海と山がとっても近く、自然豊かな坂の町「塩屋」。

神戸の西側に位置する、穏やかな町です。古代から、この地で塩が作られていたことに由来するこの地名。今でも手仕事や、地域の人々のつながりが色濃く残っています。

神戸の中心地からは電車で約20分ほどとアクセスもよく、車窓からは水平線をゆっくりと眺めることができます。
改札をでるとすぐそこには心をくすぐられる細い小道。個性豊かな商店が軒を連ねています。

今回は、そんな塩屋を散策して見つけたおみやげをご紹介します。

【仕事仲間へのおみやげ】

塩海苔

塩屋の海で収穫された海苔をつかった塩海苔。藻塩とごま油だけのシンプルな味付けが、ごはんに合う！おやつ感覚で食べだすと止まらない味です。仕事仲間には、お弁当の時間に塩海苔をおすそ分け。同じもの食べて「おいしいね〜」と時間も食も共有できるのはとってもしあわせなことですよね。
価格：780円（税込み）
購入場所：塩屋heso.

【友達へのおみやげ】

シオヤチョコレート　GHANA ZAKUZAKU

塩屋にあるチョコレートの専門店の「シオヤチョコレート」。カカオ豆の焙煎からチョコレートの製造まで、塩屋の工房で一つひとつ行われています。お店にはカフェスペースもあり、ホットチョコレートやチョコソフトクリームも楽しめます。今回購入したガーナチョコレートにも種類がたくさんあり、ZAKUZAKUはカカオ豆を粗く挽いてザクザク感を残しているそう。パッケージも手づくり感があってかわいく、おみやげにぴったりです。
価格：648円（税込み）
購入場所：シオヤチョコレート

WANDA CURRY　タイカレー

駅を出て、くねくねと細い路地を進むとカレーのよい香りが漂ってきます。ワンダカレー店は、2008年からここ塩屋の地でカレー屋さんを営んでいらっしゃるそう。レトルトカレーにも種類がたくさんありましたが、今回は定番の「タイカレー」を購入。中には、カレーと塩屋町を題材にした短編も入っています。食べて、読んで、塩屋を感じられるおみやげです。
価格：1,000円（税込み）
購入場所：塩屋heso.

【自分へのおみやげ】

Shiho HANDMADE SOAP

“なんでも石けんひとつで洗い、天然オイルで保湿するシンプルな生活”をご自身で実践されているというShihoさんのハンドメイドソープ。植物オイルを石鹸へとじっくり変化させ、乾燥する「コールドプロセス製法」で製造されているんだとか。ブルーのお色は、塩屋の海をイメージして色付けされたそう。その土地ならではのものづくりを意識されているのも、塩屋のお店の魅力だなと思います。
価格：1,430円（税込み）
購入場所：siika（海角2F）

ほどよい暮らしをもとめて

都会は毎日景色を変え、より効率的な生活が求められているように感じる日々。
ちょっと旅にでようと神戸空港から飛行機に乗ったとき、なんだあの特殊な場所は！と咄嗟に写真を撮りました。それが、この写真です。調べると「塩屋」という場所でした。

神戸の中心地からほど近いのにも関わらず、景色はがらりと変わります。
町の風景からも、そこに暮らす人々からもどこか懐かしくあたたかい雰囲気を感じます。

自然が近い暮らしと都会の暮らしというのは両極端のようにも思えますが、そのどちらもが程よい場所が「塩屋」なのかなと思いました。