[2024/11.27]

旅のおみやげ

岡山・倉敷のおみやげ

岡山県の南側に位置し、穏やかな瀬戸内海に面している倉敷市。
工業地帯である水島や、デニムが有名な児島など、個性あふれるエリアが集まっています。

なかでも観光におすすめなのは倉敷美観地区。
まちを流れる川と柳並木、白壁の建物がつくり出す、美しい風景を楽しむことができます。

散策しながら気になったお店をのぞけば、帆布やい草から作られた雑貨やフレッシュな桃やぶどうを使ったスイーツなど、岡山の魅力にふれる機会もたくさんあります。

倉敷を訪れたのは11月の土曜日。
秋晴れの空の下、ゆっくりとまちを散歩しながら、岡山らしさが詰まったおみやげを探しました。

かつては物資を積んだ舟の往来でにぎわっていたという倉敷川。「くらしき川舟流し」では、かさをかぶって舟に乗り、白壁のまち並みを眺めることができます。

仕事仲間へのおみやげ

きびだんフィナンシェ 8個ボックス

きびだんごに使われている、きびをトッピングした米粉のフィナンシェ。プチプチとした食感がアクセントになっています。最初はビビッドな色合いの外箱に惹かれたのですが、桃太郎の登場人物たちがエッフェル塔や凱旋門と出合ったシーンを描いた個包装のパッケージもキュート。さりげなくシルエットで表現されているのも素敵です。
価格:8個入り 2,182円(税込み)
購入場所:はれもけも 美観地区本店

「nono white倉敷店」のフルーツ白玉あんみつ(1,200円)でティータイム。倉敷美観地区の中心部からは徒歩で数分。広々とした空間で落ち着いた時間を過ごせます

【友達へのおみやげ】

瓶入りシガーフライ

1944年に倉敷で創業した菓子メーカー「梶谷食品」のシガーフライ。ほんのりとした甘みと塩味のバランス、さくさくとした食感に手が止まらなくなるお菓子です。シガーフライがおめかししたようなラベルが貼られた瓶にも、きっと喜んでもらえるはず。くちどけのよい「コンガリサクサク」やあっさりとした「バタークラッカー」などの種類もありました。
価格:800円(税込み)
購入場所:café BISCUIT

mt upcycle ブルー×パステルグレー

いろいろな柄があり、つい集めたくなるマスキングテープは実は倉敷生まれ。倉敷美観地区には壁一面にマスキングテープが並ぶ専門店がいくつもあります。今回はコーヒーフィルターの廃材をリサイクルしたサステナブルなものをセレクト。メモを留めるなど、職場でも使いやすい落ち着いた色味にしました。
価格:374円(税込み)
購入場所:Kurashiki TANE

紋果 桃(紅茶)

岡山の銘菓であるきびだんごの元祖「廣榮堂」で見つけた桃の紅茶。フリーズドライ加工された岡山県産の桃が使われていて、パッケージを開けるとみずみずしい香りが広がります。ティーバッグなので、渡しやすく使いやすいのもうれしいポイントです。
価格:140円(税込み)
購入場所:廣榮堂 倉敷雄鶏店

「廣榮堂 倉敷雄鶏店」の店舗は明治時代の町屋を再生したもの。店内には喫茶スペースがあり、きびだんごや出来たてのスイーツを注文することができます。

【自分へのおみやげ】

ジャム大 岡山産白桃×岡山産ピオーネ

二つのフレーバーを組み合わせたジャム。白桃×ラズベリーやいちじく×ミルクなど魅力的なラインアップの中から、スタッフさんおすすめの白桃×ピオーネを選びました。2種類のジャムは混ぜても、奥までしっかりとスプーンを入れて別々に味わっても。朝ごはんでトーストを食べるのが毎日楽しみになりそうです。
価格:1,296円(税込み)
購入場所:三宅商店カフェ工房 土屋邸

両面コースター 大

古くからい草製品をつくり、世界中に送り出してきた倉敷ならではのコースター。さまざまな色や柄のものがあったのですが、和食でも洋食でも食卓になじんでくれそうなブラウンがお気に入りです。ティーポットやフラワーベースの下にぴったりの少し大きめサイズです。
価格:660円(税込み)
購入場所:日本郷土玩具館

ミニレターセット ももたろう

おみやげにひとこと添えるのに使いたいミニレターセット。桃太郎は鬼退治をしたはず……ですが、ここでは仲よく家に帰ってきているようです。鬼の背中をそっと押す桃太郎や驚いたようなおじいさんとおばあさんの表情がかわいらしく、ほっこりとした気持ちになれそう。
価格:363円(税込み)
購入場所:如竹堂

日が暮れるにつれて、軒下には少しずつあかりが灯りはじめます。

ノスタルジックな風景に
からだと心をまかせて

倉敷美観地区の中には、西洋の美術作品を展示する「大原美術館」や、レストランやホテルが入った「倉敷アイビースクエア」も。
ローマ神殿のような重厚感のある建物やレンガの質感も、白壁のまち並みにそっと溶け込んでいます。

旅先ではあれもこれも、と予定を詰め込んでしまうことが多いのですが、今回は一日かけてゆっくりと倉敷美観地区を散策しました。

まずはその土地ならではの風景を楽しんで、食べるものも、のぞいてみるお店も、その日に決める。
まちに流れるノスタルジックな雰囲気に包まれて、豊かな時間を過ごすことができました。

※販売価格については、2024年11月時点のものです

STAFF
photo / text:Fumiko Tokimori