「NOTHING BUT THE BOOKS=(本しかない)」とウィットに富んだキャッチフレーズに惹かれ、シャープペンシルを購入しました。
価格:360円(税込み)
購入場所:恵文社一乗寺店
【自分へのおみやげ】
足湯のハーブ
温かなイラストのパッケージにはいい香りがするハーブが内包されており、外からもほんのりやさしい香りが漂ってきます。京都で摘まれた薬草を足湯用の入浴剤として詰め込んだ温活グッズ。かわいらしいイラストの取扱説明書にも心躍りました。足先から温めてこの冬も風邪をひかないようにしたいですね……!
価格:880円(税込み)
購入場所:恵文社一乗寺店
古道具と暮らしの雑貨と喫茶 eight 木工の小皿とスプーン
古い道具を大切にする文化が根付く京都では毎月蚤の市が開催されたり、至る所にアンティークショップが点在しています。こちらの雑貨屋さんでも古道具を中心に取り扱われており、ディスプレイされた商品はキュンとするものばかりです。木工の小さな小皿とスプーンを購入。おやつタイムに使ってみようと思います。
価格:お皿 500円(税込み)、スプーン 300円(税込み)
購入場所:古道具と暮らしの雑貨と喫茶 eight
マイナーコードとシュクル パンのマグネット
レコードとレトロ雑貨を扱うこちらのお店では、店主さんが自ら制作するパンマグネットが大人気。実際にオーブンで焼いたパンにニスを塗って形成し、マグネットにしています。かわいすぎてどれにしようか迷いに迷いましたが、「ごまクロワッサン」と「いがぐりくん」の2種類を選択しました。冷蔵庫に貼って日常にトキメキをプラスします。
価格:各350円(税込み)
購入場所:マイナーコードとシュクル
わたしだけの「お気に入り」が
見つかるまち
観光客で溢れかえる京都の街の中心部は、賑やかで魅力的なお店が立ち並びますが、少し外れたエリアに行くと穏やかな日常が続いています。
下鴨地域の鴨川に繋がる小さな川「高野川」周辺の街の本屋さんやほっとひと息つけるカフェ、かわいいい雑貨屋さんなどが近ごろ注目を集めています。
自分だけのお気に入りを見つけたような感覚で満たされ、まだまだ開拓したくなる魅力的なエリアです。みなさんもぜひ、お気に入りを「下鴨」で見つけてみてください。
STAFF
photo / text:Ririko Saito